せんねん灸ホームページ最近、お灸ブーム?らしいですね。
以前NHKの番組でも取り上げられたらしく、今朝来院された患者さんから、質問を受けました。内容はお灸をすると美容にも効果があり、足の指先にお灸を据えると顔がリフトアップするというものだったらしいです。
本当にそんなことあるんですか?
そりゃ気になりますよね。足にお灸するだけで、顔にハリが出るんですから。
結論か言うとよくわかりません。(笑) 経絡といってツボの道のようなものがあるのですが、足から顔や頭に繋がる経絡もあるので、そういう所に作用させ効果を出したのかもしれませんね。
鍼灸といっても、治療の仕方は様々で、直接患部を治療する先生もいれば、遠隔部を刺激して患部を治療する先生もいます。北京堂では、解剖学的な繋がりで遠隔部を刺激することはありますが、ツボや経絡で遠隔部を刺激することはほとんどないので、なんとも言えないのが現状です。
うちでもお灸をしますので、さくっとお灸を紹介しておきます。
みなさんの想像するお灸ってどんな感じです?イメージとして、もぐさの塊を身体にのせてアチチッ!!みたいな感じですかね。
日本では大きく分けて直接灸・・・艾炷をひねって直接肌にのせるお灸。
温灸・・・せんねん灸に代表される直接肌の上にお灸がのらないお灸。
他にも、生姜やニンニク、塩をお灸と肌の間に挟む間接灸や、棒状のお灸を肌に近づける棒灸、鍼の上にお灸をつける灸頭鍼など、様々あるのですが、日本では上の二つが主に施術で用いられていると思います。
昔は自宅で、自分ですえている方も多かったんですけどね。おばあちゃんの腰や背中にお灸の火傷の痕なんかみませんでしたか?もぐさたっぷりで、いかにもお灸治療って感じの治療をやっていたと思います。
ほかにも足三里のお灸で健康増進なんてのも昔からあったようですしね。
現代で自宅でやる時に何が一番ネックになるかというと、煙です。
もぐさの独特の煙の匂いが苦手と言う方もいますし、家に匂いがつくのが嫌と言う方もいますし、壁紙が煙で色がつくのが嫌と言う方もいます。
慣れれば問題ないんですけど、やっぱり気になりますよね。
けど日本人というのは素晴らしいもので、そういった不満を持った人のニーズに答えるために、お灸も改良されています。
せんねん灸から出ている、「はじめてのお灸」シリーズ
これ、フルーツや花、緑茶などの香りがするお灸なんです。いままでのお灸と違い、香りエッセンスが含まれているので、いい香りがします。熱感に関しては、はじめてシリーズということもあり、ほどよい柔らかな熱感です。台座部分が分厚いので、よっぽど肌が敏感でなければ、火傷の心配もありません。
今まで、熱い、やけどしそう、煙がくさいと思って敬遠していた人も、一度試してみるのもいいんじゃないでしょうかね。
せんねん灸のような温灸の効果ですが、血液循環をよくして、患部を温め、血中の白血球を増加させます。血液循環が良くなれば、凝り固まった筋肉がほぐれますし、痛みの物質や老廃物も流れます。血中の白血球が増加するので、免疫力がアップし、病気になりにくい身体になります。
女性は美容にいいとか、ダイエットにいいと言うと敏感に反応して何でも試しますが、たまには自分の健康維持なんかに目を向けてもいいんじゃないでしょうかね。(笑) 健康あっての美ですし、健康あっての理想のボディでしょうからね。
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