昨日、北京堂京都の岡田先生が遊びに来てくれました。
東京に修行にいらっしゃっていた時からの付き合いで、同い年だったり、大学が同じだったりと共通点も多く、色々相談にのってもらったり、家族の話や僕のはまっているFMの話など、楽しい時間を過ごせました。
うちの師匠である浅野周が出版した本「超初心者用 鍼灸院治療マニュアル」を持ってらっしゃったので、少し読ませていただきました。
もう一冊、開業マニュアルを出しているのですが、治療編が少ないということで、今回の本を出したようです。とりあえず「超」という字を是が非でもつけたかったようです。
北京堂でやっている実際の治療方法が書かれているようです。内容は詳しくよんでいないのですが、前書きやあとがきなどを少し読むと、常々おっしゃっている現在の鍼灸界を憂いていたり、自分のやり方をマニュアルとして出しておかないと、自分がなくなった時に、「元祖北京堂」と言いだす弟子が出てくるなんかも書かれていました。(笑)
たぶん内弟子の先生方はそんなことを言いださないと思いますが、見学者や外弟子のかたは言うかもしれませんね。
以前、大勝軒のことを絡めた「お家騒動」の記事で書きましたが、関わる人が増えてくるとややこしいもんです。一部では、浅野式、北京堂式、二天堂式、つばめ式だとかに分けれらるそうなんです。(笑)なんのこっちゃですけどね。
内弟子と外弟子の区別も浅野先生にしかわからないですし。しかも一子相伝のような難しいものでもないですし、誰でもやろうと思えば出来るやり方です。
だから、タイトルにもあるように「超初心者用」なんだと思います。ややこしくならないようにしてほしいもんです。
さて、自分の鍼灸に対するあり方も、考えないといけないなとも思います。ヒヨっこヒヨっこと思っていましたが、来年で免許を取って10年になります。自分でそう思っていても、周りはそう思ってくれませんよね。臨床にでていたら尚更です。
まぁ、立ちあげたところなんでなんともですが、翻訳や後進の指導など、自分の出来る形で何か鍼灸界に貢献したいと思っています。
大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
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