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2019年12月7日土曜日

ダメージからの回復

ケガをする。

ケガした場所が何かしら損傷する。

その場所を修復しようと血液をおくる。

その場所を休ませないともっとひどくなると判断する

発痛物質をだす。炎症する。腫れる。

休ませないとひどくなると判断するので、体を固めて守ろうとする。
体を固めて動かさないようにする。


ざっくりと、こんな感じで脳が認識します。筋肉が固くなるのは、こういう理由だからです。体の防御反応です。

痛みがでたり
熱が出たり
筋肉が固くなる

これらは正常な反応なんです。じゃー回復した、治ったというのはどういうことか?

問題ないよ

という風に脳が認識すれば、発痛物質を出さなくなりますし、熱を出さなくなりますし、筋肉を固くしようとしなくなります。

その場所が治ればいいのですが、人によって回復スピードは様々です。

自己治癒能力 免疫力 若さ
酸素 水 栄養
薬 鍼灸 マッサージ 運動
マインド

他にもあると思いますが、これらで差が出てきます。

脳は、活発に活動しなくていいよ。さぼれさぼれと、常に甘い言葉でささやいてきます。死へのプログラムが始まっているので、活動を抑えてエネルギーの消費を抑えようとします。

だから、内臓の機能を下げて、筋肉を固くして、活動しにくくしていきます。普通はそうやって歳を重ねて、老化していきます。

これに抗わないといけません。体を動かして、刺激を受けて、楽しいことをして、まだまだ死にませんよということを、脳に知らしめないといけません。

そうすると、からだの機能を落とすスピードを弱めてくれます。

手術後のリハビリを早く開始するのは、そういった側面もあります。

鍼によるダメージの回復はどうか?

うちの鍼を受けたことがある方はご存じと思いますが、施術後に鍼のダメージが出ます。疲れたり、うった場所に違和感が出たり、重たくなったり。

それがある人もいれば、ない人もいます。

次の日で抜ける人もいれば、2,3日残る方もいます。

鍼後のダメージの回復度合いを考えてみました。

回復の早い人
若い、筋肉がある、強い、軽症
リラックスできる 施術者や鍼を信頼している 

回復お遅い人
高齢 筋肉がない、重症
緊張しやすい 施術者や鍼を信頼していない

対比してみました。

「北京堂の鍼は、終わった後のダメージが少ないんですよ。刺鍼中は緊張するんですけど、置いている間はしんどくないんです。他の打って、抜いてを繰り返す鍼だとダメージが大きいんです。なんででしょうね?」

競輪選手の患者さんがこう言ってました。競輪選手は、全国いろいろな治療を受けています。鍼、マッサージ、整体etc。

強い刺激で緊張するので、交感神経が優位になり、体がこわばります。刺鍼中や刺鍼直後はこんな状態です。だから痛い。

人間は、寝ているだけで副交感神経が優位になります。鍼も時間を置くことによって副交感神経が優位になります。だからリラックスするし、手足がポカポカになるし、内臓も動きます。

いやいやありえへん!

鍼がこわい、初対面で緊張する、鍼の刺激に緊張しっぱなし、痛みに意識がいきすぎて、緊張しっぱなし、鍼を置いていても気になる。心配だ~

こんな方は、置いている間もしんどいし、施術後のダメージも強いように思います。

なので、身体的によるものもありますが、精神的なものも大きく左右されます。施術者との相性や会話、雰囲気、信頼関係。こういったものが少ないと、自然と緊張しますからね。

なので、鍼が合わない人は一定数いますね。


大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
吹田市豊津町18-4ウイニング・パラ江坂1B
電話:06-6821-3000


2019年11月29日金曜日

休息

元横綱稀勢の里が、自身のケガについて語っていた記事がありました。その中で、自身がなぜケガをしたかがわかってきましたとおっしゃっています。
「それは、稽古のし過ぎです。人間の体にとって必要な、休養の重要性をわかっていませんでした。私は1年365日、基本的に稽古を休まない人間でした。それが強くなる唯一の道だと信じていたのです。ところが、場所前と場所後にエコーで筋組織を調べてみると、場所が終わってからは、1ミリか2ミリほど、筋肉が削れていました。
 稽古をすればするほど強くなれると信じていた自分にとっては衝撃的な事実でした。やればやるほど負担も大きく、筋肉が痩せていく。私に必要だったのは休養だったのです。
 そうした基本的な人体の知識さえ知らず、土俵の上で戦っていたのが私の土俵人生でした」
ごくごく当たり前のことです。スポーツをやる皆さんも、何をいまさらと思うかもしれません。けど、これを当たり前にできるって難しい。
スポーツや競技が好きであればあるほど難しくなります。寝る間を惜しんでといいますが、寝ても覚めてもそのことばかり考え、上手くなりたいと思ったら、自然と体を動かしてしまいます。
やればやっただけ上手くなる。
練習をしておかないと不安になる。
体が衰えるんじゃないか。
体が硬くなるんじゃないか。
他の人はもっとやっているんじゃないか。
休むことは、サボっている、怠けている、自分に甘いから。
そんな風に思うからかもしれません。学生時代はスポーツをやっていたので、その気持ちはもの凄くわかります。毎日、家に帰ってからも走っていました。笑 うちの鍼灸院にもそういう患者さんがいらっしゃいます。
筋肉が削れたり
腱が損傷したり
軟骨が損傷したり
時間が経過したら回復すると思っているかもしれませんが、残念ながら回復しません。自分で自分の体を大事にしないといけません。
こんな話をすると、患者さんはいらっしゃらなくなります。鍼灸院にそんなことを言われるために来たんじゃないと。
鍼灸で痛みがとれると、今まで以上にスポーツや競技をやるようになります。
なんかあったら先生のところに来たらいいんで。
と言われるようになります。ジレンマです。痛みを何とかしたい、パフォーマンスアップの助けになりたいと思う反面、やったらやった分だけ痛めてしまう。
施術=休息
ではありません。そこを再度考えていただきたいです。
日曜日は大阪マラソンですね。マラソンは競技の特性上なのか、練習し続ける人が多いように思います。休息とうまく付き合ってほしいですね。
うちの鍼はスポーツをやる人と相性がいいので、なおさら思います。

大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
吹田市豊津町18-4ウイニング・パラ江坂1B
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2019年11月11日月曜日

冬支度


木枯らしが吹き、一気に寒くなってきたので、冬支度です。

ベッドに敷く、電気毛布を設置しました。去年は、11月5日に設置しているので、6日も遅いことになります。

季節の変わり目というのは、院内の温度設定が非常に悩ましいのです。暖房を入れるのには早い。何もなしだとすこし寒い。

外から歩いていらっしゃる方は暑いと感じますし、そうでない人は肌寒いと感じます。

なのでこの時期は、赤外線を照射しながら施術をします。寒いと筋肉は緊張しますし、交感神経も優位になります。そうすると、鍼の刺激を強く感じてしまいます。

痛いわけです。

リラックスして受けてもらうのに、適度な暖かさというのは欠かせません。温熱により、体は安心、リラックスし、副交感神経が優位になって、全身に血液が促され、手足がポカポカして、内臓が活発に動き出します。

そうなると、鍼灸の効果が発揮されやすくなります。

体がリラックスしていると、鍼も心地よく感じます。


2019年11月6日水曜日

季節の変わり目

大阪では、4日に「木枯らし一号」が吹いたそうで、去年より18日も早かったようです。

そもそも、木枯らし一号って何やねん?

ほとんどの人が同じことを思っているかもしれません。

その年の、秋から冬に初めて吹く、強い北風のことをいいます。いよいよ冬の到来になります。

夏は、南から吹く風ですね。

何が違うのか

・北風は、乾いた冷たい風
・南風は、湿った暖かい風

季節の変わり目に、風が変わるので体調にも大きく影響します。季節の変わり目に体調を崩すという方も多いかもしれませんが、風や湿度、気圧配置に身体が反応します。

人間も自然の一部ということを痛感します。

冬に風邪やインフルエンザが流行るのは、乾いた冷たい風が吹いているからといえます。
体の水分が奪われるということは、免疫を司る各粘膜が乾いて機能が低下するからです。
粘膜=鼻、喉、口、気道など


さらに、体は冷えます。血流は低下し、筋肉だけでなく内臓などの機能も低下します。

うちの患者さんでいうと、寝違えやぎっくり腰が増えます。

これらは、筋肉の急激な緊張です。

冷え、血流の低下は、筋肉を硬くさせるのは当然ですが、乾燥により血管内の水分量が低下します。血液の成分はドロッとしてきます。それによっても筋肉を硬くさせます。熱中症と同じ原理です。熱中症になると足や全身がツッタリ、緊張したりします。汗をかいて水分量が低下する夏とは違いますが、同じようなことが起きることになります。

東洋医学で「風邪」は、風の邪気のことをいいます。風の邪がからだに入ることにより、風邪になる。風は字のごとく、全身を駆け巡る、だから全身症状である倦怠感や関節の痛みになる。

夏、冬に関わらず、水分補給が重要になります。

血液がどろどろにならない食事も重要です。

血流を促す運動が重要です。

患者さんが言ってました。人間何かを変えるということは非常に難しいと。わかっていてもできないのが人間ですと。

的をえています。僕も変わりたいものです(笑)


大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
吹田市豊津町18-4ウイニング・パラ江坂1B
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2019年10月30日水曜日

11月の休診日

【11月の休診日】
・11月10日(日)
・11月24日(日)
・火曜日

祝日、振り替え休日も、通常通り営業しています。

さて、今日、明日は黄砂が飛来するそうですね。たしかに、鼻がムズムズします。

カラダよこんな時は鈍感であってくれ。

なんてことを思います。最近、患者さんに教えてもらった、鼻うがいをやっています。鼻水や鼻くそが明らか減りますね。これからの季節、鼻や喉が乾燥するので重宝しそうです。

生理食塩水でやると、痛みやしみることがないので、是非お試しください。

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2019年10月25日金曜日

ゴルフと腰痛

今週に入り、ゴルフのアメリカツアーが日本で行われています。

世間を騒がせたZOZOTOWNがスポンサーになり、タイガーウッズが13年ぶりに日本でプレーをするとあって、注目をあびています。

タイガーウッズは、腰の手術を3度もしているそうです。綺麗なスイングをしているプロでも腰を痛めます。それくらい、腰にかかる負担が大きいということです。

・ゴルフをする姿勢
・同じ動き
・回旋方向が多軸
・ボールを拾う

腰に負担がかかる要因を考えてみました。

ゴルフをする姿勢

基本中腰です。中腰を続けていたらしんどい。腰が痛くなるのは、誰でもわかります。この姿勢で何百球も打ち続けるわけです。

なぜ中腰がいけないのでしょうか?

関節というのは曲がった状態になると不安定になります。そんな不安定を安定させるために、関節の周りの筋肉をフル活動します。だから、筋肉が疲労して固くなります。

その時間が長ければ長いほど、負担が増えるので固くなり、緩みにくくなります。

同じ動き
同じ動きを繰り返します。走りながら、歩きながらのスポーツではありませんし、腰で回転させるため、繰り返し腰に負担をかけることになります。

回旋方向が多軸
みんなのゴルフダイジェストより引用

この三つの軸を使うので、安定させのが難しい。或いは偏った軸の使い方になってしまうなどが考えられます。

ボールを拾う
当たり前の動きですけど、これかなり負担ですからね。ほとんどの方は、ボール以外のことで、この動作をやることは、面倒なのでなるだけやりません。
しかも横着して、足を使わないで腰で拾うようになったら、負担はさらに増します。

股関節の柔軟性があればいいのですが、ほとんどのかたが柔軟性が低下しています。バレエをやっている方は、股関節から屈曲する仕方が身についています。こういった屈み方ができれば言うことはありません。




違いはわかりますかね?ほとんどの方が後者の画像のような姿勢になります。柔軟性がなければ、膝を曲げたほうがいいです。膝の負担は増しますが、腰の負担は大幅に軽減します。
ボールを拾うときに、こうやって拾うので、拾うたびに腰を痛めつけているということになります。

バレエあるあるですが、バレエをやっている方が靴紐を結ぶときは、股関節から屈曲させます。
一般の方は、膝を曲げます。初診の方でも靴を脱ぐ時に一目瞭然です。(笑)

さて、脊柱起立筋なのか、大腰筋なのか、腰方形筋なのか、ハムストリングスなのか、臀部の筋肉なのか、人それぞれの癖で負担になる筋肉は変わってきます。

鍼でそれぞれを緩めることが可能です。この秋のシーズンは、ゴルフの機会が多くなります。もともと腰に痛みがある方、オーバーユースで痛める方が増えますので、お困りの際は鍼お試しください。


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2019年10月24日木曜日

肋骨の骨折



40代女性 主婦

7月に左肩甲骨の内側に痛みがあるということで来院。
ゴルフを週に2回ほどする。

・肩の動作問題なし
・頚部を伸展、左回旋時に痛みが強くなる。
・肩甲骨内側縁に圧痛
・深呼吸時に痛みが強くなる。

頚部の問題と肋間神経・肋間筋に問題あると判断し、頚部の施術、腕神経の出口付近の圧痛もあるので、斜角筋への刺鍼。
肋間神経へアプローチするべく、背部肋間神経で出口付近の背部から刺鍼。

この治療で深呼吸時の痛みが治まる。
頚部の痛みが軽減。

翌週に2日連続でラウンドをまわり、その後肩甲骨内側に痛み、深呼吸時の痛みが少し感じるようになる。

9月、肩甲骨内側縁の痛みが強くなる。ジェットスキーに乗せてもらったので、頚部の痛みもあり、そちらの施術を中心に行う。
ゴルフ中、ボールを打つ瞬間や地面にクラブが当たった瞬間に肩甲骨内側縁に強く痛みが出る。

後日のご主人が来院されたときに、肋骨にヒビ、骨折があったことがわかったと報告がありました。

40代、外傷、事故などもないので、肋骨の骨折を完全に除外していた症例です。しかも、1回目の治療で呼吸の痛みが治まったことと、頚部の問題もあったことで、肋骨の問題を頭に残すこともしていませんでした。

若くても、呼吸時の痛み、圧痛箇所にフォーカスして、肋骨の骨折を疑うべきでした。今は痛みも落ち着いているそうです。



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