散歩でよくいく、近くの鶴見川は、そら汚かったそうです。
日本のどこの川もそうだったように、高度経済成長に伴い工場や家庭の排水のせいで、ヘドロの川と化していたようですね。
今は水もきれいになり、川沿いも整備され、釣りをする人や、犬の散歩をするひと、座って日向ぼっこをする人など、憩いの場になっています。
その川沿いには、川に入れるようになっている岸のようなところがあるんです。写真にも写っていますね。地元の人曰く、貝殻でできているようなのです。岸全体が貝殻っていうんですから凄いもんです。
生麦の魚河岸は貝で有名だったそうで、そこで扱われた大量の貝殻を鶴見川に廃棄していて、岸が出来上がったそうです。その量があまりにも大量だったので、今ではその上に家までたっているそうです。いやいやびっくりです。
魚河岸のお店に貝~という名前の店が多いのはそういうことなんですね。たしかに今でも、朝からせっせと貝をむいているお母さんがいています。ひたすらむいてます。笑 「むき子?」っていうそうです。
治療所の周りにも貝殻がたくさん落ちているのは、その名残りですね。
地元の方にこういった生麦の変遷を聞くと、なかなかおもしろいもんです。治療の帰りに近所を散歩して帰るのもいいんじゃないでしょうか。古きよき町があります。そんないいもんでもないですかね。笑
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