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2013年11月18日月曜日

胃というのは、J字型をした袋状の臓器で、3層の平滑筋といわれる筋肉でできています。一般的には1~1.5ℓ程度の容量があるといわれています。

①貯蔵・・・口から入ってきた、飲食物を一時的に溜めて、先の腸の消化具合に合わせて、送り出すための倉庫の役割をしています。

②撹拌・・・飲食物と胃液を蠕動運動により、混ぜ合わせます。

下に動画を貼りつけておきました。撹拌の部分が説明不足ですが、消化されるしくみがわかりやすく説明されています。



さて、胃というのは、何が原因で弱っていくのでしょうか。

①食べ物
②食べ方
③飲酒
④ストレス
⑤冷え
⑥睡眠不足

考えられるものとしてこんなところでしょうかね。

①に関して、刺激の強い食べ物、味の濃い食べ物、甘い食べ物、化学調味料など、普通に考えても胃に負担になりそうですよね。こういったものを当たり前に食べていると、体に悪いもの負担になるものを食べているという自覚が薄れてきます。すぐに病気になるわけでもないですし、すぐに衰えるわけでもないですしね。もちろん生死に関わるわけでもありません。

ただなんらかのサインは出ているはずです。

胸焼けがする、起床時に気分が悪い、朝食が食べられない。ゲップが多い。胃酸が上がってくる…etc

②食べ方
これは、以前にも書きましたが、ほとんどの人ができてないんじゃないでしょうかね。

早食い、かきこむ、大食い。よく噛まない。ですよね。自分も当てはまります。なので最近よく噛むように心がけています。
噛まないと唾液の出る量は少ないです。唾液には消化酵素が含まれていますので、殺菌作用があります。唾液と噛むことによって、食べ物は柔らかくなり、微生物や細菌を殺菌し消化しやすいものになります。

そうすると胃自体の動きが少なくてすみますし、胃液の分泌量も少なくてすみます。=胃にやさしい。

③飲酒
アルコールも程々にです。
強力な酸である胃液が分泌されても、胃自体が浸食されたり、傷むことはありません。なぜかというと、胃の内側表面は粘膜の層で覆われています。そのため、影響はないのですが、濃度の高いアルコールは、胃粘液を通過したり、粘液量が低下するため、胃自体に直接ダメージを与えます。

④ストレス
ストレスがかかると、胃粘液、胃液の分泌量が低下します。胃のバリアーが弱くなり、消化を助ける胃液も低下しますので、消化しにくくなります。ストレスがかかると、体が緊張状態になります。筋肉は強張ります。内臓の筋肉も硬くなっちゃいます。胃の蠕動運動は低下します。低下すると消化する力は弱くなります。

⑤冷え
人間にとって冷えというのは、何であれ基本的にダメです。体は硬く縮こまり、血流は悪くなり、免疫は低下します。胃に関しても同じです。胃は縮こまり、血流が悪くなり、通常の動きができなくなります。当然、消化する力は低下して、胃の中に食べ物が留まる時間が長くなり、気持ち悪さや膨満感、食欲の低下が出てきます。

⑥睡眠不足
睡眠時間が不足すると、胃に係わらず様々な問題が出てきます。人生の半分は寝ているといわれますよね。ということは、それだけの時間を休息に費やさないといけないということです。休息している時というのは、自律神経の副交感神経が優位な状態になります。副交感神経が優位な状態になると、胃腸の動きは活発になり、胃液の分泌量も増します。寝不足になると、交感神経が優位な状態になります。ストレスがかかっているときと同じです。胃液の分泌量は低下して、胃の運動は低下します。

他にも老化や運動不足、不良姿勢などもあります。どれにも共通しますが、きちんと体と向き合ってメンテナンスしないといけないということですね。

胃腸の働きの悪い方は、こういった原因を見直すだけでも違いがでます。胃下垂や胃アトニ―の治療で来られた方に、これらの原因を見直して、養生してもらうだけで改善がみられました。

ちょっとしたことを意識するだけで、楽しく年を重ねることができます。今から養生しましょうね。



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