2013年12月24日火曜日



最近めっきり寒くなったということで、鍼治療+お灸という治療も増えてきています。直接お灸をする場合もあれば、温灸や灸頭鍼といったものです。

お灸をすると、ポカポカと気持ちよく、慢性的な疾患に効果があるのですが、厄介なのが煙です。

それはそれはモクモクと沢山出てきます。自宅で出来るならやってくださいねといって、比較的扱い易い温灸やセンネン灸のようなものを渡しても、煙の凄さに断念してしまう方がほとんどです。(笑)

最近では、煙の少ないお灸なんかも出ているのですが、それでもある程度は出ますんで、たばこを吸う方がいない家なんかは、部屋に匂いが残るのが気になるかもしれません。

そんなモクモクな院内を見て患者さんに

お灸の煙は肺とか喉とかに悪くないのですか

鍼灸の常識は世間の非常識なんていったものです。当たり前にやっていると考えもしなかったですね。昔の医道の日本の記事に全く同じ質問があったので紹介しておきます。

たばこの煙と同じ意味あいですね。副流煙です。

お灸の研究は行われていても、煙についての研究はほとんど行われていないのが現状だそうです。少ない研究の中で、アロマテラピーや殺菌などの効果があることがわかっているようです。

確かに、艾の匂いでリラックスできる、懐かしい匂いがして心地いいという方も多いです。ただまぁ逆もしかりなんですけどね、うちの母親なんかは嫌みたいですね。(笑)

殺菌効果については、以前中国でSARSが流行した際に、艾の煙が空気消毒して感染の予防効果があると報告されています。

直接吸いこむとむせ返ったり、眼に入るとしみたりすることはありますが、問題ないのではないでしょうか。

もう一つ気になることが書かれていましたが、喘息などの気道過敏性のある人は、発作が誘発されることがあるとも書かれています。

う~んですね。北京堂では喘息こそお灸治療です。今のところ、喘息の患者さんにお灸治療をして発作が出たことはありませんが、注意しないといけませんね。

慢性痛のある方や冷えを伴う方など、気になる方は鍼とも併用できますんでおっしゃってくださいね。

今日のmusic,,,"Santa claus is coming to town"@ justin bieber



2 件のコメント:

  1. 先生お久しぶりです。
    馬場先生の灸頭鍼、背中にしてもらってもお腹までポカポカ温まって本当に気持ち良いです。
    私はお灸大好きなので煙の害って考えたことなかったのです。
    もぐさの匂いも好きなので害がないといいなあ。

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  2. ��たかちゃんさん
    お久しぶりです。
    たかちゃんさんは、ご自身でされますもんね。家に匂いがついて大変じゃないですか?(笑)
    脈々と受け継がれてるものなので、問題ないとは思いますけど、詳しくわかってほしいですね。

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