日本では、鍼をうつ時に細い筒に、鍼を入れて身体に刺入します。中国では、この筒を使わずにそのままブスっと刺します。中国のほうが怖そうですね。痛そうですね。笑
なぜこの筒を使うかというと、そのままうつと鍼が刺さったときに痛いからです。この痛みを少しでも和らげようと、江戸時代の鍼灸師、杉山和一が考案したとされています。
さすが日本人です。痛みがわかりますね。笑
今日はこの筒、鍼管を作っていました。師匠が島根に帰るということで、北京堂で使っている中国鍼用の鍼管も持って帰るそうなので、自作です。
市販では、もう売っていないそうです。半端なサイズなので自分で作るしかないみたいですね。
ハンズにアルミのパイプが売っているので、そいつで加工します。ステンレスもあるのですが、固いので加工しにくいため却下です。
上がカットしたアルミのパイプです。
下が市販されている真鍮の綾目鍼管です。
こんな感じでカットします。
あとはひたすら磨きあげます。これが面倒です。神経使います。患者さんと接するところが違和感ないように、丁寧に磨きます。
あと10本カットが残っているのですが、今日はこれで限界です。
鍼を打つ時に曲がらないようにかと思ってました。
返信削除器用さが問われますね!
中国ではまだ売っているのでしょうか?
��12日さん
返信削除コメントありがとうございます。
曲がらないようにというのもあるでしょうね。安定させるためです。熟練しなと直接刺すのは難しいですから。
中国ではどうでしょうかね?中国の鍼灸師さんは、あんまり鍼管を使わないので。
日本でもサイズ限定であるんですけどね。