2014年1月8日水曜日

シグナル

訳すと「信号」という意味です。日本語同然に使われていますよね。

うちは鍼灸院なので、使うとしたら「体のシグナル」です。

いい方変えますが、「体からのシグナル」北京堂では主にシグナル=痛み・辛さ・反応...etc。いいシグナルは大歓迎なのですが、悪いシグナルを僕ら治療家は見つけないといけません。勉強や経験で培われてきますが、皆さんはどうでしょうか?

自身からのシグナルをどれほど感じ取って、向かい合っていますかね?

ちょいちょい、このブログでもちょこちょこ書いていますが、医療の基本は早期発見、早期治療です。それは、治療する側だけでなく、本人が如何に早く気が付いて、早く対処できるかも大きいわけです。

最近、気になる疾患が腱鞘炎です。

腱鞘炎なんて大したことないやんと思う方もいるかもしれませんが、これが意外と多くの方が悩まされています。腱鞘炎については過去記事「腱鞘炎」を参照。

皆さんも、指に痛みを感じて、腱鞘炎かな?って思ったことはあるかもしれません。でここで気になるのは、その時どうしたか?です。

そのまま、放っておきました。9割がこれではないでしょうか。いかがです?当然僕もそうです。放ってたら治るやろ?ですよね。まぁほとんどの方が治ります。腱鞘炎というのは、基本的に安静にして使わなければ治りますから。

これも、身体からの立派なシグナルなんです。これをどすうするかですよね。けど、病院いったところで、レントゲンを撮って異常ありませんね。と言われ安静にしていてくださいで終わりですもんね。

腱鞘炎の原因が何かというのが重要になります。基本的には使いすぎでなるわけですが、それを理解しているかどうか。
仕事、スポーツ、家事、パソコン、スマホ...etc。

半ばあきらめながら、痛みと共存している人もいれば、なぜ痛みが出ているかわからない人もいます。

痛みが慢性的にあり、痛みと共存している場合は、そのままではほぼ治らないですし、保存治療でも限界があることが多いです。かといって仕事で手を酷使する人が、仕事を休むわけにもいかない。

嫌でしょうが、手術をするというのも一つの手段です。慢性的な腱鞘炎がある場合、炎症で腱が腫れて、慢性化することによりが固くなっていたり、腱が損傷したりします。そういった場合は、痛んだ腱や腱鞘の除去をやったほうが重症化しないで済む場合もあります。

スポーツや仕事でなっている場合に、それを長く続けていきたいと思うのであれば、尚更ですね。

初期の段階であれば、使用後のアイシング、腱のストレッチ、腱の上にある筋腹(前腕部)のマッサージ、炎症が落ち着いたら、患部のマッサージなど。日々のケアが必要です。

もちろん早い段階であれば、患部への鍼灸治療ですね。

腱鞘炎でフォーカスしましたが、その他、体のシグナルにどう反応するか、最近はネットで検索すればいろいろな情報を知ることができます。医療機関にかかるのが嫌でも、いずれはかからなくてはならなくなるので、早め早めに医療機関(信頼のおける病院、整骨院、鍼灸院)を受診しましょう。



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