2011年8月2日火曜日

本場

 今日は中国出身の方が来院されたのですが、日本人以上に鍼を怖がられていました。

ぼくら日本人の感覚だと、中国の方は鍼やお灸をバンバンやっているんだって思いますよね?だから、鍼を怖がるってどういうこと?と。

海外の人が日本をみた時に、ちょんまげの人が今も歩いているとか、刀を持った人がいるとか思うのと同じ感覚なんでしょうかね?

詳しく聞くと、その患者さんの親と祖父母は、身体に不調があれば鍼灸をやっていたそうです。ただその患者さんの世代は、なじみがないって言ってました。同世代でやっている人なんていないって。
なんかそれって、日本と同じですよね。不思議な感じです。

怖がってる理由も、親や祖父母から鍼は痛いって言うのを聞いているからみたいです。中国の場合、鍼をうってから得気をだすために、鍼を上下したり、回転させたりと手技を行うんですね。それが痛いようです。

うちは、そういう手技はやらないですからね。刺激が十分あるのと、手技をすると危ないっていうのがありますのでやりません。

刺鍼後は、「思っていた痛みとは違っていました」とおっしゃっていました。
日本人と感想が一緒ですね。(笑)

 



1 件のコメント:

  1. ヤマグチ!2011年8月4日 19:57

    えぇ顔してますね!
    よっ男前!!
    お久しぶりです。元気そうで何より!

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