2012年10月30日火曜日

餌やりおばさん

 どこにでもいると思いますが、野良猫に餌をやるおばさんが、うちの近所にもいます。

どこかから、自転車に乗って、水と餌を持って現れます。

そんなに近くに来るわけでではないので、傍観していたのですが、治療所の前でバイクをいじっている時に、その餌やりおばさんが大声で隣を歩く男性に、愚痴を言っていながら、こっちに向かって歩いてきています。

聞こえてくる内容は、当然なんですが、餌やりに対して近所の方に、再三注意されているみたいです。ただ、いつも注意してくる姉妹がしつこいだとか、餌やりに何が悪いのだとか、同じことを繰り返し、ぶつくさぶつくさ言っています。しかも、かなりお怒りのようです。

何言ってもあかんな~って感じですね。そんなに気になるんやったら飼ったらえぇやんと思うんですけどね。おばさんなりの何か事情があるんでしょうね。

思わずそらあんたが悪いって口をはさみそうになりましたが、ややこしいことになりそうなので、スルーしておきました。

しかし、昨今の中国との領土問題もそうですが、相手が無茶苦茶なことを言っていても、向こうは向こうの正当性みたいなものを主張しますし、かといって第三者に裁いてもらうとなっても、いまいち権限みたいなものがなかったり、中々出てきてくれなかったりと、ほんと面倒ですよね。

最近は、うちのベランダのおしっこ被害もなくなったので、一安心なんですけど、とりあえずこれ以上増えんといて~って感じですね。(笑)

 

 

 

 

 



2012年10月28日日曜日

眼精疲労



パソコンやスマホ、携帯を見ることが多い現代人は、目が疲れますよね。うちにいらっしゃる患者さんでも、デスクワークの方も多く、眼精疲労を訴える方が多いですね。

そもそも、パソコンを使った作業をする方の目がなんで疲れるかです。

パソコンやスマホ、携帯などは、人工的な光を発しています。この光、ブルーライトと言われ、紫外線にもっとも近い性質の光といわれています。この光は、角膜や水晶体に吸収されず、網膜まで到達します。

角膜というのは、眼球の一番外側にあるもので、カメラに例えると、レンズの保護と光を屈折させるフィルターです。

水晶体は、レンズです。周りの筋肉が水晶体を引っ張るたり、緩めたりすることで、ピントを調節します。

網膜は、フィルムに相当して、網膜に映った映像を電気信号に変えて、脳に送ります。

強い光であるブルーライトが網膜にさらされ続けていると、当然ダメージも大きくなってきますし、光の波長によりズレたピントを補正しようと、筋肉が収縮弛緩を繰り返していると、硬くなり、動きが鈍くなって、疲れてきます。

このブルーライトは、前回お話した体に備わっている、慨日リズムに影響するといわれています。ブルーライトは、紫外線に近いということからも、太陽の活発な昼間の光です。人間は昼間に活動するので、この光を受けると、活動的なモードになるわけですね。それが、夕日のオレンジ色の光になり、夜になって、光がなくなり、身体はお休みモードになります。

しかし、現代人は夜でも、電気をつけてブルーライトにさらされ、さらにパソコンやスマホを見て、ブルーライトにさらされると、疲れているのに、身体は昼モードにされてしまいます。

目も常にブルーライトにさらされていると、どんどん疲れが蓄積され、ひどいと寝れなくなったり、頭痛がしたり、肩が凝ったりと、いろいろな症状が出てきます。

少し脱線しましたがもう一つ、パソコンの画面や、スマホの画面など、近い距離でずっとみていると、ピントが固定されます。固定されていたらいいんじゃないの?と思うかもしれませんが、ピントを合わせるのに、筋肉を収縮させたり弛緩させたりしますが、同じ距離で収縮したままだと、筋肉が疲労しますよね。重たいものをずっと挙げた状態と同じです。そんな状態が続いていると、ガチガチに硬くなり、痛みだします。目の場合でも、重たいものを持ちあげたりするわけではないので、そこまでひどくはないりませんが、こういうのがもとで眼精疲労になりますし、ピントが合わなくなって視力も悪くなるわけですね。

ではどうするかですね。

答えは簡単ですね。見ないのが一番。(笑)

できないですよね。ブルーライトをカットするようなフィルムをモニターに張り付ける。
ブルーライトカットフィルム

CMでもやってるような、ブルーライトをカットするメガネをかける。 
JiNS PC サイト

目の周りを温めて、目の周りの筋肉を緩める。濡らしたタオルをレンジで温めて、目の周りに置くのもいいですし、目の周りをマッサージするのもいいですね。

目の周にもたくさんツボがあるので、結果的にそこを刺激しますが、目の周り以外のツボでいうと、親指と人差し指の間の合谷(合谷)というツボもいいですし、足の親指と人差し指の間の行間(こうかん)というツボも効果的ですので、是非お試しください。

行間の場所 合谷の場所

今日のmusic,,,"Sunday Morning"@MARRON 5



2012年10月23日火曜日

リズム




人間はもともと、昼に活動し、夜に睡眠をとる動物ですよね。

火や光のなかった時代は、夜に行動するのはとても危険でした。そのため、日の出とともに行動して、夜になったら睡眠をとるという、生体のリズムが僕たち人間には備わっています。

このリズムは24時間の周期で睡眠と覚醒を行いますが、外部からの刺激、特に光の明暗の刺激によって調節されます。夜勤の方や、日勤夜勤が交代制の職業の方は、活動のリズムが変えられてしまいます。

このリズムは、自律神経系や内分泌機能に同調しているので、リズムに変化があると、自律神経や内分泌に影響がでて、体調不良を引き起こすことがあります。

ちなみにこのリズムは、日内リズム、慨日リズム、サーカディアンリズムといわれます。

自律神経というのは、字の如く呼吸や消化、代謝、排泄など、自分の意思に関係なく、勝手に調節してくれます。涎は勝手に出ますし、汗も勝手に出てきます。自分で消化しろ、消化しろと念じなくても、勝手に消化吸収してくれますよね。体に必要不可欠な事は、勝手にやってくれるんです。こう考えるとカラダって便利ですよね。いちいち考えてたら気が狂ってしまいそうですよね。
内臓(心臓、腎臓、肝臓、肺など)、血管や汗腺を支配しています。

内分泌というのは、自律神経と同様に体の機能を調節してくれるもので、内分泌腺といわれる細胞から、ホルモンといわれる物質を分泌します。

皆さんがイメージしやすいホルモンといえば、男性ホルモン、女性ホルモンといわれるものでしょうか。

男性ホルモンの総称はアンドロゲンと言われていて、精巣からつくられるテストステロンは有名です。ステロイドホルモンといったらわかりやすいですかね。筋肉増強剤で有名ですよね。筋肉や骨のタンパク質合成を促すので、筋肉ムキムキになるわけですね。オリンピックやメジャーリーグの選手がこれを投与して、話題になりました。

女性ホルモンは、エストロゲンやプロゲステロンが有名ですね。乳腺の発育を促進させたり、妊娠を維持する作用があったりと、このあたりはよく耳にするホルモンですよね。

そのほかには、膵臓から分泌されるインスリン、これがわかる人は糖尿病になんらか関わっていますかね?血糖値をさげるホルモンですね。

他にも、水分を調節したり、血中のカルシウム濃度を調節したりと、生体の維持には欠かせません。

このホルモン調節の頂点に立つのが、視床下部といわれる脳ですが、上の生体リズムもここで発生します。

単純に睡眠不足になると、このリズムが崩れますので、自律神経系、内分泌系の調節もうまくできなくなってきます。これは、体調が悪い時は寝るのが一番たる由縁ですね。僕もそうですが、寝不足になると体調が崩れてきます。実家にいる頃は、母親に夜遅くに遊びまわって、早く寝ないからや!と口酸っぱく言われたもんです。

体調の悪い人は、生活のリズムを一定にして、睡眠をとるのが一番なんですね。

それができない人は、とても忙しい人ですね。忙しいのはいいことなのですが、ある程度自分で調節しないと、後でツケが回ってきますんで、気を付けてくださいね。

とまぁ長いフリでしたが、昨日は10時に就寝しました。(笑) 

基本的に、子供が寝ていても朝まで目を覚まさないのですが、どこか気になって深い眠りに入ってなかったかもしれませんね。嫁もこのリズムが大幅に狂っていたので、胃腸炎になったり、蕁麻疹でたりと、体調不良になったんでしょう。

このリズムに早く慣れて、普通の生活にしたいものです。

今日のmusic,,,"Listen Up@Fab Samperi



2012年10月19日金曜日

メンテナンス

 昨日のOFFは、メンテナンスかねて歯医者に行ってきました。
鶴見駅前に木曜日でもやっているところを患者さんに紹介してもらったので、そっちに行ってきました。

とくに痛いとかはないのですが、以前からの知覚過敏が気になります。前にも書きましたが、食いしばりがあるために、エナメル質がはがれるために、歯髄の隙間から神経を刺激するようです。

臭いものには蓋をしろ、ではありませんが過敏な所に歯科材料を被せていたのですが、剥がれていたらしく、沁みるわけです。

薬を塗って様子をみるか、歯科材料を被せるかの2種類の治療法しかないようで、どっちとも効果がないんやったら、どうするべきかな~と悩んでいます。

さらに、前歯の外側に小さな虫歯がありました。毎食ブラッシングしていてもできるんですね。やり方がダメってのもあるのかもしれませんが、ちょっとショックですね。(笑)
歯間ブラシを使って手入れしてくださいとのことです。

嫁も行きたかったらしいんですけど、怖がって二の足を踏んでいたようなんです。直前まで怖い怖いって嘆いていました。(笑)

改めて、早め早めにメンテナンスしないといかんな~と思いました。早めに虫歯がわかってよかったです。



2012年10月16日火曜日

こわばり

こわばっていますか?

いきないなんやんねんって感じですが。

最近特に身体が強張っている人が多いように思います。

気がつくと、肩に力が入っている、歯を食いしばっている。朝目覚めた時から疲れている。全身が緊張している。

みなさんカッチカチです。

そもそも人間は何で強張るか。緊張するか。
地球で生活するには、重力を受けて生活しなければなりません。重力に逆らって生きるためには、身体を緊張させなければいけませんし、強張らないといけないわけです。
緊張していなければ、スライムのように、グチャ~っとなってしまいます。だから、生活している以上緊張して、強張っていなければ生きていけないんです。けど、その緊張が続いていると身体が負担になり、疲れきってしまうので、休息が必要になります。
リラックスして寝ていれば、緊張もせず、グチャ~となっています。そうすることにより、緊張を緩和させ、疲れをとっています。だから人間は睡眠をとらないといけないんですね。もちろん脳を休ませるということもあるんですけどね。

あとは、よく話していることですが、本能的な防御反応です。
何かから攻撃を受けた時、人間はどうするか、簡単ですね。硬くなります。丸くなります。つまり、緊張したり、強張ったりします。
例えば、人に殴られそうになった時、危険ですよね、痛いですよね。少しでも、ダメージを少なくするために、緊張したり、強張らせたりして、身体を守ります。
あとは、交通事故にあった時、大したケガをしたわけではないのに、全身が筋肉痛やったりします。全身を緊張させて身体を守ろうとしている証拠です。

現代人は、特に攻撃に会っているわけでもなく、事故にあっているわけでもないのに緊張しています。ストレスや精神的な緊張は、大きな意味での外敵です。自分を攻撃してくる嫌なものです。それが続いていると、身を守ろうとして、緊張、強張ってきます。それがこりになったり、身体のこわばりだったり、寝ているのに疲れていたり、夜中に歯を食いしばっていたりします。

リラックスして、ゆっくりする時間を作ったり、携帯やスマートフォン、パソコンをシャットアウトして、何も考えない時間を作る。
笑ったり、泣いたり、自分の感情を出すようにする。
一人で物事を抱え込まず、いろいろな人に頼ったり、お願いしたり、相談したりして、ストレスを分散させる。

鍼治療、スポーツ、ストレッチ、マッサージ、リラクゼーションなど以外で自分でできることは、こんなところでしょうか。治療をしても凝る、疲れる、強張るという方は、日頃からこの辺をやっていただいてケアしていただければ、凝りにくい、疲れにくい、強張りにくい身体に少しづつ変化していくのではないかと思います。



2012年10月15日月曜日

蕁麻疹


蕁麻疹は、蚊に刺された時のような、膨らみができ、それが次第に大きくなったり、体中に広がったりしていくもので、強いかゆみを伴います。数分から数時間続き、その後は何事もなかったように消えていきますが、血流が良くなると、同じようにかゆみを伴った膨らみができ、それを繰り返します。

食べ物や薬物に反応して起こるアレルギー性のものと、摩擦や圧迫、振動、暑さ、寒さなどで起こる非アレルギー性のものに大別されます。

かゆみは花粉症の時なんかでもよくきく、ヒスタミンという物質が体内で放出されることにより自覚します。

アレルギー性のものは、アレルギーになるものを除去することで、症状は出なくなります。また、かゆみがひどいようであれば、抗ヒスタミン薬で様子をみます。というのが、一般的な治療です。

とまぁ、蕁麻疹のことを書きましたが、先週の金曜日にこの蕁麻疹が嫁にでましてね。最初は、昼寝の時のブランケットに虫がいたんかな~とか言ってたんですけど、そのかゆみがどんどん全身に広がりまして、えらいこっちゃです。

上にもあるように何かアレルギー反応を起こしたんかな~と思ったんです。昼食べた、親子丼の卵か?産後は体質がいろいろ変わりますし、免疫も下がりますし、いろんなことがあるとは思っていたんですけどね。

とりあえず、掻くのを我慢してもらって様子みて、次の日に病院で診てもらう予定だったんです。

そしたら夜中、様子がおかしいので目を覚ましたら、隣で全身がかゆくてたまらんって嘆いています。

う~んと悩んだあげく、下に降りてアイスノンを何個か持ってきて、痒いところにあてました。寒冷蕁麻疹ではないから問題ないやろということで、血流よくなってヒスタミン絶賛放出中を、クールダウンです。

すこし落ち着いてきたところで、こいつを試してみる。
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なにかわかります?ローラー鍼っていいます。こんな感じでも一応鍼です。通常は子供や鍼の苦手な方に使用するものなのですが、どんなもんか使ってみました。

とりあえず掻くのが一番よくないので、金属刺激で紛らわせるという感じですね。もちろん金属に反応する蕁麻疹の方には使用できません。

これも、意外と功を奏しました。気持ちよく少し落ち着くとのこと。寝れるくらいになったので一安心です。

皮膚科によると、突発性の蕁麻疹だそうです。産後で毒素を出しているからみたいですね。

いろいろ質問したそうですが、もやっとした答えしか返ってこないようで、おばあちゃん先生は子供に夢中だったようです。(笑)

授乳しているので、抗ヒスタミン薬が飲めないようで、その後もちょちょこと蕁麻疹が出てましたが、最初のひどいのに比べれば随分ましだったみたいですね。

とりあえず一安心です。ほんといろいろなことが起こります。

今日のmusic,,,,"Suddenly I See@KT Tunstall



Wifiはじめました

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北京堂でも、Wifiが使えるようになりました。

ドコモ、ソフトバンク、auなど、どのキャリアでも使用可能です。スマートフォンをお持ちの方は、インターネットをお楽しみください。

しかし、設置されるまで長かった…。契約したのは、4月ですから、半年かかっています。



2012年10月12日金曜日

産後のお母さん

 うちも子供が産まれ、子供を抱っこしたり、おむつを換えたり、いろいろと手伝いをするのですが、まだ4カ月で体重も6㎏くらいでしれているのですが、なかなか大変ですね。

うちの嫁も使い過ぎで手首が腱鞘炎になっているのですが、こういった症状が出てくるのもうなづけます。筋力のある男でもそれなりにしんどいのに、筋力の弱い女性にはかなりの負担です。

妊娠発覚後、制度的に前腕や手首の筋トレも義務付けたほうがえぇんちゃうかな?と思うくらいです。それか、ボーリングのプロが付けてるような、手首をガードするやつをはめるとか、そんなのがあってもいいかなと思いますね。

抱っこしたり、子供の首を支えたりが多いのですが、子供の安全を考えたり、気を使ったり、居心地を良くしてもらおうと、つい手首を使って支たり、手(指)の力で支えようとします。これが、とくに負担になります。さらに、常に見ていないとダメなので、自分の身体のケアができない。これじゃ、指や手首、肘なんかに痛みが出てきて当然ですよね。

実際うちの嫁にも治療をしたいのですが、子供を見てないとアカンし、寝てる時はやることいっぱいあるしで、なかなか難しい。ちょいと考えものです。

世のお母さん方もそうでしょうから、なんとか力になれないか思案中です。



2012年10月9日火曜日

お灸

 せんねん灸ホームページ最近、お灸ブーム?らしいですね。

以前NHKの番組でも取り上げられたらしく、今朝来院された患者さんから、質問を受けました。内容はお灸をすると美容にも効果があり、足の指先にお灸を据えると顔がリフトアップするというものだったらしいです。

本当にそんなことあるんですか?

そりゃ気になりますよね。足にお灸するだけで、顔にハリが出るんですから。
結論か言うとよくわかりません。(笑) 経絡といってツボの道のようなものがあるのですが、足から顔や頭に繋がる経絡もあるので、そういう所に作用させ効果を出したのかもしれませんね。
鍼灸といっても、治療の仕方は様々で、直接患部を治療する先生もいれば、遠隔部を刺激して患部を治療する先生もいます。北京堂では、解剖学的な繋がりで遠隔部を刺激することはありますが、ツボや経絡で遠隔部を刺激することはほとんどないので、なんとも言えないのが現状です。

うちでもお灸をしますので、さくっとお灸を紹介しておきます。

みなさんの想像するお灸ってどんな感じです?イメージとして、もぐさの塊を身体にのせてアチチッ!!みたいな感じですかね。

日本では大きく分けて直接灸・・・艾炷をひねって直接肌にのせるお灸。


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温灸・・・せんねん灸に代表される直接肌の上にお灸がのらないお灸。

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他にも、生姜やニンニク、塩をお灸と肌の間に挟む間接灸や、棒状のお灸を肌に近づける棒灸、鍼の上にお灸をつける灸頭鍼など、様々あるのですが、日本では上の二つが主に施術で用いられていると思います。

昔は自宅で、自分ですえている方も多かったんですけどね。おばあちゃんの腰や背中にお灸の火傷の痕なんかみませんでしたか?もぐさたっぷりで、いかにもお灸治療って感じの治療をやっていたと思います。
ほかにも足三里のお灸で健康増進なんてのも昔からあったようですしね。

現代で自宅でやる時に何が一番ネックになるかというと、煙です。
もぐさの独特の煙の匂いが苦手と言う方もいますし、家に匂いがつくのが嫌と言う方もいますし、壁紙が煙で色がつくのが嫌と言う方もいます。
慣れれば問題ないんですけど、やっぱり気になりますよね。

けど日本人というのは素晴らしいもので、そういった不満を持った人のニーズに答えるために、お灸も改良されています。


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せんねん灸から出ている、「はじめてのお灸」シリーズ

これ、フルーツや花、緑茶などの香りがするお灸なんです。いままでのお灸と違い、香りエッセンスが含まれているので、いい香りがします。熱感に関しては、はじめてシリーズということもあり、ほどよい柔らかな熱感です。台座部分が分厚いので、よっぽど肌が敏感でなければ、火傷の心配もありません。

せんねん灸ホームページ

今まで、熱い、やけどしそう、煙がくさいと思って敬遠していた人も、一度試してみるのもいいんじゃないでしょうかね。

せんねん灸のような温灸の効果ですが、血液循環をよくして、患部を温め、血中の白血球を増加させます。血液循環が良くなれば、凝り固まった筋肉がほぐれますし、痛みの物質や老廃物も流れます。血中の白血球が増加するので、免疫力がアップし、病気になりにくい身体になります。

女性は美容にいいとか、ダイエットにいいと言うと敏感に反応して何でも試しますが、たまには自分の健康維持なんかに目を向けてもいいんじゃないでしょうかね。(笑) 健康あっての美ですし、健康あっての理想のボディでしょうからね。



2012年10月8日月曜日

bad

最近、いいことが続いていなくてね~。

トイレのタンクが壊れたり、雨漏りがしたり、起こった事実は仕方ないんですが、その後の諸々がね~。
不動産屋に電話したり、内装屋さんと話したり、いつもの事なんで呆れるばかりなんですが、こっちから何回も電話しないと来てくれなかったり、なんでなん?それで商売成り立ってんの?と聞きたくなるくらいで、網戸の時に怒鳴り散らしたので、家に来るのが嫌なんかな?(笑)とか思ったりね。

それ以外にも、NTTの代理店の怠慢やネット工事の遅れなど、ほんといろいろな事が続いています。

嫁と子供が帰ってきたということで、トントンなのですが、気が滅入ります。

工事まだですか?

また、そんな電話をしなくてはいけません。



2012年10月2日火曜日

10月のお知らせ

10月に入りましたが日中はまだまだ暑いですね。

北京堂の10月のお知らせです。

10月6日(土)、10月7日(日)、10月8日(月)体育の日は通常通り診療しています。



2012年10月1日月曜日

鍼あたり

 鍼治療をすると、気分が悪くなったり、嘔吐したり、めまいがしたり、顔面蒼白になったり、冷や汗が出てきたりすることがあります。

鍼の副作用で、鍼あたりといわれるものです。

痛み、恐怖、不安などの精神的動揺によって、血管迷走神経反射が起こり、全身の有効循環血液量の低下、血圧の低下によって起こります。簡単にいうと貧血ですね。そんな感じになります。

迷走神経というのは、脳からでている12本の脳神経の1つです。その名如く、全身を迷走します。(笑) 英語では、Vagus(放浪する)という意味です。なんか英語のほうがいい感じですよね。

頭、頚、胸、腹部に枝分かれします。枝分かれしたものが心臓にもいっているんです。この反射により、徐脈(不整脈の一種)、心臓収縮力の低下が起こり、全身の有効循環血液量の低下、血圧の低下が見られ上記のような症状がでるようです。

以前書きましたが、僕自身これになりやすいんです。僕の場合、血圧が恐ろしく低いので、そのためさらに血圧が低下して、脳に行く血液量が低下するために起こるんだと思います。 血圧は上が80~90台ですからね。(笑)

うちで鍼あたりになる方は、初診の方に多くて、当然緊張されてきているのと、鍼の響きにびっくりされるのとがあると思います。他には、寝不足だったり、体力が落ちていたり、疲労困憊だったり、そんな時にも起こります。

安静にして横になっていれば、症状はとれてきます。

昼に来られた方が、鍼あたりになりましてね。2診目だったんで、本数を増やしたのと、頚の治療をやったのが原因になったと考えられます。
患者さんには申し訳なかったですね。気をつけないといけません。