2012年10月16日火曜日

こわばり

こわばっていますか?

いきないなんやんねんって感じですが。

最近特に身体が強張っている人が多いように思います。

気がつくと、肩に力が入っている、歯を食いしばっている。朝目覚めた時から疲れている。全身が緊張している。

みなさんカッチカチです。

そもそも人間は何で強張るか。緊張するか。
地球で生活するには、重力を受けて生活しなければなりません。重力に逆らって生きるためには、身体を緊張させなければいけませんし、強張らないといけないわけです。
緊張していなければ、スライムのように、グチャ~っとなってしまいます。だから、生活している以上緊張して、強張っていなければ生きていけないんです。けど、その緊張が続いていると身体が負担になり、疲れきってしまうので、休息が必要になります。
リラックスして寝ていれば、緊張もせず、グチャ~となっています。そうすることにより、緊張を緩和させ、疲れをとっています。だから人間は睡眠をとらないといけないんですね。もちろん脳を休ませるということもあるんですけどね。

あとは、よく話していることですが、本能的な防御反応です。
何かから攻撃を受けた時、人間はどうするか、簡単ですね。硬くなります。丸くなります。つまり、緊張したり、強張ったりします。
例えば、人に殴られそうになった時、危険ですよね、痛いですよね。少しでも、ダメージを少なくするために、緊張したり、強張らせたりして、身体を守ります。
あとは、交通事故にあった時、大したケガをしたわけではないのに、全身が筋肉痛やったりします。全身を緊張させて身体を守ろうとしている証拠です。

現代人は、特に攻撃に会っているわけでもなく、事故にあっているわけでもないのに緊張しています。ストレスや精神的な緊張は、大きな意味での外敵です。自分を攻撃してくる嫌なものです。それが続いていると、身を守ろうとして、緊張、強張ってきます。それがこりになったり、身体のこわばりだったり、寝ているのに疲れていたり、夜中に歯を食いしばっていたりします。

リラックスして、ゆっくりする時間を作ったり、携帯やスマートフォン、パソコンをシャットアウトして、何も考えない時間を作る。
笑ったり、泣いたり、自分の感情を出すようにする。
一人で物事を抱え込まず、いろいろな人に頼ったり、お願いしたり、相談したりして、ストレスを分散させる。

鍼治療、スポーツ、ストレッチ、マッサージ、リラクゼーションなど以外で自分でできることは、こんなところでしょうか。治療をしても凝る、疲れる、強張るという方は、日頃からこの辺をやっていただいてケアしていただければ、凝りにくい、疲れにくい、強張りにくい身体に少しづつ変化していくのではないかと思います。



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