2016年4月29日金曜日
2016年4月15日金曜日
続・胃下垂
前回は胃下垂の虚弱タイプを書きました。
実際、病的な症状がある胃下垂の方で、北京堂に来院される方のほとんどが、虚弱タイプになります。当然といえば当然なのですが、弱いから症状があるということです。
胃下垂強壮タイプはというと、強いので悩んでいない方がほとんどです。
わかりやすく例えると、タレントのギャル曽根タイプというやつです。彼女は言わずと知れと大食いタレントです。見てる私たちが気持ちいくらいに、あらゆるものを平らげていきます。
以前、番組でギャル曽根を徹底検証するというのがあって、医学的には大丈夫なのか?というのを、いろいろな検査をして診ていました。
それによると、胃の容量が大きい。もちろん空腹時は縮んだ状態ですが、いれるとなるとどんどん伸びて沢山のものを入れれるということ。消化が通常の人よりも早いということが紹介されていました。
強壮タイプの人は、沢山食べて胃が下がるんだけども、消化能力がすぐれているので、すぐに消化されて、胃に留まる時間が少ないため、或いは胃が強いだめに、病的な症状がでないんですね。
それと、これは遺伝の問題なども関わるとおもうのですが、それだけ食べても全てが吸収されないということがあります。
これは、その人に備わっている性質によるんだと思います。肥満になったらさすがに抑えようってなりますし、胃下垂とは違う病気にもなります。
ということで、冒頭でも言ったように、こういった状態なので特に悩むことはないんです。食べるのが好きで沢山たべられて、太りもしないわけですから。悩むことは少ないということです。
ただ、ちょこちょこ言っているかもしれませんが、胃下垂というのは胃だけの問題じゃないんです。消化というのは、胃だけがするわけではありません。
胃は消化するだけですが、腸は消化と吸収を行います。胃下垂を考える時に、胃と併せて腸の状態も悪くなって、病的な症状が出てくると考えていただきたいと思います。
胃の下垂により、腸が圧迫されると、腸が正常に働けなくなるので、下痢や便秘になります。腸が正常に働けないということは、栄養の吸収もうまくいっていないということになります。そうなると、身体全体の調子が悪くなります。
私自身痩せの大食いなほうですが、病的な症状はでていません。胃は多少下垂しますが、腹筋もあり、消化もいいので、気にはなりません。
なので、北京堂で扱う胃下垂の方は、胃虚弱タイプの方になります。
実際、病的な症状がある胃下垂の方で、北京堂に来院される方のほとんどが、虚弱タイプになります。当然といえば当然なのですが、弱いから症状があるということです。
胃下垂強壮タイプはというと、強いので悩んでいない方がほとんどです。
わかりやすく例えると、タレントのギャル曽根タイプというやつです。彼女は言わずと知れと大食いタレントです。見てる私たちが気持ちいくらいに、あらゆるものを平らげていきます。
以前、番組でギャル曽根を徹底検証するというのがあって、医学的には大丈夫なのか?というのを、いろいろな検査をして診ていました。
それによると、胃の容量が大きい。もちろん空腹時は縮んだ状態ですが、いれるとなるとどんどん伸びて沢山のものを入れれるということ。消化が通常の人よりも早いということが紹介されていました。
強壮タイプの人は、沢山食べて胃が下がるんだけども、消化能力がすぐれているので、すぐに消化されて、胃に留まる時間が少ないため、或いは胃が強いだめに、病的な症状がでないんですね。
それと、これは遺伝の問題なども関わるとおもうのですが、それだけ食べても全てが吸収されないということがあります。
これは、その人に備わっている性質によるんだと思います。肥満になったらさすがに抑えようってなりますし、胃下垂とは違う病気にもなります。
ということで、冒頭でも言ったように、こういった状態なので特に悩むことはないんです。食べるのが好きで沢山たべられて、太りもしないわけですから。悩むことは少ないということです。
ただ、ちょこちょこ言っているかもしれませんが、胃下垂というのは胃だけの問題じゃないんです。消化というのは、胃だけがするわけではありません。
胃は消化するだけですが、腸は消化と吸収を行います。胃下垂を考える時に、胃と併せて腸の状態も悪くなって、病的な症状が出てくると考えていただきたいと思います。
胃の下垂により、腸が圧迫されると、腸が正常に働けなくなるので、下痢や便秘になります。腸が正常に働けないということは、栄養の吸収もうまくいっていないということになります。そうなると、身体全体の調子が悪くなります。
私自身痩せの大食いなほうですが、病的な症状はでていません。胃は多少下垂しますが、腹筋もあり、消化もいいので、気にはなりません。
なので、北京堂で扱う胃下垂の方は、胃虚弱タイプの方になります。
2016年4月13日水曜日
咳に要注意
Healthilより引用
最近、立て続けに、わき腹が痛いという訴えの患者さんが来院されました。場所的には、体の真横で、肋骨が触われるところです。 咳をすると響く、ふとした動作で力をいれると痛む、押さえると痛い、寝返りが痛いなどです。 何だと思います? 肋骨の骨折、或いはヒビが疑われます。 しかも、レントゲンでも写りにくいので要注意。 患者さんに共通するのは、咳、くしゃみを多くしたということです。肋骨というのは、呼吸をするときに使う筋肉です。肋骨の間にある肋間筋が収縮したり、弛緩することによって、肺が膨らんだり、縮んだりします。 咳やくしゃみは、その最大のものです。勢いよく咳やくしゃみをすると、急激に筋肉が収縮するので、付着している肋骨に、強い負荷がかかります。それによって折れる。引き剥がされると言った方がいいかもしれませんね。 長引く咳や、勢いよくでたくしゃみの後に、わき腹が痛い場合は注意が必要です。 これの厄介な所は、これといった治療ができないというところです。ひっつくのを待つのみです。自分の回復力を期待するしかありません。 鍼灸では、骨のひっつくのを促す、痛みを緩和するそういったことをします。患部に直接、鍼をしたりお灸をするか、肋間神経のでる背骨のあたりを刺激する。そういったことをして治療をしていきます。 あとはキネシオテープを貼って、なるべく動かないようにするというところですね。 季節の変わり目の咳喘息、花粉症のくしゃみなど、この時期は要注意です。 |
2016年4月11日月曜日
7年
もうじき、浅野先生から治療所を引き継いで7年になります。
いや~数字を目にすると、感慨深いですね。
今朝、カルテやキープ鍼をストックにしまおうとしたら、入りきらないくらいいっぱいになってきてたので、来院されなくなって久しい患者さんのキープ鍼を整理しました。
病院や整骨院なんかに比べたら、来院される患者さんの数ってのは少ないので、ましなほうではありますが7年もやってると、積もり積もってきますね。
鍼やカルテの名前を見ながら、○○さん元気にしているかな~?痛みとれたかな~?何してるかな~?なんて思いつつ、感慨にふけっていました。(笑)
いい思い出わかりではありません。苦い思い出もたくさんあります。
鍼灸師は、患者さんに育てられると言われます。まさしくそうで、教科書にはない生の声や反応は臨床でしか得られないものです。同じ症状で同じ場所に鍼をうっても、患者さんによって反応や手ごたえは様々です。
手ごたえがあっても変化の出ない場合や、手ごたえがなくても変化の出る場合もあります。自分の非力さに悩む日もあれば、症状が改善され自信になる日もあります。
痛みや辛さからから解放され、患者さんの顔がぱっと明るくなるあの瞬間は、疲れやそんな悩みも吹っ飛んでしまいます。他の鍼灸師さんも、あの瞬間のために日々頑張っているんじゃないでしょうかね。7年やっても日々悩み続けていますが、変わらず患者さんに育てられています。日々発見です。
終わりはありませんが、あの瞬間をたくさん作れるように、これからも鍼を打ち続けたいと思います。
いや~数字を目にすると、感慨深いですね。
今朝、カルテやキープ鍼をストックにしまおうとしたら、入りきらないくらいいっぱいになってきてたので、来院されなくなって久しい患者さんのキープ鍼を整理しました。
病院や整骨院なんかに比べたら、来院される患者さんの数ってのは少ないので、ましなほうではありますが7年もやってると、積もり積もってきますね。
鍼やカルテの名前を見ながら、○○さん元気にしているかな~?痛みとれたかな~?何してるかな~?なんて思いつつ、感慨にふけっていました。(笑)
いい思い出わかりではありません。苦い思い出もたくさんあります。
鍼灸師は、患者さんに育てられると言われます。まさしくそうで、教科書にはない生の声や反応は臨床でしか得られないものです。同じ症状で同じ場所に鍼をうっても、患者さんによって反応や手ごたえは様々です。
手ごたえがあっても変化の出ない場合や、手ごたえがなくても変化の出る場合もあります。自分の非力さに悩む日もあれば、症状が改善され自信になる日もあります。
痛みや辛さからから解放され、患者さんの顔がぱっと明るくなるあの瞬間は、疲れやそんな悩みも吹っ飛んでしまいます。他の鍼灸師さんも、あの瞬間のために日々頑張っているんじゃないでしょうかね。7年やっても日々悩み続けていますが、変わらず患者さんに育てられています。日々発見です。
終わりはありませんが、あの瞬間をたくさん作れるように、これからも鍼を打ち続けたいと思います。
2016年4月4日月曜日
胃下垂
胃下垂タイプ別
・胃虚弱タイプ
・胃強壮タイプ
大別するとこうなります。胃下垂で悩まれているかたの大半が、上の虚弱タイプになります。
胃虚弱タイプ
字のとおり、胃の働きが弱い。胃の働き=消化です。
具体的に何をしているかというと、食事をして食道から送られてきたものを貯めておく貯蔵庫の役割。もう一つは、胃液と食べ物を混ぜて、分節運動や蠕動運動を行う攪拌、運搬の役割があります。
胃は、平滑筋という筋肉でできています。
胃虚弱タイプの方は、この平滑筋が弱っているといえます。
極端にいうと、貯蔵される一方で撹拌運搬ができていないということになります。なので胃が下垂します。
《原因》
もともと弱い、冷え、早食い、食事で噛まない、ストレス、緊張、睡眠不足、不規則な生活、痩せている、遺伝。改善するには、原因となるものを一つ一つやっつけていかないといけません。もちろん北京堂の胃下垂治療は、こういったのをいっぺんにやっつけれる場合もあるのですが、そうは問屋が卸しません。
一時的だったり、変化が出なかったり。
鍼+一つ一つやっつけられれば、いい状態はキープできます。
鍼施術以外で自分でできることをやらなければいけません。
もともと弱い
もともと弱いのか、弱っていったのか?とりあえず原因となるものを排除していって、胃の働きをよくしないといけません。鍼の施術で、トレーニングです。刺激を加えて、収縮、弛緩させます。
冷え
冷たい飲料、食べ物を飲食しない、栄養バランスのとれた食事をする、服装に気を付ける(腹部、腰部、足を冷やさない)、湯船に浸かる、運動をする早食い 食事で噛まない
意識してゆっくり食べる。よく噛んで食べる。ストレス 緊張
ストレスが加わると体は緊張します。筋肉だけではありません。内臓も緊張して働きが悪くなります。ストレスを失くせというのは無理な話かもしれません。その方によってそれぞれあるので難しいものです。その分リラックスできる時間を沢山作りましょう。気持ちいいこと心地いいこと、楽しいこと、何でもいいです。いっぱいやってください。そんな時間をたくさん作ってください。
睡眠不足
良質な睡眠をとれているだけで、ある程度の健康は保てます。睡眠中は内臓が働き、体を修復する時間です。規則正しく睡眠がとれていれば、体にいいリズムができて、体調が整ってきます。人生の半分は睡眠といわれています。それだけ重要なことです。
そういった状態を確保できないのであれば、体の不調を覚悟しなくてはいけません。
不規則な生活
人間にはサーカディアンリズムといって、良い状態をキープするリズムがあります。日の出と共に起き、日の入と共に眠る。朝起きたら、お腹が空き、夜になったら眠たくなる。自分が意図せずとも勝手に体がそうなります。それはこのリズムがあるからで、このリズムが不規則になると、体調が悪くなります。精神的にも疲れてきます。自分のいいリズムをキープできるような生活を送れるようにしないといけません。
痩せている 遺伝
この二つは難しい問題です。どうすることも出来ない部分です。ある程度受け入れなければいけません。ただ、胃が下がっても、痩せていても、体調がいい状態はキープできます。この二つ以外のことをきっちりやっていけば、症状も良くなるはずです。さていかがでしょうか。他の人はこんなこと気にしなくても平気なのに、なんで私だけとか、そういうふうには思わないでくださいね。
背の高い人、低い人、痩せている人、太っている人、目のいい人悪い人、いろんな人がいます。たまたま胃腸が弱かったのかもしれません。あるいはケアをおこたっていたのかもしれません。いろんな悪い要因が重なり今の状態になったのかもしれません。
それを受け入れて、出来ることをやっていきましょう。
北京堂では、それができない人、出来ているけどもうひと踏ん張り、なんとかしたい、そういった人の手助けができればと思っています。
胃の強壮タイプは次回へ
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