2017年2月26日日曜日

国家試験

本日は、はり師・きゅう師の国家試験だそうです。

意外と知られていませんが、はり師ときゅう師は別の免許です。鍼灸師と呼ばれるせいで同一の免許と思われているかもしれません。

まれにですが、はりのみの免許の方もいらっしゃるのではないでしょうかね。

共通の科目と、はりときゅうの専門科目に分かれています。当たり前ですが2枚の免許証があります。



はり師・きゅう師免許証 画像

さらには、国家資格です。

民間の資格と思われている方もいるようですけどね。たまにですが、患者さんの中にも、自分でやれればということで、資格を取ろうと思う方もいるようです。3年学校に行く、授業料などで、あきらめる方がほとんどです。数カ月で免許を取れると思っていたようですね。


私が国家試験を受けたのが9年前になります。早いもんです。試験自体は、80点以上だったかな?覚えていませんが、それをクリアすれば合格なので、きっちりやっていれば難しいものではありません。

緊張はしましたが、3年きっちり授業を受けて、試験対策の勉強をしたので、落ちるとは思っていなかったと思います。大学受験や就職試験のほうが、ふるいにかけられている感じは強かったように思います。

今日はいい天気ですね。また、たくさんのはり師・きゅう師が誕生し、競争が激しくなりますね。(笑)



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2017年2月25日土曜日

緊張する

緊張するときは様々です。



うちの子供は、牛乳をコップに注ぐ際がマックスかもしれません。牛乳をこぼし、嫁に散々怒られていたせいか、プルプルと緊張し、それでまたこぼす...。悪循環です。(笑)

ママに怒られる...。

もらしたた一言が責任の重大さを物語っていました。

これは、うちの一例ですが、皆さんそれぞれ緊張することというのはあると思います。上の例からもわかるように、緊張すると誰もがいつもの動きをできません。

手元も狂いますし、正常の判断もできません。呼吸は短くなります、或いは止めているかもしれません。体にいいわけありません。
これが常態化していたら、なおさらよくありません。緊張すると体温は低下しますし、血流は悪くなりますし、自律神経も乱れます。

ただ、緊張がなさすぎもよくない。

うちの息子の例でいくと、牛乳をこぼしまくります。それでいいんだという意見ももちろんあるでしょうが、毎回洗ったり、洗えないものにこぼした際の対処は大変です。それを許す時間も余裕もないのが現状でした。


言っていることは普通でも、声のトーンがきつい。

これだけでも、体は緊張するそうです。ピリッとと緊張感がうまれます。間に冗談や柔らかいトークでも入ればいいかもしれませんが、ずっと同じ調子だと大変です。

日本の学生スポーツなんかはこれに当てはまるかもしれません。短期間での成果を求めるために、軍隊式のスパルタ指導が手っ取り早いということで、口調や態度もきつくなってしまいます。

高校時代のうちの顧問も怖かった。(笑) 一緒にいる時にリラックスしていたことは一度もないんじゃないでしょうか。

会社なんかで置き換えたらどうでしょうか、常に厳しい目で監視され、厳しい言葉をかけられていたら。



緊張しっぱなしで、疲労感は増しますし、筋肉は硬くなります。体温は下がります。血流は悪くなります。自律神経は乱れます。

肩こりが解消されない。疲れが取れないという方。マッサージをしても、鍼をしても運動をしても解消されないという人は、こういうことが当てはまるかもしれません。

自分では、意識していなくてもついつい口調がきつくなっていたり、棘のある言葉を選んでいたり、感情がこもってなかったり。平気そうであっても実は弱かったりするものです。日本人は、言葉に表現するのが苦手だったり、態度や体で表現するのが苦手であったりします。


治療は鍼だけではありません。患者さんとの会話やコミュニケーション、話し方、わかりやすい言葉、説明、治療所の雰囲気、においや香、音楽、照明、色、温度、ベッド、言い出したらきりがありませんが、そういったものトータルが治療だと思っています。

ロックがガンガン流れるBGMより、ボサノバやハワイアンのようなBGMのほうがリラックスできます。会話で一つ一つ否定されたら気持ちのいいものではありません。

尖った治療(笑)だけに、いかに丸く、かつ的確に。

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2017年2月24日金曜日

プレミアムフライデー

 国が推進する月末の金曜日は3時前後の退社で、停滞する消費を促そうとするものだそうです。

個人事業者には、まったく縁のないものですが、皆さんの消費が促されることを期待しましょう。


早く終わるから鍼灸院に行こう!ってなる人が、いるのかいないのか。


予約の際にプレミアムフライデーでって言っていただいたら、何かプレミアムなものをサービスしましょかね。うちでプレミアムなものって、特殊な鍼ぐらいでしょうか?

それは一般の方には、きついと思いますので、施術後のマッサージを少し長めにさせていただきますね。リラックスしてください。





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2017年2月19日日曜日

ファイテンの謎 画像
ファイテンの謎

□効いている人と効いていない人

昔ほどつけている人は少なくなったと思いますが、それでも一定の人は使用しているのではないでしょうか。気になっていた本がネットに出ていたので読んでみました。今更感はるかもしれませんね。(笑)

鍼灸院なので、肩こりの患者さんも多いわけです。慢性的にコリのある人が、ファイテンの商品を首につけていて、施術前に外されるということも目にします。

それどうですか?

う~ん、よくわからんけど、とりあえずつけてます。


今まで、肩こりや頸のコリで、ファイテンの商品をつけている人に聞くとほぼ100%この回答でした。(笑)当然ですよね。効いている人は鍼灸院に来ませんので。

まぁけど効果はあるんじゃないでしょうかね。

それとは逆に、すごく効果があります。という例もいくつかあります。効果があるという方は、ほぼスポーツをやるかたです。

代表的なのがスノーボーダーのお話し、その方はネックレスではなく、シャツや靴下、ストッキングなどを愛用されていました。

筋肉痛、筋疲労などの、回復具合が全然違う。

断言されていました。またうちの治療後の疲労、鍼の違和感の軽減になるともおっしゃっていました。

ほほ~って感じですね。ないときのことを思うと、不安だろうなと心配になってしまいます。

□効果とは?
この本で、その謎が解明されているんか、あるいはファイテンが作らせている怪しい内容なのか、そんなのに興味をいだいていたんです。

ただ、読んでみると商品自体のことよりも、


"効果とは何か?"


"効く効かないってどういうこと?"


"私たちが服用する薬のほとんどは、その効果が発揮される「カラクリ」は解明されていません。極端な話、薬は効けばいい。"


大学でこういったことの応用ができないかなどを研究している先生の話が興味深かったですね。



人間で効く効かないなどを実証するのは、非常に難しいそうです。みんな同じように効いてこそ、効果があると実証されます。

条件が一緒でないと、科学的ではないので、その条件を一緒にするということがなかなかできない。同じ人間はいないし、環境要因同じにすることはできない。

効果を実証には、マーカーを設定する必要があるわけです。

血圧があがる。
体温が上がる。
血糖値が下がる。

ただ、効く効かないに関していうと、肩こりがよくなる。痛みが取れる。疲れが取れる。よく寝れる。

人によって実感する効果は千差万別です。それは、科学的ではないわけです。


エビデンス、エビデンスと言われる昨今です。鍼にしても様々な研究がされています。気の存在は証明できていなかったり、鍼を直接刺すということをするので、刺してない鍼、刺さない鍼、いわゆる二重盲検ということが難しい。

血圧に変化がでたり、体温に変化がでたり、様々が変化が起こります。

肩こりといっても、様々な肩こりがあります。
姿勢の問題、疲れ、ストレス、同じ作業・動きをする、筋力の問題など、それを一定条件にはできないので難しいということです。

さらに、鍼というのは人によってやり方が違う、これも当たり前なのですが深く刺す人、浅く刺す人、刺さない人。太さ、長さ。

同じ肩こりの治療といっても、同じようにやっているわけではありません。原因は頸から?背中?腋?目?腰?顎?血圧?ストレス?

様々ですよね。

なので、やはり科学的なものに当てはめるのには限界があります。これは、人間が科学的でないから仕方のないことです。

□はりだからできること
はりきゅう 画像

鍼は、わかりやすいです。その人が求めている効果、求めている以上の効果があるかないかです。ただ、いかがわしすぎてもダメ、まったく根拠がなくてもダメ、難しいですね。


”痛みが取れるか取れないか”

"しびれが取れるか取れないか"

"楽になるかならないか"

"眠れないのが眠れるようになるか"

"挙がらなかった手が挙がるようになるか"

触って筋肉が柔らかくなっていても、本人が硬いといえば硬い。可動域に明らかな変化があっても、本人の思っている可動域でなかったら、効いていない。
見た目は左右差がなくなっても、微妙な違和感があって、それが気になるのであれば効いていないということになります。

西洋医学では、血液検査の数値、レントゲン、MRI検査などの、画像所見などに異常が見当たらなければ、いくら痛みがあったり、症状があっても病気としてみなされません。問題ありません。といわれるだけです。

私たち鍼灸は、そういった患者さんのほうが多いので、原因不明は当たり前です。原因不明でも痛みがある以上、なんらかの原因となるものが存在します。それを探り、それをやっつけられるかです。

効果がでればいい

それでは再現性がなくなります。今回のやつが効いて、前回のやつがなぜ効かなかったのか、この人に変化が出て、この人にはなぜ変化が出なかったのか。

どんな人に対しても、ある一定の効果をだす。当たり前のことですが、難しいものです。

なので、日々検証です。


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2017年2月14日火曜日

お灸比較

ファロスの方から、お灸の試供品をいただいたので、院内にあった大和漢さんのお灸と比べてみました。

鍼やお灸といっても、作っている会社、販売している会社が沢山あるので、商品の質、材料、価格、日本製or中国製、受けたときの感覚、使っている時の感覚など、微妙に違います。










 初めは、箱に書かれいるお灸の熱感のレベルを見て、同じくらいのものを比べてみました。
2社とも、上から2番目のレベルです。

どんなもんやろ?微妙に熱さが違うな~とか、燃えた後の肌の紅斑が違うな~とか、そんなことをみていたんです。それで、色々とみていたら、むむっ?

下がファロス社製「富士山灸」


こちらは、大和漢社製「極」
大和漢HPより引用

似たような感じなんですよね。うーん。間違わないように似た色にしたのか、中国の同じ工場で作っているのか、お灸の体感も大きく違いはないので、まぁまぁ。(笑)

当たり前ですが、どちらともお灸としての品質は問題ありません。微妙な好みの違いはあるかもしれませんが、大きな違いはわかりませんでした。

こういった、鍼灸の道具というのは、師匠が使っていたもの、職場で使っていたもの、なんとなく、それぞれを深く比較したことはなかったので、いい機会なのでどんどん比較をしていきたいと思っています。

知り合いの先生にお話しを聞いてみても、それぞれ感じ方が違ったり、視点が違ったり、細かいところを視ていたり、非常に面白いです。

今後、どんどん比較していい物、自分に合うものを見つけていきたいと思います。



2社ともに、「強」を試してみました。すこぶる熱さで、つんと刺すような痛みも感じます。台座があるので、やけどはありませんが、人によって凄く熱く感じるので、強を使用する場合は注意してください。

とりあえず、指先がすこぶる温かい。(笑)


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2017年2月13日月曜日

ファロス


とあることがきっかけで、鍼の製造販売メーカーのファロスさんとお話しする機会がありました。ぼくら現場の鍼灸師は、メーカーの方と直接お話しする機会がほとんどありません。鍼やお灸というのは、メーカーから直接買うわけではなく、代理店から購入しますので、接する機会がないんですよね。

鍼灸の受療率をどうあげたらいいか?製品についての要望やアイデア、鍼灸業界の現状など、いろいろと考えてくれています。

業界の当たり前は、一般的には非常識だったり、施術者だからわかることなど、なにかヒントがあるんじゃないかというように、熱意を感じましたね。

今までのフィルターを取り除いたらいいものができるかもしれません。僕らも当たり前に使っているものに、疑問や関心をもって、よりよいものをかんがえないといけませんね。そういったことを、どんどんメーカーに届けていいものを作ってもらわないといけませんね。




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2017年2月10日金曜日

昨日の名言

クラシックバレェ 鍼灸 画像

 ”からだのメンテナンスは、メンテナンスっていうからダメなんです。メンテナンスじゃなくて練習なんです。”

昨日いらっしゃったプロのダンサーの言葉です。

”からだが硬くなるからケガをする。体が硬くてやれる動きができないから無理をする。体が硬くなるからパフォーマンスが落ちて引退する。その踊りができないのは、才能がないからじゃなくて、硬いからできないだけなんです。

鍼をしてインナーマッスルを緩めると、できなかった動きができるようになる。可動域が広がる。筋肉のコンディションがよくなる。けがもしなくなって、違う動きや踊りができるようになる。

これって必要不可欠でしょ?だから練習なんです。

みんな絶対やらないといけないんです。フォーカスされていないし、あまりにも軽視されているのに驚いています。だから、僕は踊りを練習するのと同じように鍼の治療が重要なんです。からだのメンテナンスは、メンテナンスっていうからダメなんです。メンテナンスじゃなくて練習なんです。”


どの競技にもいえることで、自分のコンデイションをよくすることが重要なことがわかっていても、練習より体のメンテナンスを後回しにしがちです。

練習はからだが悲鳴をあげるほどやっているのに、からだのケアはほとんどしない。そりゃパフォーマンスは落ちます。疲れ知らずの10代じゃないんです。成長がとまり、老化一直線です。衰える一方です。

とくにダンスの世界は、こういったことが遅れているそうです。芸術要素も合わさるからか、スポーツとしてとらえられていないことがあるかもしれません。

スポ根の塊のような野球ですも、プレー後のアイシングやクールダウン、あるいは効率的なトレーニング方法など、日々進歩しています。しかし、クラッシックバレェやダンスの世界は、そういった要素を取り入れていることは少ないそうです。練習に関しても、決められた型を反復練習。

私も小学校の野球で、肩や腰を痛めました。その時の指導者が悪いわけではありません。ただ知らないことが多すぎたのでしょう。才能ある方がケガや故障で競技をあきらめずにすむように、何か協力できればと常々思っています。

痛みがないと、日々のメンテナンスに鍼灸を取り入れる方は少ないのが現状です。少しでもパフォーマンスが上がるように、鍼灸を体感していただければと思います。

筋肉が緩まることによるメリット
血流がよくなる。血液は体に不可欠なガソリンです。栄養、新鮮な酸素を全身に送ります。酸化した血液、疲労物質、痛みの物質は排出されます。

栄養が吸収されやすくなります。筋肉が硬くなって、血管が縮まっていたら、必要な栄養が筋肉の細胞にいきわたりません。いくらいい食事、栄養を摂取していても、受け入れ側に問題があれば台無しです。

ケガをしにくくなります。硬くなるとそれだけで本来の動きができないので、かばっていたり、無理な姿勢で動くことになります。上がる足が挙がらなければ、何かにひっかるリスクは高くなるでしょう。違う筋肉にも頼らないといけないでしょう。肉離れや捻挫といった軟部組織の損傷リスクが少なくなります。

オーバーユースの心配が減る。オーバーユースによるスポーツ障害のリスクが軽減されます。筋肉が硬くなり、無理に力をいれたり、フォームがアンバランスになったり、思う動きができないから頑張りすぎたり、そういったことをしなくなります。ケガ、オーバーユースの心配がないと、競技に集中できます。

体温が上がる。血液は熱を運びます。それに伴い、体温が上がり免疫もアップし、風邪や病気になりにくくなります。代謝がよくなるので、内臓の調子もよくなり消化吸収がよくなります。

あらためていいことばかりです。特に何かスポーツに取り組んでいるかたは、もうちょっと動かしやすくしたいとか、緩めたいという思いがあるかもしれません。そういったもう一息の部分は、深部の筋肉がゆるまり、血流がよくなれば、解消されるでしょう。

鍼の刺激は、ズーンときたり、ズキーんときたりしますが、注射針のような痛みではありません。是非体感していただければと思います。

そうそう、他の名言は、

「旅の醍醐味は陸路でしょ!」

「鍼は痛くないと効かないよ!」

です。(笑)

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2017年2月9日木曜日

不具合

使っているiphoneが圏外病に…。

なんやねんそれ?ですよね。要はネットに繋がらなくなります。とは言ってもWi-fiではネットに繋がるので完全につながらないわけではないんですけど。

スマホには、各キャリアからSIMカードを差し込んで使うのですが、それを認識するしない、あるいはiophone自体の問題など、もろもろ原因があるようです。

iphoneの圏外病についての詳細はこちらから

今回で3回目でね。1回目は上の記事を参考に初期化したら復旧したんですけど、2回目は色々試して復旧しなかかったので、Appleのサポートに持っていきました。

それによると、SIMカードを差し替えると、問題なく使えるので、iphone本体ではなくSIMカードの問題の可能性が高いとのこと。

パソコンを使ってのシステムのチェック?初期化を試してみるのもいいようですが、最悪不具合があった場合に、プログラムを強制終了して使えなくなるとのこと、最終手段ですとおっしゃっていました。桑原桑原

さわっているうちに使えるようになりましたので、そのまま終了。

ということで、今回はもうさすがにということで、SIMカードの交換をしていただきました。

なんだか。

ふと考えると、ひと昔前の家電や車やバイク、生活に関わる様々なものは、そこまでデジタル化されていなかったので、少々のトラブルがあっても、何かで代用ができたり、自分で修理ができたり。

或いは、故障や不具合に対しても、そこまで神経質にならなかったように思います。

とりあえず叩いとけ!

この角度やったら使えるから、この角度を維持してとか

あきらめというか、許容範囲というかね。なんとなく悠長に構えられていたような気がします。

手帳に使ったり、予約のチェックをしたり、LINEを使ったり、重要なものが使えなくなると、かなり不便に感じます。一応サブのスマホはあるのですが、機種が変わると随分と使い勝手が変わります。


パソコンにしても、マイクロソフトのアップデートのせいで、使い勝手が悪くなったり、やたらと唸ってファンファン言っていたり、妙な不具合があったり、設定が変わっていたり、まぁまぁなんだかデジタルなものの不具合が気になる今日この頃なんです。


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2017年2月7日火曜日

メンテナンス

鍼灸施術 画像

昨日の朝から、喉がイガラく、鼻水が出て、体のだるさが出てきていたので、風邪かな~と、夜に子供にローラー鍼で背中をコロコログリグリやってもらいました。

コロコロが段々とグリグリ、そこから横に擦りだすので、「痛い痛い」と言うと、爆笑され、「このあたりを上下にコロコロやって」って伝えて、またコロコロ、グリグリ「痛い痛い」、爆笑。

この繰り返しでした。とりあえず、父親が痛がる姿はたまらんようです。

「パパは、お仕事でいつもこんな感じでやってるの?」

なんて聞かれました。

「コロコロはやってないで、それは子供用やからね」「今度本物の鍼をやったろか?」「えー怖いから遠慮しとく」

そんなことを言われました。(笑) 横浜の時は、帰ってくるなり施術室に入ってきて、カーテン越しに覗いていたこともあったので、どんなことをやっているかは理解しているようです。


さて、上の画像ですが、見学者の学生さんに施術をやっていただきました。

難しい理論は置いておいて、反応診て自分の思うようにやってもらいました。とりあえず鼻の通りはよくなっています。一般には知られていますせんが、風邪の諸症状にも鍼灸は効果があります。

さて、明日の体調の変化が楽しみです。


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2017年2月6日月曜日

はりがこわい?

 鍼灸師は、はりを受けることが苦手。

あまり知られていませんが、わりとよくある話なんです。鍼灸師といっても純粋に鍼灸の免許の人もいますし、あん摩マッサージ師、柔整師の資格を有している人もいます。鍼灸を∔αとして保有している人もいるので、まぁなんとも言えません。ただ、鍼灸師と話をしていてもちょくちょく聞く話です。

最近、見学にいらっしゃっている学生さんも、苦手みたいなことを言っていました。

考えれられるのは、受けた鍼が痛かった。

初めての印象というのは、強烈に残ります。鍼灸の学生時代、鍼の練習は専ら生徒同士です。覚えたてのぎこちない手で、鍼をするもんだから、それは痛い。(笑)

この痛いというのは、鍼を受けたことがない人も想像できる、鋭利な痛さです。チクッっというやつです。あれを経験するとやっぱり苦手になってしまいます。上手な人にやってもらうと違いますが、下手同士です。痛みに耐えながら練習です。

学生時代、家族や彼女にやって、嫌がられたものです。

初めてうちで鍼を受けた方が

「先生の鍼はズンズンきますが、刺されるときの痛みはないんですね。」

っておっしゃる方がいます。ゴッドハンドでもなんでもありません。これは、上手い下手というよりも、体を理解しているかどうかなんです。

皮膚や体表というのは、敏感です。つねられたり、ナイフで切ってしまったり、かなり痛いですよね。


それに引き換え深部というのは、漠然とした痛みになります。指で強く押さえられても、表面が痛いだけで奥が痛いわけではありません。


つまり、この表面をいかに回避するかが重要になります。


・押手
・鍼管
・真っすぐ打ち抜く

鍼灸施術画像

・押手
左手の人差し指と親指で鍼管を支えて、皮膚に触れています。この触れていることにより、患者さんの意識は、ピンポイントにならずに分散されます。

・鍼管
鍼を皮膚に入れる時に、この筒を使い、出ている鍼をたたきます。
◎鍼の安定ぶれるのを防止
◎管をあてることにより、意識をフォーカスさせない

鍼管 画像

鍼管の面 画像


・真っすぐ打ち抜く
まっすぐ、上からあてないと、鍼がぶれて安定しません。さらに肝となる、痛みを感じやすい皮膚表面を一瞬で打ち抜くということになります。



ということで、びびっていたり、ためらっていたり、力が入りすぎていたり、安定していなかったり、色々な要素で痛みを感じてしまいます。

もちろん、これをやっていても敏感なところに当ることもありますので、まれに鋭利な痛みを感じます。それは許してくださいな。


ということで、自分が下手な人、相手が下手な人にあたると、鋭利な痛みを感じたり、鋭利な痛みを感じさせたらどうしよう??とびびってしまうことになります。

生徒同士でやると、そういう理由から痛いんです。そういったトラウマ?があるから苦手になるのかもしれません。

ちなみに、私は鍼をうけるのは苦手ではありません。いい先生にやってもらってきたというのがあるかもしれません。

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2017年2月4日土曜日

腰痛と腹筋

 皆さんがやる腹筋運動というのは、皆さんがイメージする腹筋(腹直筋、腹斜筋)を鍛えているわけではありません。

この運動をした時にメインで使う筋肉は、腸腰筋です。うちの治療でおなじみ腸腰筋ですね。腸骨筋と大腰筋を合わせて腸骨筋といいます。

 
上の写真は、骨盤、腹部を前からみています。真ん中の骨が背骨(腰椎)と仙骨です。横に広がっている骨が骨盤(腸骨)です。下に見える左右の骨が大腿骨ですね。

・股関節の内側と背骨(腰椎)につく筋肉が大腰筋
・股関節の内側と骨盤の内側につく筋肉が腸骨筋


お腹を固定して足を挙げる
足を固定して上体を挙げる

どちらでも腸腰筋が作用します。腸腰筋の腰痛がある人、腸腰筋の緊張が強い人は、腹筋運動をやると腰痛がひどくなる場合があるので要注意です。気を付けてくださいね。

女性がやるピラティスでも、こういった動きが多いですよね。最近、産後のマタニティケアでピラティスをやってぎっくり腰になったという方が治療にいらっしゃったことがあります。

通常の足上げや座位でも腸腰筋を使用しています。こちらが弱ってきたり、疲れがたまってくるとぎっくり腰になったり腰痛になったりします。

日々使っているインナーマッスルなので、ストレッチや体操をしてほぐしておかないといけません。




曲げるのとは反対のほうにすればいいので、こんな感じです。普段から入念にやってもらいたいストレッチです。

それと、忘れがちというか、そういう意識で考えたことないと思いますが、腰は関節だということを意識してほしいんです。

腰=大きな関節

筋肉がついていて、可動域もあって、椎間や股関節に関節包もあります。当たり前すぎて関節という意識がないと思うんです。

しかも、足を挙げたり、体を固定したり安定させたり、座っている時も使っていたりで、常時使用しているので、筋肉に疲労がたまりやすい。

同じ動きや同じ姿勢をしているということは、可動域も制限されてきます。腰の可動域、柔軟性がないと、関節にかかる負担は増えます。

両足からくる筋肉を、1本の背骨で支えています。どうです?

そりゃ負担きますよね。だから腰痛の人が多いんです。

でそれを緩めるというと、ストレッチや体操だけでは限界があります。ましては、深部の腸腰筋はマッサージでのアプローチも難しい。

昨日いらっしゃった患者さんは、理学療法士でかつクラシックバレエをされています。その方が自分でほぐすのには限界があると言ってらっしゃいました。体操やストレッチ、整体などいろいろやったけど、もう一息がっておっしゃっていました。

そんな時に、はり治療は効果的です。ダイレクトにあてることができるので、インナーマッスルをゆるめるのには最適です。

ダンスやバレエなど、コアな筋肉を使う人はぜひお試しください。






 
 
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2017年2月3日金曜日

節分


 今日は節分ですね。冬から春に変わる日です。

実際、太陽が昇るのが早くなって、陽が落ちるのが遅くなっています。私は冬が苦手なので、早く春がきて夏がきてほしいです。できるものなら冬眠したいくらいですからね。

うちの玄関にも邪気払いとして、柊をつけておきました。さすがにイワシはね。

柊のトゲトゲが邪気を払うといわれていますね。

鍼もとげとげといえばトゲトゲなので、病気という邪を払うのに適しています。皆さんの邪気を日々払わせてもらっています。

さて節分、季節の変わり目ですね。季節の変わり目というのは、体調を崩しやすい。人間も自然の一部です。そういった季節に合わせて体を調整しています。

冬はできるだけ、活動を抑えて省エネですごすようにします。そこから、春に向けて活動的な体にもっていきます。この変わり目は、からだも春仕様のからだへの移行期なので、不安定になります。そのため、ウイルスの影響を受けやすかったり、体調を崩しやすかったりします。

さらにこの時期は、年末年始の疲れが出てくる頃です。生活のリズムが乱れた状態から整ってくるんだけども、季節の乱れがくるから落ち着ききらない状態ですね。

早く通常のリズムに戻すことと、春に向けてからだを活動的にもっていくことが大事になります。

結局自分の体を安定させないと、調子は上向いていかないので、そういった調整に鍼灸を使っていただけるといいと思います。

今日はいい天気になりそうです。



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2017年2月2日木曜日

お灸をお試し



【2月のほっこり企画】

寒い日の冷えた体を温める、お灸の施術を体験していただこうと思います。

熱い、恐いイメージかもしれませんが、ポカポカ温かい、心地のいいお灸もあります。

せんねん灸タイプのお灸と鍼の上につける灸頭鍼のどちらかをお試しいただけます。通常は施術料金にプラス500円のところ、100円でお試しいただけます。

この機会にお灸の魅力を体験してください。



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