2014年1月31日金曜日

比較

 先日の鍼灸の業者の取材の御礼に試供品を沢山いただいたので、早速比較してみました。この前テレビで、食品偽装で話題になったパナメイエビと芝エビを食べ比べするというのをやっていたので、丁度いい機会だな~ということでやってみました。

台座灸とツボ灸です。

RIMG1870.JPG

 長生灸

RIMG1873.JPG

手前の赤=あつめ シルバー=ふるう 青=ゆるめ 黄=番外編で煙が少なく、臭いが少ないもの、おそらく炭のお灸です。

通常お灸というのは、もぐさのはっぱを乾燥させたものを使用。

比べてみると確かに、赤は熱い。初めてする人は、これって我慢すべき?がんばるべき?ジンジンと熱さが伝わるといった感じです。

シルバーは丁度いい感じです。ポカポカ暖かい。心地いい感じです。冷えの強い人なのかは物足りないかもしれません。

青はほとんど感じませんでした。肌が弱い人、敏感な人にいいかもしれません。お灸は熱いものだ、やけどするんじゃないかと思っていた人は拍子抜けするでしょうね。

番外編の黄は、赤よりも熱く感じました。炭なので、燃焼するのに時間がかかりますが、BBQの炭と同じで火力は強く感じます。肌の弱い人は水膨れができるかもせん。

RIMG1874.JPG

 少しわかりにくいかもしれませんが、お灸をやった場所が赤くなっています。やけどの分類の一番弱い段階の紅斑(フレアー)の状態ですね。
一般的にやけどというと、水膨れができて初めてやけどと思っていたかもしれませんが、この紅くなっている段階でもやけどです。

赤と黄の場所が紅くなっているのが目立ちますね。使用後も熱感がじんわりと残っています。

わざと腕の内側にやっています。というのも内側の方が肌が弱く、敏感です。肌の弱い人の感覚に近づけようということです。水膨れでもできないかな~なんてことを思っているのですが、今のところ大丈夫のようです。

RIMG1877.JPG

 ツボ灸

RIMG1879.JPG

 なんの仕打ちかわかりませんが、強と弱が逆に入っていました。緑の方が熱いと思っていたら、手前の赤のほうが熱くて熱くて、おれの感覚がおかしいんか?と思って箱をみてみると、(弱:緑筒 強:赤筒)と書いています。

間違えたらあかんでしょ。(笑)患者さんじゃなくてよかったです。

RIMG1880.JPG

 使用後はこんな感じです。こっちのほうがわかりやすいかもしれませんね。

こちらにしても、赤は強く感じますね。ただ長生灸とくらべると若干マイルドな感じがします。

30分後の両腕を比較してみると、左の長生灸のほうが手先がポカポカ暖かいです。長生灸は合計4壮すえているというのもあるかもしれませんが、少々熱いのが平気であれば、炭のお灸が一番効いていますね。

RIMG1881.JPG

 黄の部分が一番紅く残っています。これも僕の体だとこうなりますが、他の方がどういう反応になるかはわかりません。まったく反応が出ない場合もありますし、ぷっくり水膨れができる場合もあります。

今まで、台座灸は使ってこなかったので、こっちのほうが熱感を感じていいかもしれませんね。



2014年1月29日水曜日

アウトプット

 治療で使う鍼灸用品をいろいろな会社から購入しているのですが、今日はその一つ「トワテック」さんが、お灸の製品に関することや、その他の商品のことでお話を聞きたいということで、会社の方が4人もうちにいらっしゃいました。

この商品買ってください!

みたいなことになでもなるんかなとか思っていたんですが、そんなこともなく純粋に商品開発のアイデアやアドバイスを聞きたいということでした。

使う人の意見をくみ取って商品に反映させるというのは当然のことですが、少しでも何かプラスアルファになればいいですね。使う人が満足するれば、それを受ける患者さんも満足しますしね。

RIMG1866.JPG

 この会社は以前も、ファイス枕やマットのことでも熱心に話を聞きにいらっしゃいました。熱心な会社です。いいものができるといいですね。



2014年1月24日金曜日

OFF

昨日の休みは、港北にある崎陽軒横浜工場の工場見学に行ってきました。

IKEAやららぽーとに行くときに気にはなっていたんですよね。嫁が予約してくれたのですが、予約がいっぱいでなかなか予約できなかったとのことです。

1日2回しかやっていないのと、1回の人数もそこまで多くないので仕方ないのかもしれませんね。

こういのに参加して、企業が実際にどうやって作って、どういった取組をしているのかというのがわかるので、会社に対しての安心ができます。

食品偽装が問題になっている昨今です。気になりますよね。実際に患者さんに崎陽軒の工場見学に行くんですよといったら、食材を使いまわしているとか噂がありますよ~なんて言われました。たしかに、毎日あれだけの店舗に弁当を出していたら、ロス、廃棄になるものも沢山あるだろうな~なんて。

工場見学の際の説明では、食材のロスは100%リサイクルしているのだそうです。家畜の餌や肥料にしているようですね。

実際に作っているところをみても、かなりの部分をロボットがやっていて、オートメーション化されていました。よく働いてくれていますね。

IMG_0273.JPG 

昔はこんな感じで売り子さんが駅に停まる電車の窓から、直接売っていたそうです。日本もそんな時があったんですね。

IMG_0265.JPG

IMG_0270.JPG 

お目当てのシウマイの試食です。出来立てはほんと美味しいですね。お土産にシウマイと月餅をつい買ってしまいました。

興味のある方はこちら。崎陽軒の工場見学ページ



2014年1月21日火曜日

流行中

ノロウィルス怖いですね。

首都圏もあちこちで感染者が出ているようです。しかし、このウィルス厄介ですね。アルコール消毒も効かないようですし、接触感染だけでなく、乾燥して舞い上がったウィルスでも感染するとのこと。

しかも、感染しても発症しない人もいるので、その人を宿主にして、他人に感染を広げる恐れがある。ニュースを見ていても、感染源になったノロウィルスが検出された従業員が、下痢や嘔吐などの症状を発症していないと言っていました。

手洗いやうがいを徹底していても難しいということですね。飲食関係の人は一般の方よりも手洗いやうがいを徹底していますから、関係者の方々もショックでしょうね。

僕ら医療関係の人間も他人事ではありません。手洗い、うがい、アルコール消毒を徹底していますが、感染を自覚していなかったり、患者さんがもってきたものに気が付かない可能性が高いですからね。

でそうしたらいいかです。

うがい、手洗い、アルコール消毒は基本ですが、最後は個人個人の免疫力を低下させないということです。抵抗力をつけていれば、少々の感染でも発症しない可能性もあるということです。

語弊がるかもしれませんが、免疫力があったら感染しないというわけではありませんし、手洗い、うがい、アルコール消毒をしなくていいというわけではありません。

確率の問題というか、リスクを少しでも減らしましょうということですね。

免疫力を低下させない。

規則正しい生活をする。
よく寝る。
しっかり食事をする。
疲れをためない。
体を冷やさない。(体温が低いだけで、免疫力は低下します。)
乾燥に気を付ける(マスクをするだけで、喉や鼻の粘膜の乾燥を防げます)

こんなところでしょうか。当たり前のことですが、当たり前のことを当たり前にする。これだけでもリスクを減らすことができます。もちろん街中にでたり、公共機関を利用する方は、そのリスクが高まりますので、注意が必要ですね。

昨日は大寒で、一年で一番寒い時期です。寒さと乾燥がウイルスを蔓延させます。頑張って乗り切りましょうね。



2014年1月18日土曜日

続・手帳2

 ようやく新しい予約帳を手に入れました。

IMG_0240.JPG

IMG_0239.JPG

以前買っていた雑貨屋さんの他の商品なのですが、大きさ以外は想像していたよりもよかったかなというところです。

・リング式で見開きで置けるということ
・記述スペースがあるということ

この2点を満たしているので、ポケットに入る大きさというのはあきらめました。ただまぁ、こいつも来年あるかどうかはわかりませんと、店の人に言われたので心配なんですけどね。

なくなるというのは、それだけニーズが少ないということですからね。予約帳以外に何に使うねんっと言われると、たしかにスケジュール帳には向いていませんしね。

ボチボチ神奈川含む首都圏でインフルエンザが流行の兆しだそうです。公共機関や多くの人がいるところに行く場合は、マスクや手洗いうがいを忘れないようにしてくださいね。



2014年1月11日土曜日

成人の日

 去年の成人の日は雪でしたね。今年は晴れるそうなんで、新成人の方々は一安心かもしれません。

当院は、通常通り診療していますんで、お気軽に問い合わせください。



2014年1月10日金曜日

OFF

昨日のOFFは、恒例となりました墨田区にある江島杉山神社と弥勒寺の初詣に行ってまいりました。このブログを読んでいる方はご存知だと思いますが、江戸時代の鍼灸師杉山和一が祀られている神社と、お墓があるお寺です。

過去記事参照

江島杉山神社   杉山和一

両国から歩いて15分ほどでしょうかね。今回は嫁と子供のお迎えもあったので、車で行きましたが、相撲部屋があちこちにあり、歴史もある土地柄からか、町の雰囲気はすごくいいんですよ。電車で行くときはいつもぶらり街歩きしたくなります。

去年来た時は、あちらこちらに雪が残っていたように思います。毎年、年明けは凄く寒いということですね。

弥勒寺   杉山和一の墓

神社のすぐ近くにお墓もあります。神社やお寺が多い土地なのですね。隣には針供養の墓というのもありました。今までなん本の鍼を使ったかはわかりません。他の治療院と違い使い捨てではないので、廃棄する鍼の数というのは少ないとは思いますが、仕事させていただいているのですから感謝しなくてはいけませんね。

もちろん、地元生麦の神社にも初詣にいっていますよ。偶然にも杉山神社っていうんですけどね。

年が明けると、またあっという間に、時が流れますね。4月で丸5年になるのですから早いもんです。



2014年1月8日水曜日

シグナル

訳すと「信号」という意味です。日本語同然に使われていますよね。

うちは鍼灸院なので、使うとしたら「体のシグナル」です。

いい方変えますが、「体からのシグナル」北京堂では主にシグナル=痛み・辛さ・反応...etc。いいシグナルは大歓迎なのですが、悪いシグナルを僕ら治療家は見つけないといけません。勉強や経験で培われてきますが、皆さんはどうでしょうか?

自身からのシグナルをどれほど感じ取って、向かい合っていますかね?

ちょいちょい、このブログでもちょこちょこ書いていますが、医療の基本は早期発見、早期治療です。それは、治療する側だけでなく、本人が如何に早く気が付いて、早く対処できるかも大きいわけです。

最近、気になる疾患が腱鞘炎です。

腱鞘炎なんて大したことないやんと思う方もいるかもしれませんが、これが意外と多くの方が悩まされています。腱鞘炎については過去記事「腱鞘炎」を参照。

皆さんも、指に痛みを感じて、腱鞘炎かな?って思ったことはあるかもしれません。でここで気になるのは、その時どうしたか?です。

そのまま、放っておきました。9割がこれではないでしょうか。いかがです?当然僕もそうです。放ってたら治るやろ?ですよね。まぁほとんどの方が治ります。腱鞘炎というのは、基本的に安静にして使わなければ治りますから。

これも、身体からの立派なシグナルなんです。これをどすうするかですよね。けど、病院いったところで、レントゲンを撮って異常ありませんね。と言われ安静にしていてくださいで終わりですもんね。

腱鞘炎の原因が何かというのが重要になります。基本的には使いすぎでなるわけですが、それを理解しているかどうか。
仕事、スポーツ、家事、パソコン、スマホ...etc。

半ばあきらめながら、痛みと共存している人もいれば、なぜ痛みが出ているかわからない人もいます。

痛みが慢性的にあり、痛みと共存している場合は、そのままではほぼ治らないですし、保存治療でも限界があることが多いです。かといって仕事で手を酷使する人が、仕事を休むわけにもいかない。

嫌でしょうが、手術をするというのも一つの手段です。慢性的な腱鞘炎がある場合、炎症で腱が腫れて、慢性化することによりが固くなっていたり、腱が損傷したりします。そういった場合は、痛んだ腱や腱鞘の除去をやったほうが重症化しないで済む場合もあります。

スポーツや仕事でなっている場合に、それを長く続けていきたいと思うのであれば、尚更ですね。

初期の段階であれば、使用後のアイシング、腱のストレッチ、腱の上にある筋腹(前腕部)のマッサージ、炎症が落ち着いたら、患部のマッサージなど。日々のケアが必要です。

もちろん早い段階であれば、患部への鍼灸治療ですね。

腱鞘炎でフォーカスしましたが、その他、体のシグナルにどう反応するか、最近はネットで検索すればいろいろな情報を知ることができます。医療機関にかかるのが嫌でも、いずれはかからなくてはならなくなるので、早め早めに医療機関(信頼のおける病院、整骨院、鍼灸院)を受診しましょう。



2014年1月7日火曜日

続・手帳

 使っていた無印良品の手帳がモデルチェンジをした話(「手帳」の記事参照)は以前したと思いますが、院内の予約帳も廃盤になってしまいました。(泣)

RIMG1825.JPG

2年か3年前に買いに行ったときも、店頭にはなく、取り寄せだったんですよ。しかも、廃盤になることが濃厚ですなんて言われたんで、3冊ほど多めに買ったんですよね。案の定廃盤。なかなか、自分にあうのが無くてね。これが丁度よかったんです。

RIMG1864.JPG

こういう感じで、各曜日に予約を書きこめるようになっています。

・リング式なので、見開きで置いておける
・大きさが丁度良い。(持ち運びもしやすい)

これが、大きな理由なんですけど、この二つに当てはまるものがなかなかないんですよね。困ったもんです。うちの師匠なんかは、でかいカレンダーにそのまま記入しているんですけどね。一度こっちに慣れてしまうと、なんだかな~なんですよ。

似たようなやつを取り寄せてくれているのですが、それも微妙な感じです。考え物です。



2014年1月6日月曜日

DIY

うちの家は古い家なので、障子や襖があります。風情があっていいのですが、時間が経過すると汚れますし、指を当てりゃ穴が開きます。

1歳半の息子がいるので、毎日ヒヤヒヤしています。まだ、穴の数マシなほうだとは思っていましたし、貼り換えてもこれからやんちゃなのでキリないやろうと思っていたんです。

年末から見た目が不細工やから変えてほしいという嫁の要望があったので、二人がいてない間にサクッと貼り換えました。

RIMG1863.JPG

慣れない作業なので、素人でも失敗がないように道具は専用のものを用意しました。剥がす用の洗剤とカットする時の専用定規とカッターです。アサヒペンで統一しました。

イメージ的には、子供たちがバスバス穴を開けて水洗いをするというふうに思っていたのですが、そんなことはしないんですね。(笑)

RIMG1858.JPG

専用の洗剤を塗り付け、5分ほど置けば、綺麗に剥がれます。残っている糊や汚れを濡れたタオルで拭いて乾かします。

お隣さんは、洗って干していたので、障子がない間は寒かったやろな~と。

貼りつけるのも糊がついているやつで、アイロンを押し付けて、周りをカットすれば出来上がりです。

RIMG1862.JPG

ペットや子供が破らないように、薄いプラスチック製のものにしました。ホント日本人というのは、便利なものを作りますね。暖房効率が上がりますし、手入れもしやすくなるようです。

さて、嫁は気づくのでしょうか?



2014年1月4日土曜日

新年

明けましておめでとうございます。

世間では、まだまだ休日かもしれませんが、北京堂では1月4日(土)より、通常通り診療しています。

食べて、飲んで、寝ての生活の方も多かったと思います。内臓の不調も鍼灸で整いますので、思い当たる方は是非ご連絡ください。