2012年9月12日水曜日

梅干し


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うちの母親が漬けている梅干しです。
おじさんが、畑で紫蘇を作っているので、それを使ってそれはそれは酸っぱい梅干しが出来上がります。昔から1日1個梅干しを食べさせられてました。そのおかげで元気に過ごせているのかもしれません。

ちなみにうちの嫁は、この酸っぱい梅が苦手のようです。ハチミツで漬けた甘いやつがいいようですね。

体調の悪い時、風邪をひいている時、疲れやすい夏場など、抜群に効果を発揮してくれます。何かあったら、「とりあえず梅干し食べとき。」って言われていたように思います。(笑)

梅干しの効能

胃がん予防
梅の中には、胃に障害を及ぼすヘリコバクターピロリ菌の運動能力を阻害または抑制する効果のある物質(シリンガレシノール)が含まれています。

糖尿病予防
梅の中には、血糖値の上昇、肥満等に関連づけられる酵素(α-グルコシダーゼ)の働きを効果的に阻害する成分が含まれています。

食中毒予防
梅干しを食べると食あたりになりにくいという昔からの言い伝えがありますが、梅干しが食中毒菌である「黄色ブドウ球菌(MRSA)」や「病原性大腸菌(O-157)」といった食中毒菌の増殖を抑制する作用(制菌作用)があり、食中毒を予防する働きがあることが明らかになっています。

動脈硬化の抑制
梅干しはアンギオテンシンⅡという血管収縮性作用のあるホルモンの働きを調整し血圧の上昇を抑え動脈硬化の発生を抑制する作用があります。
また、血液中のコレステロールなどの脂質が増えると高脂血症になり、血管内で血栓ができやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞を起こしますが、梅干しを食べることにより血液の流れがなめらかになり、発症を予防します。

血液浄化作用
ドロドロ血液の正体は血液中の脂質です。これが血液中に多くなると高脂血症になり、ドロドロ血液になると言われています。
梅干し含まれるクエン酸は、ドロドロ血液の原因である酸性を中和させ、血液をサラサラにします。

抗酸化作用
活性酸素は癌や生活習慣病を引き起こす原因といわれていますが、梅干しに含まれるフラボノイドには酸化反応を抑制する作用があり、細胞や組織が酸化するのを防ぎます。

疲労回復効果
梅干に含まれる「クエン酸」には、疲れの原因となる乳酸を抑える働きがあります。「梅干を食べると身体の調子が良い」という声をよく聞きますが、これは「疲労を感じる物質を体内で作らない」ということなのです。

食欲増進効果
梅干しを見たり、思い出したりするだけで、口の中に唾液が広がったという人は多いと思います。
梅の酸味が体内の消化器官を刺激し唾液など消化酵素の分泌を促し、食欲を増進させるとともに消化を助けます。
また、梅干しに誘発されて出る唾液の質はサラサラで、口の中に残った食べかすや細菌を洗い流しやすく、虫歯予防にもなります。

虫歯予防
虫歯の原因となるのが、ミュータンスと呼ばれる球菌です。
梅干に含まれるクエン酸は、このミュータンスの活動を抑え、虫歯を予防してくれます。砕いた梅干を、お湯に入れて口に含むだけで、歯磨きと同じ効果をもたらしてくれます。

カルシウム吸収促進
の材料であるカルシウムは水に溶けにくく吸収率の低い栄養素ですが、クエン酸と一緒に摂取すると水溶性に変化し腸管からの吸収率がアップし、骨の老化を予防します。

鎮痛作用
「こめかみに梅干しを貼ると頭痛が治る」という言い伝えがありますが、医学的に頭痛に梅干しは効きます。梅干しの香り成分ベンズアルデヒドには、痛みを鎮静・軽減する効果があります。わざわざこめかみに貼らなくても、香りを嗅ぐだけで同じ効果は得られます。

紀州梅効能研究会より抜粋

とまぁたくさんの効能があります。塩分濃度が高いので食べすぎはダメなんでしょうが、1日1個くらいが丁度いいのかもしれません。
これをみると、梅干しのおにぎりなんてのは、すごく理にかなってるものですよね。夏場だと食中毒の増殖を抑制しますし、疲労回復にもつながりますし、塩分補給にもなりますしね。

うちの治療所でも夏バテで、疲れがとれない、体がだるい、眠たい、食欲がないなどを訴える方が増えています。そんな方は、梅干し食べて元気をもらうのもいいかもしれませんね。

鍼して、灸して、梅干し食べて、疲れを取りましょう。

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涎出ちゃいましたかね?(笑)

今日のmusic,,,"Don't Know mailto:Why@Norah Jones



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