2011年12月21日水曜日

つぼ

 うちは鍼灸院でありながら、他と比べるとツボにこだわらず治療をします。まぁ、うちのターゲット器官が「筋肉」なので、仕方ありません。
 原因となる筋肉にダイレクトにあてていくのですが、ツボに打っていると認識しながらうっていませんが、ふと打ち終わった後の患者さんの身体をみると、いろんなツボに鍼が刺さっています。

この前読んでいた本に、ある先生がうっているツボの名前をいいながら治療をするというものがありました。うちの場合は、今のが何筋で、ここが何筋で、ここが何筋ですというような感じです。ツボで言っていくのもいいかもしれませんね。まぁ多すぎて言いきれませんけどね。(笑)

いろんなツボに打っているということもあって、いろんな部分で患者さんに変化があらわれるんですね。
①免疫力アップ。
これは、間違いないですね。定期的に通っている方は、ほとんど風邪をひきません。今日話していた患者さんも、家族みんなインフルエンザかかったのに、その方だけかからなかったっておっしゃってましたんで。
②二便が好調
 やる場所によりますが、腰痛の治療をしている方は、この辺は好調になりますね。鍼灸は自律神経の調整作用に優れてますんで、便秘や下痢、胃腸の不快感なんかにも効果があります。
③不眠の緩和
治療により、けだるさや疲労感が出ますので、深く寝れます。先ほどとリンクしますが、治療により副交感神経優位の状態になりますので、身体がリラックスし、眠りにつきやすい身体にもっていきます。

他にもひとそれぞれあるのですが、ざくっとこんな感じでしょうかね。最近①の免疫力アップに興味がありまして、ウイルスが進化して、薬で追いつかない状態になった時に、自分の免疫力をアップしておけば、進化したウィルスに感染することもないでしょうし、耐性菌にやられにくくなるんじゃないかなと思うわけです。

もちろん、薬に頼らないといけない部分はたくさんあるんですけど、自分の免疫で治せるのが一番いいかなと。鍼灸はその手助けにすぎないな~と思う今日この頃です。
鍼で治すというより、鍼で治す力をアップさせている。ということですかね。

たまには、こんな鍼灸ネタを書いてみるのもいいもんですね。(笑)



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