シンスプリント
下腿内側の痛みで、向う脛(すね)のあたりに痛みを感じる。
これ、ようは使いすぎで出る痛みです。最近では、ランナーに多い障害ですね。ふくらはぎの深部にある、ヒラメ筋、後脛骨筋、長指屈筋が、付着する脛の骨を後方に強く引っ張るために起こります。最初は運動後に痛むぐらいっだったのが、日常生活、歩行でも痛むようになります。
使いすぎの痛みというのは、使わなければ痛みは引いていきますが、そんなに使いすぎていないのに痛みが出るという人は、その原因を考える必要があります。
ふくらはぎの柔軟性の低下
運動をしない人やストレッチを怠っている人、運動後のケアをしないので筋肉が硬くなっている人。
硬い場所での運動
コンクリート、アスファルトなど。硬い場所だと、当然負担が大きく、下からの突き返しも強いですね。
靴の問題
中敷きが薄い靴、クッション性の乏しい靴を履いている。硬い場所と同じですね。足の負担は大きいです。
フォームや姿勢、バランスが悪い
フォームが悪いと、偏った筋肉の使い方をします。姿勢が悪いのも同じで、そういった人はO脚になったりX脚になったりです。
使いすぎが原因でなかったら、こういったことを考慮して、一つ一つ原因になるものを除去していかないといけません。
僕が毎朝ランニングをしているのは、皆さんご存知かもしれません。春先は岸谷の杉山神社まで街中をランニングしていました。いつもは前の公園をランニングしていたんですけど、グランドの都合で街中を走っていたんですよね。
街中なんで、コンクリートやアスファルトの上を走ったので、膝が痛くなったんですよね。シンスプリントではないんですけど、それだけ硬いところを走ると、体に負担になっていますよ~ということなんです。
それ以来、前の公園、土の上を走るのに戻したのですが、痛みはなくなりました。普段のランニング、小学生から続けていることなんですけど、基本的に土の上を走るようにしてきたんですよね。それがたった、数週間硬いところを走っただけで、痛みが出るってね。
だから昨今のランニングブームで街中を走っている人がいますが、見るたびに体が心配でね。(笑) もうじき、24時間テレビですけど、走った人のほとんどが膝傷めてますもんね。気を付けないと。健康のためにやっていることが、実は体を壊しているなんてこともあるかもしれません。
かなりの脱線でしたが、シンスプリントも似たようなものです。競技の特性やその競技で起こるケガや障害について勉強したうえでやらないと、後々面倒なことになります。
ハードコートでのテニス、ランニング、体育館でやる競技など、特に気を付けないといけません。鍼治療は、原因となる深部の筋肉にダイレクトにアプローチできますので効果的です。症状によっては、がっつり脛の骨を沿わせて鍼をいれていきますので、ガツンと響きます。思い当たる人は、早め早めに治療しましょうね。
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