2017年8月7日月曜日

夏こそ



夏の暑さが尋常でない

昨日の大阪の最高気温は37℃

これだけ暑いと、人間に備わっている体の機能や機構に大きな負担が出てきます。人間は恒温動物といって、外の温度に関わらず、体温をある一定の温度に保って生きています。

気温が低い
・皮膚などのカラダの表面の血管を細くして、体温の放出を防ぎます。
・震えて、筋肉を動かして体温を上げようとします。
・汗腺を閉じて熱を逃がさないようにします。
・鳥肌、体毛を逆立てる。

顔が青くなるのは、血管が細くなり、皮膚や筋肉の血流が悪くなるので、青白くなります。体温の低い人に青白い方が多いのは、こういったことからと言えます。
寒いとブルブル震えますね。あれは、筋肉を震わせて体温を上げようとする、人間に備わった、体を守る機構が働いている証拠であります。
体毛を逆立てることにより、体の表面に空気を溜めやすくして、熱が下がるのを防ぎます。


熱を逃がさない機構が多いのは、直接死の危険にさらされる氷河期を生き抜いてきたからかもしれません。

気温が高い
・血管を太くして、血流を促し、熱を放散します。
・汗をかいて、皮膚表面を濡らして、体温を下げようとします。

血管、血液は、全身に栄養を送るだけでなく、体の温度を調整するラジエーターの役割でもあります。血管を太くして、風に当る面積を増やして冷やす。
熱い地面に水を撒くと、地面が濡れて一時的に冷たくなります。打ち水をいわれるやつです。あれと同じように体の表面を濡らすことにより、水分と一緒に熱を蒸発させて、熱を逃がします。



人間というのは、代謝といって、食べ物を食べて、エネルギーに変えています。その際に熱を産生します。

さて、気温が高いとどういった影響が出るかです。人間は、体温が37℃前後です。最適な体温に保とうしているのですが、気温が上がると体温も上がってきます。体温が42℃を超えると、体内の生命維持に障害をきたします。

そこまで上がらないように、体温を下げようとします。体の維持機構がフルパワーで働きます。パソコンがファーんと大きな音を立てているようなあんな状態です。

上で書いたように、代謝といってエネルギーを作って、熱を産生する作業を頑張ってやって、すぐにまた冷やします。大変ですよね?

そんな大変なことをしているから、、体は疲労する、だるくなる、しんどくなる、思考が停止する、意識がもうろうとする。なるべく生命活動を低下させて、エネルギーを使わないようにする、人間の防御機構が働いた結果です。

ということもあり、夏は疲れるわけです。

夏に辛い物や酸っぱい物を食べるといいと言われます。


辛い物は一気に体温を上げ発汗を促すことにより、体温を下げると言われています。一気に上がるので、その差でより涼しく感じる?のかもしれません。また一気に体温を上げているので、水分を欲して、大量に水分を摂る。それにより、より発汗を促し、体を冷やすといわれています。

また、辛味成分は、胃液を分泌させて食欲増進させる効果があるといわれています。つまり、夏の暑さで疲労しているのでエネルギーが必要!食べてエネルギーを生み出せ!辛い!汗!辛い!食欲増進!食べる!食べる!エネルギー補充!
こんな感じでしょうか。



酸っぱい物はどうでしょう?

子どもの頃から、夏に限らず疲れている時は、酸っぱい梅干しを食べさせられました。

酸っぱい物にはクエン酸が含まれていて、これが疲労回復にいいといわれています。
夏は暑い!疲れる!疲労回復必要!クエン酸が疲労回復にいい!酸っぱい物食べる!疲労回復!元気!

こんな感じですかね。(笑)

自分自身そうでしたが、若いころは、全く酸味を欲しませんでした。暑いからといって、何で??という感じでした。
若いから、そういった助けが必要ないんですね。体が強いので、体温の調整、代謝、全てにおいて負担なく、疲労知らずでできていたということになります。(母親が知らず知らず料理に取り入れていたから、疲労回復が促されていたのかもしれませんが)

最近、酸っぱい物が美味しく感じるようになりました。味覚が変わってきたというのがあると思いますが、そういった疲労をクエン酸などの力を使って回復させる必要が出てきているんだと実感しています。老化というやつですね。

さて皆さんはいかがでしょうか?先人の知恵や言い伝えなどに合点がいくようになったら、老化していると自覚するときかもしれませんね。




大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
BABA鍼灸北京堂大阪
吹田市豊津町18-4ウイニング・パラ江坂1B
電話:06-6821-3000


2017年8月3日木曜日

気軽に

鍼灸を気軽に受けられるようになる


鍼灸師の間でも、もっと一般の方に知ってもらって普及をしたい。そういった活動をされている方も沢山いらっしゃいます。

しかし、気軽に、或いはさくっと診てもらう。実はこれって微妙なことなんです。

お昼に飛び込みで来院された方がいました。前を通ったらオシャレな鍼灸院があったからとのこと。

嬉しい限りです。

腰と肩が気になるから、やってもらったら楽になると思って。

気軽というのが、どう捉えるかにもよるのですが、リラクゼーションや巷のマッサージ屋さんのように、訴えている場所を施術する。というわけにはいけません。

腰の痛みといっても、どういった痛みで、いつからあって、どんな時に痛いかなどでも大きく違います。
腰だけの問題なのか、内科的な影響なのか、既往歴や生活環境、仕事、食事や運動などなど、挙げだすとサクッとというわけにはいきません。
何度かいらっしゃっていて、ある程度患者さんの体を診ていたら別ですが、初診の方となると気になることが沢山出てきます。

実際、この方の場合でも、股関節や頸部の問題、成長期の変遷など、原因となる問題が問診や徒手検査、施術中の会話で沢山出てきました。

そういった場合、サクッと言われた場所にチョンチョンと鍼をするわけにはいかなくなります。

気軽に立ち寄っていただきたいのですが、こちらが気軽に施術をすることはありません。毎回真剣勝負です。体を診るということはそういうことと思っています。



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2017年8月1日火曜日

継続すること

鍼灸院にいていると、運動不足が原因で痛みや、つらさがあるかたが来院されます。

運動しましょうね。



病院、整骨院、鍼灸院問わず、何処に行っても言われることかもしれません。出来ないから痛みがでたわけで、やれと言われてもできない方が大半です。

やり始めても3日坊主で終わることが多いのかもしれません。何かを継続してやることは、非常に難しい。

勉強をやれと言われても、机に向かうはいいけど、何も進まない、夏休みの小学生と一緒です。

毎月購読している鍼灸雑誌の「医道の日本8月号」に、からだのリズムに書かれた記事がありました。
臨床や学術的な部分ではありませんが、首藤先生が臨床や様々なネタを面白く書かれています。

司馬遼太郎が、文章を書くのにもリズムが必要と書いていたことに触れ、臨床で鍼の施術をするのにもリズムが必要とおっしゃっています。3日4日休んだ後の1発目の治療は、なんとなくおぼつかないとおっしゃっていました。

確かにわかる気はします。

横浜時代は、毎日患者さんに鍼を打ちまくっていました。大阪に来て開業当初は、患者さんが少なかったので、鍼をする機会も少なく、たしかに変な感じでした。鍼灸師は、鍼灸院で働いたり、開業していないと、鍼灸以外のマッサージやリハビリなどをやる機会が多いです。僕自身整形外科勤務時代は、マッサージ、リハビリがメインでした。
そうすると、手が鍼のリズムを忘れるといいますかね。

鍼灸師は鍼を打ってなんぼなんだだとつくづく思います。

人間には、それぞれのリズムが備わっています。一日のサイクル、習慣、行動。一日の中で様々なことを行いますが、同じようなことを繰り返しています。

起床→トイレ→洗顔→食事→歯磨き→セット→出勤→電車→会社→仕事→昼食→仕事→退社→飲み屋→電車→帰宅→風呂→テレビ→就寝

ザクッとこんな感じだったとしましょう。これを繰り返していると、一番効率よく、体に負担がかからないように動くようになり、このリズムができています。

なので、例えば部署が変わる。上司が変わる。

そうなると、今までの流れが変わることがあります。そうすると、リズムが崩れるので、肉体的にも精神的にも疲れます。

運動

このリズムに運動を入れないといけません。時間、労力を考えると面倒です。やり出すとリズムが崩れます。しんどいです。しかも運動というのは、すぐに効果が出ません。リズムが崩されたうえに、しんどいだけなので、途中で挫折してしまいます。

まぁえぇか。

となるわけです。人それぞれ重きを置いているところは違いますし、できれば楽したいです。

でも、わかりきっていることなのですが、楽して健康は保てないんですよね。

日々継続してメンテナンスやケアをやっていかないと、健康を保つのは大変です。自分の生活のリズムの中に、自分自身のカラダのための時間を作る。

僕自身、ランニングを20年以上やっています。朝のほんの15分、20分です。夏は汗だくですが、僕の生活のリズムに組み込まれています。なので、さぼると体が落ち着きません。

皆さんのカラダのリズムに、運動を入れていただくと、よりよいものになると思います。

鍼灸もお忘れなく。




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2017年7月29日土曜日

タイトな関節

少年期にスポーツをやると、練習量の過多、いわゆるオーバーユースになることが多く、それによって、関節の柔軟性が低下します。

やっている本人は、そういったことに気が付きません。例えば野球をしていて、思ったところに投げられないな~、遠くに投げられないな~、そんな程度かもしれません。

そうすると、思ったところに投げようとして、肩の角度や肘の角度を変える。遠くに投げようとして、無理に力を入れる。

それによってフォームのバランスが崩れるわけです。

角度を変えることによって、肩や肘に負担がかかる。
力を入れることによって、筋肉が緊張する。

体が硬くなっていると、筋肉を休めて、緩めてやらないといけません。筋肉が硬くなって柔軟性がなくなると、腱に負担がかかり損傷、骨が引っ張られ炎症、ひどいと剥離して骨折ということになります。

子どもは、痛いと言わないので、肩や肘の角度、可動域をチェックしてやらないといけません。

簡単な方法は、左右を比べることです。利き腕のよく使っている関節と反対の関節とを比較する。ほとんどの人が差があると思います。痛みのある人は一目瞭然です。

差が出ているようであれば、ストレッチ、マッサージ、鍼などをして、ほぐしてやる必要があります。何より休ませないといけません。

早い段階で気が付けば、痛みが出る前に対処ができます。いい状態をキープして無理なく投げられるように気を付けないといけません。

練習前や後に、コーチやマネージャーがチェックできればいいんですけどね。可動域をメモして、良い状態、悪い状態を把握しておけば、休ませる目安にもなりますし、休ませやすいですしね。

練習をしてはいけないと言っているわけではありません。肩を使った練習をしなければいいだけです。さぼるわけではないので、子どもさんも納得がいくのではないでしょうか。

さて、肩関節正しいフォームで筋力があり、使い過ぎなければ、痛みがでることはありません。

ちなみに私は、小学校、中学校と社会人になって草野球をしていました。フォームが悪かったせいか、右の方の腱板が痛んでいます。

常に違和感はありますし、内旋動作は痛いです。

最近、ジムで広背筋を鍛えていた時に、後ろにいてた人に、「右側が全然使えてないよ」と指摘を受けました。

可動域の硬さに大きな差はないとおもうのですが、内旋動作時に力が入らないので、自然と使えていなかったようです。なんとなく、わかっていたことですが、客観的に言われると腑に落ちます。

ベンチプレスをしていても、違和感があります。


プレーだけでなく、普段のカラダの使い方やトレーニングでも、左右差が出てしまい、違う場所を痛める原因にもなってきます。自分だけでやらずに、写真や動画を撮ったり、他人にみてもらって、左右のバランス、左右差をみておきましょう。

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2017年7月25日火曜日

8月のお知らせ


BABA鍼灸北京堂大阪は、8月のお盆期間も通常通り営業します。

例年、お盆期間に休むことないので、日ごろの疲れがあってメンテナンスできない方や、普段しない運動や作業(掃除や子供との遊び、観光やショッピングで歩き回る)、そんな疲れを取りにいらっしゃっていただければと思います。

お盆や、年末年始、ゴールデンウイークなどに、ギックリ腰や寝違えなどになるかたが必ずいらっしゃいます。

慣れないことはやらないわけにはいきませんが、注意してやるようにしないといけませんね。

病院や日ごろ使っている治療院が休診している場合もありますので、お困りの際はご連絡ください。




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2017年7月18日火曜日

鍼は抜くときの方が痛い??


鍼って刺すときのほうが痛いと思っていましたけど、

意外と抜くときのほうが痛いのですね。



たまに、患者さんからお聞きする言葉です。

イメージから、鍼というのは、刺す、チクッ、痛い。こんなイメージが強いのではないでしょうか。或いは、注射のイメージですね。刺した時に感じる痛みのイメージが強い。

うちの鍼を受けた方はご存知と思いますが、チクッとした鋭利な痛さというのは、ほとんどありません。体の深部で感じるズキン、ズシンとくる感覚です。

これを痛いと思うのか、気持ちいと思うかは患者さんによって違います。

僕自身の感覚としては、それそれ、そこそこというような感じです。(笑)謎ですかね。

本能として、そこ効いてるな~、当たってるな~というな感じです。しっかり当たっていればですけどね。


一方、鍼を抜くときに痛いと感じる。

これは何ででしょうか?それは、うちの治療の特徴からくるものです。いわゆる刺さない鍼、痛くない鍼、浅い鍼では、これはあまり感じないのではないでしょうか。

うちの特徴の一つである、深部筋肉への刺鍼。

これが、抜くときに痛いと感じる要因となっています。ではなぜ深く鍼を入れていると、抜くときに痛いと感じるかです。

手を切った場合、手の表面で痛みを感じますよね。皮膚面です。

皮膚表面には様々な受容器があり、外部からの刺激を感じ取り、危険か安全か、いいものか悪いものかを判断して、脳に指令を送っています。

痛み
熱い
冷たい
かゆい
ちくちくする
こそばい
圧迫されている
つねられている

皮膚は、センサーの役割をしているわけです。そのため皮膚は非常に敏感です。

鍼灸師は、これらのセンサーに探知されなように、色々な工夫をしています。それは、先人の鍼灸師が残してくれたものなのですが、日本人の特性といいますか、思いやりが詰まっていると思います。

例えば、触診(しょくしん)
患部に直に触れて、筋肉の状態を確かめ、正確な刺入ポイントを探します。治療者が直接皮膚にふれますので、圧迫のセンサーだけでなく、温覚のセンサーも働きます。




押手(おしで)。
鍼を打つ際に鍼管を支える手のことを言いますが、単純に鍼管を支えるだけではありません。鍼を打つ前に、皮膚に触れることにより、圧迫のセンサーが働きます。


鍼管(鍼管)
筒を用いて、鍼を打つことにより、正確に真っすぐに刺入することが可能になります。また、筒が皮膚に圧迫されているので、圧迫のセンサーも働きます。


また、鍼を打つ際の会話。患者さんがリラックスするだけでなく、皮膚に意識が集中しないようにするためのテクニックでもあります。

このようにして、痛みのセンサーが敏感にならにように、様々なセンサーを作動させます。人間の脳は繊細な部分と、アバウトな部分を併せ持っています。同時に沢山のことを処理できないようになっています。

なので、鍼を刺すときはあまり痛くありません。

さて本題の抜くときに何故痛いことがあるか
①緊張が続き筋肉が緩んでいない
②痛みで力が入りっぱなし、鍼の刺激で打つ前より緊張している
③抜く際に鍼が皮膚表面を引っ張られるため、敏感な受容器が感じてしまう
④体の中の鍼の面積が大きく、抵抗があるため


①②は何となくイメージがつきますよね。筋肉が鍼を締め付けているので、抵抗がある。

③鍼を入れる際は、先端が鋭利なので、敏感な表面を早く通過します。なのであまり感じません。

抜くときでも、皮膚表面にしか刺さないようなはりでしたら、感じることなく抜けます。しかし、当院のような深層に鍼をする場合、筋肉が緩まっていないと、早く抜こうにも抵抗があり、どうしてもスピードが落ちます。そうすると敏感な皮膚表面にさらされる時間も長くなります。そうすると、痛みを感じる受容器も発動され、脳に指令を送ります。

④は、面積が大きくなればなるほど、より感じます。③とリンクしますが、皮膚表面の敏感なところに当る時間がながくなればなるほど感じます。

とまぁ、初めての人にとっては、恐さを助長するような説明になってしまいました。

なってこったいです。

ウトウト気持ちよくもなれますので、是非お試しを…。


大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
吹田市豊津町18-4ウイニング・パラ江坂1B
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2017年7月11日火曜日

感覚

久々に鍼治療を受ける。

筋トレをやっていて、無理なフォームで挙げてしまったから背筋を痛めてしまいましてね。左の背筋(主に胸椎の9番目の横くらいでしょうか、反らす、物を引き上げる、左に側屈といっても曲げるというよりは、力をいれてこらえる)が痛い。

見学者の方に、やっていただきました。

北京堂のやり方などとかではなく、自由にやってくださいとリクエストしました。患部だけでなく、ツボの流れの反応なんかも診てくれます。以前背部の刺鍼をやってもらった時よりも手際よくやってくれています。

実際に、足や背部を丁寧に刺鍼していただきました。

いや~心地いいもんです。このままウトウト眠りに落ちたい。そんな感じでした。副交感神経が優位になり、トロンとなってくるのがわかります。

昨日、腰部ヘルニアでいらっしゃた患者さんとは正反対の反応です。

深部に響き、反応のある度に、「痛い、痛い」とおっしゃっていました。硬いところ、コリの強いところ、痛みの原因になるところに鍼をすると、強く反応が出ます。一時的に交感神経が優位になり、体は緊張します。その後鍼をうって置いておくことにより、緊張はとれ、ゆっくりとほぐれて、副交感神経が優位になって、トロンとしてきます。

一方、浅い鍼であったり、ソフトな刺さない鍼だと、大きな反応は出ませんが、皮膚の刺激、ソフトな刺激なので、はじめから副交感神経が優位になります。

浅い鍼でもある程度ゆるむのですが、深部はなかなかほぐれないというデメリットがあります。

ある程度刺激が強くても、深部をほぐす鍼治療

心地のいい刺激で、リラックスする鍼治療

どちらも鍼治療です。どちらの利点も生かせる治療であればいいと思います。

鍼の施術をする場合、ほとんどがうつ伏せでの治療になります。何されているかわからないぶん、或いは見えないぶんイメージが膨らみます。

鍼のイメージ、鍼の刺激
触られる手の感触、タッチ、声のトーン、空調の温度、ベッドの感触、頭の位置

改めていい勉強になりました。当たり前にやっていると、おろそかになる部分がどうしてもでてきます。

患者さんの目線を再認識です。




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