2015年2月20日金曜日

OFF

昨日は、旧暦の正月にあたります。

新暦、旧暦の違いはここでは割愛しますが、中国ではこの旧暦の正月を派手に祝います。春節祭ってやつですね。

せっかく横浜にいるので、中華街にいってきました。何か派手にやっているんかな~と期待していたのですが、昼ということもあり、爆竹や獅子舞はないようです。

平日でしたが人の数は多いように感じましたし、中国語を話す観光客も多かったように思います。中国の方が、日本に来て何でわざわざ中華街にいくのかは疑問ですけどね。(笑)

中華街

関帝廟の前は長蛇の列でした。縁起担ぎや神頼みはどの国も一緒ですね。あとは、焼き小籠包ですか、最近はあちこちにできているようで、どの店も長蛇の列でした。中華街にもはやりがあるようです。

ちなみに、僕たちは中華街の喧騒から少し離れた壺料理のお店に行ってきました。

金香楼の壺
 

金香楼というお店です。詳しくはこちらをご覧になってください。なかなか美味しかったですよ。

予約すると、半個室のようなところを案内してくれます。さらに、下には金魚や亀がいる大きな庭のようになっているので、小さい子供も飽きずに静かにしてくれてます。

どこもそうかもしれませんが、住んでいると観光ってなっても、そないみるところがないってなるんですよね。

実際横浜の観光っていっても、中華街、赤レンガ、みなとみらい、山手くらいですよね。それ見たからどないやねんって、まぁ言ってしまってはもともこもないんですけど。けど、今回はそんなんベタなところにいってみようということで、山下公園にある氷川丸にもいってみました。

1930年代~1969年代に活躍した日本の客船です。今見ても豪華な船ですね。思っていたよりも楽しめました。特に船底にある機関室は、映画にでてくる宇宙船のようで不思議な感じです。ここにあるエンジンが動いていたと思うと、作業していた人はほんと大変だったでしょうね。

氷川丸機関室
運よく天気も良くデッキから眺める景色もきれいなもんでした。それこそデッキで食事なんかできたらいいやろな~って感じです。

横浜みなとみらい
 そんな山下公園をあとにして、バスに乗って山手のほうに、港の見える丘公園も有名ですが、行ったことなかったんで行ってみました。このあたりから見える港って、本牧の港だったりするんで、倉庫だとか、工場とかで、そんなに綺麗ではないんですよ。公園でも少し引きでみるか、夜景なんかはいいかもしれませんね。

子供がお昼寝の間に、「えの木てい」で一休みです。

 

 
昔の建物ですから、中は結構狭いんですね。6席か7席くらいでしょうか、平日ですから並ぶこともありませんが、土日は大変なんでしょうね。しかし、女の人しかいません。子供が寝続けてくれたおかげでゆっくりできました。
 
女店長さん後で、店員に細かく注意しています。「そこは開けたらすぐ閉めてね。」「使ったらここにそろえてね。」「そんなことしたら二度手間になるから」
 
いや~穏やかな店の雰囲気とは違って大変そうです。(笑)
 
 


しかし、さすが山手いい雰囲気ですね。久々のゆっくり観光楽しめました。

 


2015年2月16日月曜日

腰が入ってない?

今朝いらっしゃった方が、ゴルフ中に腰を傷めたので少し説明しようと思います。11ホールまわったあたりで、パターを打つ姿勢になったところ、腰部にビリビリと痛みが走ったようです。ぎっくり腰ほどではありませんが、ひどくなる前に来院されたとのこと。


こんな感じの姿勢です。※写真と患者さんは関係ありません。
腰に負担がかかりそうでしょ?

正常な状態というのは、フラットよりも少し前傾しています。極端に言うとクッとプリッけつの状態です。



真ん中のBが前傾で、右のCが後傾した状態です。

そうなっていないと、腰の関節にダイレクトに負担がかかるので、ぎっくり腰にったり、慢性的な腰痛の原因になります。ただ、前傾しすぎていてもよくないので、難しいんですけどね。

パターの姿勢も上の画像でいうとCの状態です。骨盤が後傾しています。ゴルフというのは、常に同じ動きをしますし、動きの中のスポーツではないので、腰にかかる負担は大きいんです。

疲れが溜まっているところに、後傾の姿勢であるパターをやって、急激に腰の筋肉が硬くなったということです。

パターの姿勢だけではありません。座っている姿勢が悪い方、ソファによく腰をかける方、正しい姿勢への意識が低い方、筋力の低下がみられる方、前屈みになる際に意識をしない方など、注意が必要な方が多いのではないでしょうか?

そういった方は、よい姿勢を維持するのがしんどくなってきます。それに伴い、前傾を維持する筋肉も弱くなります。なので、常に後傾した状態になり、正しい姿勢が逆に違和感を覚える。悪循環ですね。

大阪のある保育園では小さい頃から、骨盤の起きた姿勢を徹底するそうです。

そうすることで、集中力が増し、落ち着き、姿勢もよくなるようです。



前に屈む際、前傾を意識していると、腰を使わずに背中や足を使いながら屈みますので、腰への負担が少なくて済みます。

当然、骨盤が後傾した状態で座っていると、腰の関節の負担も大きいんです。

前傾、後傾というと、TVでライザップのCMをやっていますよね。ダイエット前、後という感じで、俳優の赤井英和がでているやつです。


あれなんかがわかりやすいですね。前の時って、わざとダラッとした姿勢取ってますよね。お腹が出て、姿勢も悪い。あれが、腰が入っていない、骨盤が後傾した状態です。

後の痩せた体の時は、姿勢も良くお腹にはりがあり、腰が入って、骨盤が起きたいい状態です。皆さんも普段からあれを意識していただくと、腰を傷めにくいですし、姿勢もいいので、肩や首がこりにくくなります。

屈む時や、物を取るとき、歯磨きの姿勢や中腰での作業の時は、きっちり腰を入れて、骨盤が後傾しすぎないように意識していただきたいと思います。

今年は、まだ雪が降っていませんが、雪かきの際は、しっかり腰を入れて、作業していただければと思います。

2015年2月13日金曜日

呼吸




息を吸って吐き出す、当たり前のことですが、人間には必要不可欠です。人間には酸素が必要。子供でも知っていますよね。

呼吸は何が行うか?

肺。

これも誰もが知っています。では肺はどうやって膨らんだり縮んだりする?

肺が勝手に動く。

ではありません。肺というのは、肺だけでは動きません。これって意外と知られていません。ここでも筋肉が大きな役割を果たします。

肋間筋、横隔膜(膜って書いているので誤解を招きますが、立派な筋肉です。焼肉で食べるハラミです)
が収縮したり弛緩したりすることによって、肺は膨らんだり、縮んだりします。

 
「鹿児島90日ダイエットより引用」
 
緊張したり、疲れているときに、呼吸が浅くなったり、呼吸しづらいと感じたことはありませんか?肋間筋や横隔膜が緊張しているために、うまく肺が膨らまず、沢山の酸素を取り入れることができないために、苦しく感じるわけです。
 
いつも書いていますが、緊張したり、ストレスがかかると、全身の筋肉が緊張します。頸や肩だけではありません。肋間筋や横隔膜も緊張します。
 
デスクワークや前向きの作業で体を丸めていると、さらにこういった筋肉は動かしにくくなります。
また、肋間筋を動かす神経は肋間神経というものです。
 
「高木整骨院HP引用」
 
 
少しわかりにくいかもしれませんが、右側が背骨で、背中から見ている図です。肋間神経は脊髄から出ている神経で、背骨から出てきます。背中の奥深くの筋肉が固くなってくると、肋間神経にも影響が出てきます。
 
横隔膜は、頸から出ている横隔神経というものが横隔膜を動かしています。頸のこりがひどかったり、姿勢が悪いと当然影響が出てきます。
 
体の緊張、頸肩のこりでも、呼吸で影響が出るということです。
 
緊張しているときに深呼吸しなさいと言われたことありません?あれはすごく理にかなっているんです。大きく呼吸することによって、肋間筋や横隔膜のストレッチをしているんです。
 
さらに、深呼吸すると副交感神経が優位になるといわれています。副交感神経が働くということはリラックスするということです。さらに、リラックスするということは、筋肉が緩むといことです。
 
相乗効果ですね。ちょっと前に流行ったロングブレスダイエット。あのロングブレスというのは、こういった呼吸筋を鍛えることができますし、ストレッチにもなりますし、体に沢山酸素が入ってきますし、全身の血流がよくなるしで、いいことばっかりです。痩せるかどうかはわかりませんけどね。
 
 
なので、疲れているとき、緊張しているときは、意図的に大きく深呼吸して、こういった筋肉をストレッチしていただきたいと思います。
 
さて、前置きは長くなりましたが、鍼灸治療はこういった背骨の深い筋肉にもアプローチできます。北京堂でよく使う夾脊穴というのは、まさにそこですね。
 
また、置鍼で長い時間おいていると、リラックスして副交感神経優位な状態になってきますので、そういった筋肉もよく緩みます。
 
緊張が続いていたり、疲れていたり、呼吸が浅いな~なんて感じる場合でも、鍼灸治療は効果的です。
 
 
今日のmusic,,,"Chocolate"@The 1975



2015年2月8日日曜日

針供養

 
 
2月8日と12月8日は針供養の日だそうです。
 
といっても、鍼灸の鍼のことではありませんけどね。皆さんが家庭で使う、縫い針です。
 
日本に古くからある、使って古くなって、折れたり、曲がったり、傷んだりした針を、神社などに納め供養する行事です。
 
今では、傷んだり、破れたりした服というのは、廃棄した新しいものを買うことが当たり前です。でも、一昔前は自分で縫って再利用する。
或いは、自分で裁縫ををして服を作るというのは当たり前でした。
 
そんな、暮らしに重要な服を作る針というのは、大事なものだったんでしょうね。それに、今と違い針というのは高価なものだったでしょうからね。
 
針違いではありますが、僕ら鍼灸師が使う鍼にも感謝したいと思います。
 
ちなみに、鍼灸で使う鍼は神社には納めませんし、普通に廃棄することはできません。専門の業者に引き取ってもらっています。

2015年2月6日金曜日

嗅覚障害

臭い(匂い)を感じる。

人間に備わった当たり前の感覚ですが、当たり前のものが当たり前に使えないというのは不便なものです。

例えば料理、味、見た目はもちろん、香りも重要な要素ですよね。香りによっても美味しさは倍増されます。

それを感じないと、食事の楽しさは半減してしまいます。

自分の身に係る不安や危険としては、何か燃えていたとすると、焦げ臭ささをかんじますよね?それを感じないと危ないですよね。もしかしたら、火事になっているのかもしれません。

他にはガス漏れ、ガス臭ささを感じないで、火を使ってしまうと爆発してしまいます。

他には、料理の食材、腐っていると臭いがでますよね。見た目は変わってなくても、臭いで感じる場合もあります。それを知らずに食べてしまうと、食あたりや食中毒になるかもしれません。


日々臨床に接していると、そんな、臭い(匂い)を感じなくなる症例で悩まされる患者さんがいらっしゃることがあります。

臭いというのは、鼻にある粘膜が臭いのもととなる粒子をキャッチして、それを電気信号に変えます。その信号が、嗅球といわれる神経を介して脳に送られ、臭いを感じます。

http://merckmanuals.jp/home/%E8%80%B3%E3%80%81%E9%BC%BB%E3%80%81%E3%81%AE%E3%81%A9%E3%81%AE%E7%97%85%E6%B0%97/%E9%BC%BB%E3%80%81%E5%89%AF%E9%BC%BB%E8%85%94%E3%80%81%E5%91%B3%E8%A6%9A%E3%81%AE%E7%97%85%E6%B0%97/%E5%97%85%E8%A6%9A%E3%81%A8%E5%91%B3%E8%A6%9A%E3%81%AE%E9%9A%9C%E5%AE%B3.html
 


嗅覚障害は、鼻粘膜~嗅球~嗅神経~脳までの、ルートのどこかに障害がある場合に発症します。

考えられる原因
・風邪や副鼻腔炎などの鼻粘膜の炎症
・事故やケガによる外傷
・腫瘍やアルツハイマーなどの脳の影響
・ウイルス感染によるもの
・老化
・顔面神経麻痺など顔面神経の障害


鍼灸の臨床の現場で、嗅覚障害の患者さんが来院した場合の注意ですが、医療機関での受診の有無の確認です。いらっしゃって治療をして、症状が無くなってよかったではなく、腫瘍やアルツハイマーなどの、脳による影響やウイルスによる影響も考えなくてはなりません。

鍼灸だけで治療したいという方がいらっしゃっても、必ず病院、医療機関で精査をしていただき、そのうえでの、鍼灸治療との併用をおすすめしています。

患者さんの中には、病院などの医療機関にいくのが苦手、嫌という方が少なくありません。
・とにもかくにも待たされるから嫌
・病院の雰囲気が苦手
・先生に診られるということが苦手
・今まで、病院でいい思い出がない
・いろいろな病気がわかってしまうのが怖い
・お酒やたばこ、食事が制限されてしまうのが嫌

など、諸事情がありますが、自分の体のことです。後々面倒なことにならないためにも、医療機関の使いわけを理解していただきたいと思います。

また、こういった併用治療をすすめると、鍼灸治療に自身がないのではないかと思う方もいます。別にそういうことではないのですが、自信があるない以前の問題なんですよ。

・治る確率をより高めるため。
・悪化や別の疾患によるリスクを減らす

この2つに尽きます。これを考えると、うちの治療院で抱え込むなんて発想は到底出てきません。

さて、鍼灸の現場では、◆風邪やウイルスなどの影響、◆顔面神経麻痺など顔面神経の影響を特に考慮しなくてはいけません。

ウイルスと聞くと、インフルエンザウイルスやノロウイルスなどが一般的ですね。ウイルスによって全身に症状を出すもの、お腹に影響でるものなど様々です。

嗅覚や顔面神経に関連するものとしては、ヘルペスウイルスが有名です。このウイルスは神経を好み、感染後神経に潜み、免疫が弱くなると、神経に悪さをして、痛みやしびれ、麻痺といった症状が出てきます。

ひどいと、顔が片方に垂れ下り、目が閉じれなくなるなどの症状が出てきます。

下の図は、顔面神経の枝の分布図です。
顔面神経というのは、顔の筋肉を動かす神経です。顔の表情を作ったり、目(瞼)を開閉したり、頬をふくらましたりします。

しかし、それ以外にも頭部にある各器官にも作用します。なので、顔面神経麻痺の方が、嗅覚や味覚が低下したり、消失することがあります。



「プロメテウス解剖学アトラス 医学書院 引用」


うちに、いらっしゃっている患者さんに例をとってみても、顔面神経麻痺の患者さんが嗅覚や、味覚の低下がみられます。

また、嗅覚障害でいらっしゃった患者さんも、以前に顔面神経麻痺の経験があるとおっしゃっていました。おそらく感染したウイルスが潜伏していて、免疫が弱り、再び活性化したのが原因と思われます。

症状が出てすぐであれば、ステロイド投薬、或いは抗ウイルス薬、抗菌薬などの処方で早期回復します。

それに、鍼灸で血流を促してやったり、神経への刺激が加われば、より効果的です。鍼灸の治療は、頭部にいく血流量の促進、頸部の緊張緩和、顔面神経への刺激をメインに、鼻粘膜への刺激(直接鼻に刺鍼するわけではありません)などの治療を行います。

治療の方法は、どの鍼灸師でも知っているような場所にやります。ただ、その刺激量や響かせ方などは、少し違うのかもしれません。

ここでも、治療だけでなく、ご自身のマッサージや顔を冷やさないようにするなどの日々のケアは重要です。


大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
BABA鍼灸北京堂大阪
吹田市豊津町18-4ウイニング・パラ江坂1B
電話:06-6821-3000

新年会

昨日は、北京堂の遅い新年会でした。

天気予報では、関東地方全般に大雪になると言っていたのですが、そこは雨音です。(笑)

年に1回あるかないかの集まりです。浅野先生を筆頭に、皆さん個性がたってましてね。なかなかいいもんです。

鍼灸の話やたわいのない世間話など。ただ皆さんちょっとづつ歳を重ねていますので、それぞれの体の話に。食事に気を付けたり、運動をしたり、やらないといけないことは変わりません。(笑)

医者の不養生なんて事が言われます。治療する側も常に体に気を遣い、健康でないといけないなぁと思いました。




2015年2月3日火曜日

確定申告

 
 
e-taxで申告しました。便利なものです。税務署にいかなくていいですし、長いことまたされることもありませんからね。
 
ただ、電子証明書が有効期限切れだったので、役所に行くことに・・・。
 
住民基本台帳がマイナンバーカードに変わるそうですね。住民基本台帳は何やったんやろ?って感じです。確定申告以外で使ったこともありません。
 
マイナンバーカードがもっと便利なカードであることを願います。これを機械に入れたら、証明書が出てくるとか、余分な手続きが不要になることを願います。
 
税金嫌なもんですね。
国の為、しっかりと使ってもらいたいものです。