・8月18日(月)休み
・8月24日(日)休み
・火曜日 休み
・8月18日(月)休み
・8月24日(日)休み
・火曜日 休み
今月の休みはいつもと違うのでご注意ください。
・7月13日(日)休み
・7月24日(木)休み
・7月25日(金)休み
・火曜日 休み ※但し、22日(火)は営業いたします。
今臨月なんですけど、鍼かお灸ってできますか?
懐かしい後輩からのLINE。
妻のママ友が、この後輩の親友という偶然もあり、世の中狭いな〜とつくづく思います。
お腹が大きくなり、腰や背中、肩がパンパンに張っていて辛いとのこと。
お腹に赤ちゃんがいるわけですから、そりゃしんどいです。助産師さんに少しほぐしてもらう程度で、がっつりマッサージなどはやってもらってないようです。横向きでマッサージできると思いますが、お腹の赤ちゃんが心配でやってもらってもらわなかったみたいですね。
うちには、妊婦さんでもうつ伏せでマッサージを受けられるマットがあります。試しにうつ伏せになってもらいましたが、お腹の出っ張りが強かったので、今回は横向きで施術することにしました。
ガチガチだったので、施術後はスッキリして楽になったと言ってました。ママさんが体調良くなると、赤ちゃんも元気にるのでいいですよね。出産頑張ってほしいものです。
腰部ヘルニア
腰骨の間に椎間板という軟骨があり、その軟骨の中から髄核という塊が飛び出した状態を腰部ヘルニアといいます。
ヘルニアという言葉は、飛び出すとか逸脱するという意味です。なので、脊椎だけでなく、腸が飛び出す腸ヘルニア、ヘソが飛び出す臍ヘルニア、鼠蹊部から飛び出す鼠蹊ヘルニアなどがあります。
つまり、飛び出したものは何でもヘルニアです。
来院している方でも、医療機関でヘルニアと言われたという方は多いですね。
MRIは撮られました?
いやレントゲンだけです。
これはあるあるですが、レントゲン検査だけだと確定診断にはなりません。レントゲン検査は骨の状態をみるものです。ヘルニアや椎間板などの軟部組織をみることはできません。
傾向としては、レントゲン検査のみで、ヘルニアといわれた方は、比較的軽症である場合が多いように思います。症状が強い場合は、ヘルニア以外の腰部疾患が考えられたり、手術をするかしないかが視野に入ってきますので、MRI検査をして確定診断をする必要があるように思います。
基本的には、手術をしたくないという方がほとんどです。メスを入れて入院して、何日か休まないといけません
腰部ヘルニアで悩んでいて当院に来院されている方の傾向でいうと、腰部痛から臀部の痛みである場合は、鍼灸でも痛みのコントロールが可能である場合が多いです。
何度か施術をしても、足の痺れを訴えられている場合は、鍼灸での痛みのコントロールが難しくなる傾向にあります。
鎮痛剤、ブロック注射、鍼、マッサージなどで痛みをコントロールして、ヘルニアが吸収されたり、元に戻るのを待ちますが、症状のレベルが強いと、これらでは痛みをコントロールできず、日常生活に支障が出てきます。
耐え難い痛み(鎮痛剤が効かなくなってきます)、痺れ、歩行困難、膀胱直腸障害など。
これで耐えられない場合に手術を選択されます。
以前のように切開して取り除くやり方以外に、内視鏡を使って、傷や体への負担を少なく手術ができるようになってきています。以前より手術のハードルは下がってきていると思います。
暖かくもなり症状が落ち着き、ヘルニアが小さくなっているが、重症になるのが辛いので、早めに手術をして今後の不安を払拭したいという方。
痺れや痛みが常にあり、一見重症であるが、普段やっているテニスを休みたくない、手術はなるべくしたくないという方。
患者さんにとって何が最適か、それぞれ状況が違うので難しいですが、一人で悩まずにご相談いただければと思います。
プロスポーツ選手に、定年というものはありません。力があれば、何歳でもできます。
しかし、どんな凄い選手でも、怪我をしたり、体に衰えが出ると、プロとして通用しなくなってきます。若くても辞めなければいけないこともあります。
日々練習に励んでいても結果が出ないこともある。努力をすれば報われる世界でもありません。
厳しい世界です。
少しでも長くやれるように、協力できればと思っています。
体にはセンサーがあり、刺激に対して様々な反応をします。皮膚が刺激され、神経を伝って脳に伝わります。伝わった刺激に反応して、脳から刺激された部位に指令が送られ、患部に何らかの反応が起こります。
刺激量、刺激物にもよりますが、微細な刺激でも、何らかの反応を起こします。手を当てる、ハケで撫でる、風を当てる、何でもいいのです。人間の体はうまいことできています。それらを利用したセルフケアの商品があるので、いくつか紹介しておきます。
「ソマセプト」
微細なプラスティックの突起が出ています。痛みなどは感じません。
「シャクティマット」
インド発祥らしいですが、これもプラスティックの突起が出ています。うちにいらっしゃる競輪選手の間で流行っているものです。かなり痛いそうですが、セルフケアにピッタリとおっしゃっていました。
「ダーマローラー」
微細なハリが出ているローラーを皮膚の上でコロコロすることにより、微細な傷を作りそれを再生する作用を利用して、ターンオーバーを促します。
どれも、皮膚に刺激を入れ、体の再生力や、脳の反応をうまいこと利用しています。当然ですが、人それぞれ感じ方は様々です。それらの反応はどなたでも起こっていますが、実感できる人、そうでない人がいます。
試していただく際に、一定の期間利用していただき、継続するか判断していただければと思います。
形は違えど、人間の考えること、やることは大した差はありません。面白い物です。
これらと鍼の違うところは、深部にもアプローチできる点です。多くの方に深部に響く鍼の感覚を体感いただければと思います。
病気になったり、体を痛めたりすると、「安静にしてください」と言われます。
安静といっても、どの程度の安静なのか?曖昧な言葉なので困惑される患者さんも多いと思います。
入院するような病気、怪我、手術の後の安静
「絶対安静」というやつです。寝て動かない、動かないことによって、負担を減らし、体力を温存して回復に力を注ぐ。
こういった場合は、段階的に安静の度合いを緩和していく指示があるので、わかりやすいと思います。
点滴寝たきり→ベッドでの起き上がり、飲食可能→立ち歩き移動OK
ざっくりですがこのような感じで緩和されていきます。
通院時の痛み怪我の安静
これが厄介な安静です。
ぎっくり腰→病院→レントゲン異常なし→湿布処方→安静にしていてください。
どの程度?寝とくの?どのくらい?学校は?仕事は?
この場合の安静は、「局所安静」というやつです。局所の筋肉をあまり使わずに、負担を少なくして過ごしてくださいという指示になります。
運動、スポーツをする人の安静
これまた曖昧な安静です。運動する人は、そもそも安静は嫌なんです。痛かろうと動きたい。さらに「安静にしてたって治らない!」という人もいます。動きながら治したいんです。
患者さんも馬鹿じゃないんで、絶対安静なものはわかります。大きな怪我をした場合はわかります。レントゲンで骨折、MRI、エコーなどで、靭帯断裂、軟骨の損傷など、わかりやすく痛めている場合は、医師の指示も明快です。
スポーツ、運動をしていると、オーバーユース(使いすぎ、練習過多)で痛みが出る、フォーム不良で痛みが出る、原因のよくわからない痛みが出る場合があります。そういった場合に、どの程度安静にすればいいのかが非常に悩ましいわけです。
どの程度の安静?
安静期間はどれくらい?
運動強度は?
こういったことを、医師や治療者に質問されるといいと思います。でないと、なぜかわかっていると思われ、詳しい説明はありません。
なぜそうなるかというと、はっきりと答えが出にくいからです。人それぞれの回復力、日常生活の負担のかかり具合、痛めてる場所のセルケアの度合いなど、バラバラだからです。
患者さんの心構えとしては、期間や回復度合いを厳密に捉えすぎないことです。
いやしっかりしてよ!とツッコミたいかもしれませんが、びっくりするぐらい早く回復する人もいれば、びっくりするぐらい長引く人もいます。指示のある期間を目安にして、再度安静期間などを聞かれるといいと思います。
人の体はそんなに簡単なものではありません。教科書通りにはいかないことが多いものです。
うちに来院される方のほとんどが、安静にできない方ばかりです。説明漏れの場合は遠慮なくお聞きください。
・7月22日(月)休み
・7月28日(日)休み
火曜日 休み
※7月22日 月曜日が休みとなっています
ここ数週間、ぎっくり腰の患者様が増えています。
今回は、肩関節です。五十肩やスポーツ疾患に対する施術で必須の部位になります。
肩関節は球関節のため、不安定で痛めることが多い関節です。投球動作や回旋動作でオーバーユース、フォーム不良により、スポーツ障害になってしまいます。
ローテーターカフを中心に筋肉の付着部位や骨の際などを意識して刺鍼していただきます。
硬さや感覚、深さ、痛さを打って打たれてをすることで、施術をする側、患者さん側の感覚を体感していただきます。
初めての方も、久しぶりの方も鍼灸師であればwelcomeです。
長鍼を扱えるようになっていただきます。
HARIカレッジ 肩関節編
・ローテーターカフ
・小胸筋、大胸筋
・上腕二頭筋、上腕三頭筋、上腕筋、烏口腕筋など
対象疾患
肩関節痛、五十肩、神経痛、スポーツ障害など
対象:鍼灸師
参加費:10,000円 (見学 学生無料)
定員:6名(残り2名)
うちにはスポーツをする方が多く来院しています。
日々運動をして、痛めて、施術をしてを繰り返します。
それぞれ、理想の姿、フォーム、動きがあり、それに近づけるため日々努力をしています。ただ、その理想というものにならないのが難しいところです。
というのも、本人は理想の動き、フォームをしている認識です。間違ったことをしようとしているわけではありません。当たり前ですが。
理想の動き、フォームをしようとしているけど、間違った動きになっちゃう。練習にしても、いい動きをやっているつもりでも、間違った動きをやっている可能性があるわけです。
補正した方がいいけども、補正できない可能性が高い
だから、体を痛める
無理に補正しているために、逆に負荷がかかってしまう。例えば、肩が内巻きに入って猫背になってしまう。それを補正しようとして、肩甲骨を広げたり、背中に寄せて、内巻きを補正する。
宗すると逆に背中を過剰に使ってしまう。
無理が生じるので、スムーズな動きができなくなる。それをスムーズになるように繰り返し補正して、練習していれば、力むことなく、無理なく理想の姿勢になる。
本当でしょうか?
まさしく理想はそうですが、そういうふうになる人もいれば、ならない人もいます。もっと言うなら、ならない人の方がほとんどです。それが現実です。
いつも思うのですが、理想は求めないといけないですけど、理想ではなく、「自分にあった理想」というものが必要だと思うのです。
野球をやっていたこともあり、元プロ野球選手の古田敦也さんの「フルタの方程式」というyoutubeをよく観ます。
多彩いゲストを呼んで、野球について深堀するものです。現役選手からかつてのスター選手、めメジャーリーガーなど非常に興味深い。
昔こうだったとか、凄かったというような、雑談ではなく、こんな練習をしていたとか、こんなことを意識していたとか、野球をやる子供から大人、実際の選手までが勉強になるような内容です。
そこで出てくるゲストが話す内容は、それぞれが違って、個性があって多様なのです。もちろん求めているものや、理想は同じであっても、その過程やアプローチ、感覚、捉え方は全然違います。
面白いのが、指導者が言っていたことは、自分には合わないとか、間違っているとか、多くのゲストがおっしゃっていることです。結局自分にあった練習やフォーム、取り組みをやらないと、うまくいかないということです。
同じ内容でも言い方、言い回しで全然違うものになります。受け取る側も、人によって聞き取り方、受け取り方が違うものになります。
明日までにこれやっといてね
“自分に気にかけて言ってくれてるんだ“
“何で俺だけにいうねん“
“ということは、明日これをやるんだな、じゃーこれを重点的にやっておこう“
“パワハラ?“
“私に気があるの?“
どれが正解かはわかりませんが捉え方は様々です。
うちにはクラシックバレエ、ヨガをする方もいらっしゃいます。聞いていると皆さん苦労されています。他のスポーツや動きよりも、柔軟性が重要な要素だからです。
プロや先生、教科書にあるような柔軟性を、素人や駆け出しの人たちにも、求められます。
これってかなり酷なことです。
教える方も、教わる方もそれに邁進します。
柔軟性がないのに、その動きをやったって無理なのに、それを求められる。無理な柔軟性のために、そこに到達するために、違うところを過剰に使ってしまい、痛めたり、無理に柔軟をして関節を痛めます。
通常指導者は、その人が今できる理想の動きを見極めなくてはいけないはずです。過剰に上を求めると、体を壊すだけです。ひどいと骨折したり、靭帯を痛めたり、オーバーユースになって痛みが出る状態になります。
狭い世界にいると、それが当たり前になってしまいます。
痛めるのは、できない自分が悪いから。
そうなってはいけないと思うのです。踊りだって、今できる理想の動きをやる方が、生き生きと躍動感があっていいのではないかと思うのですが、難しいところです。
2028年に開催されるロサンゼルスオリンピックの正式競技に、フラッグフットボールが追加されました。
いやフラッグフットボールって何やねん??
ほとんどの方が思ったと思います。
簡単に言うとアメリカンフットボールのタックルがないバージョンです。
腰にフラッグをつけていて、タックルの代わりにそれを取ることで、タックルが成立したことになります。
YouTubeに動画がるのでご覧ください。
小学生向けの教材なんでアレですが、つい先日、日本代表がマレーシアでアジア‘オセアニアフラッグフットボール大会が行われました。
男子は3位、女子は優勝という結果でした。
要注目のスポーツなんで皆さんチェックしておいてください。
2023年に前期に3回行ったHARIカレッジの復習を行います。
頸部 肩部 背部 腰部 臀部
日頃の臨床では、頸部だけ腰部だけ辛いというより、頸部から背面にかけて全部が辛いという方のほうが多いかもしれません。
うってうって、受けて受けて
HARIカレッジのテーマである、術者の感覚だけでなく、患者としての感覚も体感すること。これを存分に感じられるものになります。施術後の感覚、変化など、患者さんに説明する際に役立ちます。
普段の施術をイメージしていただき、腰部、臀部、背部、肩部、頸部とスムーズに打てるように練習していただきます。
前回までで、苦手なところや、練習できていないところなどがあれば、それらを中心やっていただいても結構です。
繰り返し練習して、普段の臨床に活かせるように、実技中心にやっていきます。
初心者でも自信がなくても、鍼灸師であれば、どんな方でも丁寧にご指導します。復習編となりますが、参加したことない方も、初めての方も参加OKです。
場所:BABA鍼灸北京堂大阪
対象:鍼灸師
参加費:10,000円 (見学 学生無料)
定員:6名