2017年5月20日土曜日

同じ穴の狢

この前、鍼灸師の先生が治療にいらっしゃいました。

普通の患者さんと何ら変わりありません。おなじように問診して、動きを診て、体を診て、触診する。

原因となる場所を見つけて、鍼をうっていく。

置鍼して、鍼を抜く。


そういえば、鍼灸師やった。

ふと気が付きます。(笑) 

どんな反応やろか?効果は出ているかな?

普通の患者さんでも似たような心境にはなるのですが、試されている感が微妙に強くなります。自分で鍼をうったり、ストレッチをしたり、ご自身でやれることはやっているでしょうから。

来る前に色々な動きして、カラダをチェックしてきました。

実際におっしゃっていました。寝違えに似たような頸部と背部の痛みだったのですが、明確なきっかけ、原因はわからないっておっしゃていました。

今回は、頸部といっても棘筋という、背骨につく深部の小さな筋肉に注目しました。

寝違いの原因は棘筋

背中から視ている図です。赤く色が変わっている筋肉が棘筋になります。真ん中が背骨の突起になります。ほとんど真ん中です。

背中を反らす
背中、頸部を回旋させる
姿勢を安定させる

こういった動きをします。そう考えると、下向きが多い、同じ姿勢で力が入っている、踏ん張った、頸を右に向けて寝ていたetc

色々なことが考えられます。どれか一つが原因とはかぎりません。色々なことが重なったり、疲労が重なったり、ストレスが重なったり、マイナスの要因が重なって限界に達すると、体は悲鳴を上げます。

直後から大幅に軽減していたようなので、一安心でした。


大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
BABA鍼灸北京堂大阪
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電話:06-6821-3000

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