2018年11月22日木曜日

予約

電話予約、メール予約、メールフォーム予約、ライン予約、ポータルサイトからの予約

うちは、色々な方法で予約が可能です。

うちで多いのは、ライン予約です。日本人のほとんどがラインを利用しているので当然といえば当然かもしれません。しかも、うちの患者層は鍼灸院としては若いほうです。30代~50代がメインです。スマホをお持ちの世代です。

・時間を気にしなくていい
・手間がかからない
・施術者への気遣い(施術中、取込み中などを考慮)
・電話が苦手

こういった理由かもしれません。

ラインをしているが、逆に面倒だから電話しかしないという方もいます。こういった方は、年齢が高い傾向がみられます。

患者さんとは話していても感じますが、年代によって考え方や趣向などが全然違います。数十年したら、また大きく世の中が変わるんじゃないかと思ってしまいます。


さて、たまになのですが、予約されているのに連絡もないまま、来ないかたがいらっしゃいます。ドタキャンというやつです。

10年くらいやっていると、そういった方の傾向が電話でのやりとりでなんとなくわかります。そういったかたってほぼ電話です。

共通するのは
・いつ予約とれますか?
いつでもいいので、いついけますか?と聞いてきます。こちらから、いつ希望ですか?と聞いても。いついけますか?と聞き返してきます。
ラインでも1回だけありましたが、同じようにいついけますか?というメッセージでした。

・美容鍼の予約
ほぼ女性です。なぜかわかりませんが。

・当院のことをあまり知らない
通常の場合、ホームページを見ている方がほとんどなので、そこからほとんどの情報がわかります。
初めての方は、怖かったり、不安だったり、料金、場所など気になることがいっぱいなので、topページ、料金、アクセス、プロフィール、このあたりをチェックされます。チェックされてから予約をするので、予約の段階ではある程度こっちの情報はわかっているはずです。
紹介の方で知らない方もいますが、そういった場合は話しているとすぐにわかります。

・会話のキャッチボールができない
なんとなく微妙なんです。なんでしょうね。ざわつく感じです。

一応、そういった方の対策として緊急の連絡先をお聞きします。それで防げる場合もありますが、それ以外はかけなおしても取られません。

何かの嫌がらせか、単にどうでもよかったのかわかりませんが、一人でやっているので勘弁願いたいです。


大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
吹田市豊津町18-4ウイニング・パラ江坂1B
電話:06-6821-3000

2018年11月16日金曜日

神経分布と筋肉

医道の日本11月号に『なぜ「小児はり」は「特に小児に効く」のか』という記事がありました。

小児の神経分布が成人よりも多く、小児の皮膚は成人の皮膚よりも数倍敏感なので、軽度な皮膚刺激でも十分効果があるとのこと。

それは置いておいて、その後に書かれていたことが、うちの鍼にピッタリの内容でした。

・思春期になると筋繊維の量が増え、神経と筋肉間の連絡が発達する
・脳や脊髄、自律神経に伝わる感覚神経の情報のうち、筋肉由来の情報の割合が増える

筋肉量や筋肉と神経間の連絡が増えると、筋肉由来の痛みの悪循環と交感神経の過活動(自律神経の失調)が起こりやすくなり、不定愁訴となって表れるとのこと。

疲労や寝不足、ストレスなどは、交感神経の過活動状態になります。筋肉の緊張も高まります。筋肉の緊張は連絡が発達した神経を介して脳に伝わり、痛みや凝りとして強く認識されます。

鍼灸院に来院される患者さんのほとんどが、このような負のループに陥っています。原因となることをやらない、減らすといったことが必要ですが、そういったことができきないのが現状です。


ラットの実験で皮膚刺激よりも、筋肉刺激の鍼のほうが心拍数の減少が起こりやすいとのことがわかっているそうです。
心拍数の減少は、交感神経の過活動が抑制されていることを示しています。
筋肉が発達するほど、筋肉にアプローチする鍼の効果は大きくなると書かれていました。

スポーツをする人には、鍼の数が多くなりますが、理にかなっていたということですね。

鍼の数でびっくりされることも多いですが、鍼を打ってから置く時間が長いことにも驚かれます。他では打ってすぐに抜いて繰り返す。10分くらいがほとんどだそうです。

筋肉にアプローチした場合は、30分~40分くらいおいたほうが効果的です。

心地よくいびきをかいて、寝ているかたも多くみられます。そういった状態は副交感神経優位の状態なので、よりリラックスしている証拠です。

そういった状態になっていない人は、まだまだ緊張している証拠ですね。

大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
吹田市豊津町18-4ウイニング・パラ江坂1B
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2018年11月14日水曜日

お知らせ

11月18日(日)の午後診休診とさせていただきます。
11時最終受付。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

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2018年11月3日土曜日

太もものピリピリ


いつもの腰痛とは別で、太ももの外側がピリピリするんです。

何もしなくてもピリピリしますか?動作に関係ありますか?触ってみてどうですか?コルセットはしていましたか?

神経には体の中を通る神経と、皮膚表面を通る神経があります。今回の症状は表面を通る神経がこすれたり、圧迫されたりすことによって出た神経痛です。

場所的に、外側大腿皮神経がダメージを受けていると考えられます。コルセットを常時使用している人に多くみられます。

早期にわかれば、施術するまでもなく、コルセットをしなければ症状は治まってきます。

この方も、コルセットを骨盤で巻いていたとおっしゃっていました。

これらに対して鍼灸施術を行っていませんが、帰るころにはおさまっていました。


大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
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2018年11月2日金曜日

冬支度

朝晩、ぐっと気温が下がってきました。

季節の変わり目は体調を崩す方が多いですね。気温、気圧、湿度、全てが変わるので、体には相当なストレスがかかります。健康な方は、それらに耐えられるからだを持っているので気にはならないかもしれません。

うちの患者さんで透析センターにお勤めの方がいます。透析ですから腎臓に関わりがあります。腎臓は血液のろ過をしています。

その方に、この時期の患者さんの体調はどのような感じですか?と聞いたところ。
季節の変わり目は血圧が乱高下するとのこと。

先ほど挙げた、気圧や気温、湿度が影響するのはもちろんですが、夏に汗をかいて水分を補給するという循環があったものが、汗をかく量が減るということで、血液の濃度が濃くなるということが影響するんじゃないかとおっしゃっていました。

秋こそ、水分補給、運動が大事なんだということがわかります。

さて、うちの院も冬支度です。

ベッドにホットカーペットを入れました。去年は11月5日に入れているので、3日早い冬支度となります。冬は苦手なんですよね。




大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
吹田市豊津町18-4ウイニング・パラ江坂1B
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2018年11月1日木曜日

深層筋へのアプローチ

学校の先生や同級生に、深層筋にアプローチする鍼をしたいと言ったら、危ないからやめなさいとか、浅い鍼で効くから必要ないとか言われました。

うちに見学に来たことがある広島の先生が変人扱いされると嘆いていました。

教務の先生がそれぞれやっている治療方法を教えるので、うちのように長い鍼を使ったり、沢山鍼を使ったやり方を教えてくれる学校はまずないと思います。

ただ、学生の段階で危ないのはわかりますが、必要ないといのはいかがなものかと思います。

めちゃくちゃ必要です。

在学中に少しでも、長い鍼を使ったり、沢山の鍼を使う治療に触れる機会が増えればいいなぁと思うのです。

母校には、年に1回ほど卒後研修の講師としてデモに行く機会があるのですが、学生さんが興味を示すかというと、?疑問符がつきます。

なかなか一般的にはなりません。鍼灸師自身が怖がっていては難しいものがあります。

鍼灸専門の雑誌「医道の日本11月号」で、うちの兄弟子である神戸二天堂鍼灸院の中野先生が「解剖生理学に基づいた深層筋の鍼治療」という連載をスタートさせました。

中野先生は、炎の鍼灸師養成講座という、鍼灸師向けに行っている北京堂式の治療の仕方を教えています。そこでのテキストや講義をまとめたものを連載の内容としています。

これを読む学校の先生や学生が少しでも興味を持って、治療法が広く浸透してほしいなぁと思います。




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