2017年7月11日火曜日

感覚

久々に鍼治療を受ける。

筋トレをやっていて、無理なフォームで挙げてしまったから背筋を痛めてしまいましてね。左の背筋(主に胸椎の9番目の横くらいでしょうか、反らす、物を引き上げる、左に側屈といっても曲げるというよりは、力をいれてこらえる)が痛い。

見学者の方に、やっていただきました。

北京堂のやり方などとかではなく、自由にやってくださいとリクエストしました。患部だけでなく、ツボの流れの反応なんかも診てくれます。以前背部の刺鍼をやってもらった時よりも手際よくやってくれています。

実際に、足や背部を丁寧に刺鍼していただきました。

いや~心地いいもんです。このままウトウト眠りに落ちたい。そんな感じでした。副交感神経が優位になり、トロンとなってくるのがわかります。

昨日、腰部ヘルニアでいらっしゃた患者さんとは正反対の反応です。

深部に響き、反応のある度に、「痛い、痛い」とおっしゃっていました。硬いところ、コリの強いところ、痛みの原因になるところに鍼をすると、強く反応が出ます。一時的に交感神経が優位になり、体は緊張します。その後鍼をうって置いておくことにより、緊張はとれ、ゆっくりとほぐれて、副交感神経が優位になって、トロンとしてきます。

一方、浅い鍼であったり、ソフトな刺さない鍼だと、大きな反応は出ませんが、皮膚の刺激、ソフトな刺激なので、はじめから副交感神経が優位になります。

浅い鍼でもある程度ゆるむのですが、深部はなかなかほぐれないというデメリットがあります。

ある程度刺激が強くても、深部をほぐす鍼治療

心地のいい刺激で、リラックスする鍼治療

どちらも鍼治療です。どちらの利点も生かせる治療であればいいと思います。

鍼の施術をする場合、ほとんどがうつ伏せでの治療になります。何されているかわからないぶん、或いは見えないぶんイメージが膨らみます。

鍼のイメージ、鍼の刺激
触られる手の感触、タッチ、声のトーン、空調の温度、ベッドの感触、頭の位置

改めていい勉強になりました。当たり前にやっていると、おろそかになる部分がどうしてもでてきます。

患者さんの目線を再認識です。




大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
BABA鍼灸北京堂大阪
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