・8月18日(月)休み
・8月24日(日)休み
・火曜日 休み
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今月の休みはいつもと違うのでご注意ください。
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・火曜日 休み ※但し、22日(火)は営業いたします。
勉強会をお休みしていましたが、再開したいと思います。
北京堂の代名詞的な大腰筋刺鍼を中心に、背部夾脊穴、背筋など、臨床で使うことの多い部位をやっていきます。長い鍼を使い慣れていない先生は、戸惑うかもしれませんが、何度も練習していただき、使いこなせるようになっていただきたいと思います。
重要な経穴が多い反面、肺などの臓器を刺鍼するリスクの高い場所でもあります。自信を持って安全に施術できるようになっていただきたいと思います。
初めての人も、鍼をする機会が少ない人でも、施術の幅を広げたい人も、ぜひご参加いただければと思います。
勉強会の特徴は、鍼を打って打たれての実技中心です。施術する側の感覚、施術を受ける側の感覚を両方体感していただきます。
【施術部位】
棘筋、最長筋、腸肋筋、多裂筋、大腰筋、腰方形筋など
背部痛、腰部痛、坐骨神経痛などに対応できるようになります
8月31日(日)10時〜16時 (昼休憩あり)
うちには、大人バレエ(クラシックバレエ)をする方が多く来院されています。
大人バレエ?
そんな疑問が浮かぶかもしれません。江坂の街を見てもバレエ教室というのは、あちこちで目に着きます。意識してみると、ここにも、あそこにもと。
もちろん、女の子の習い事といえば、ピアノ、バレエということで、子供の需要があるのですが、仕事終わりの夜、土日は、大人の方々が熱心にレッスンされています。
5月6月は、日々のレッスンの成果をみてもらう発表会が多いようです。
そのためレッスン量が増え、あちこちに痛みが出て、鍼灸の出番ということになります。
お話を聞いていると、共通して先生が厳しい。笑
50、60代の大人が、先生に怒鳴られたり、怒られたりするのがが当たり前のようです。先生が教わってきたやり方が、そもそも厳しかったというのがあると思います。クラシックバレエというのは、古典舞踊のようなものです。決まった型があり、それを忠実に再現する。
基本の型が重要です。それからズレが生ずると、台無しになります。
子供だろうと、大人だろうと、できているか否かがはっきりとしています。余白の部分や曖昧な部分はありません。
もう一つ、バレエはスポーツではありません。芸術です。観客に観てもらうものです。観にきていただいた方に失礼なものを観せるるわけにはいけないというのがあります。
お金払ってやっているのに、何でこんなに怒られるんでしょうね?笑
皆さんおっしゃっています。ただネガティブな感じはありません。目を輝かせ、どこか楽しそうです。
大人になって、学校のクラブをやっている感じのようです。個人でやっている人もいますが、団体でやる場合が多いようです。生徒みんなで一体となって作り上げていく。青春のようです。
この日曜日に発表という方もいました。ケガなくやりきっていただきたいですね。
今臨月なんですけど、鍼かお灸ってできますか?
懐かしい後輩からのLINE。
妻のママ友が、この後輩の親友という偶然もあり、世の中狭いな〜とつくづく思います。
お腹が大きくなり、腰や背中、肩がパンパンに張っていて辛いとのこと。
お腹に赤ちゃんがいるわけですから、そりゃしんどいです。助産師さんに少しほぐしてもらう程度で、がっつりマッサージなどはやってもらってないようです。横向きでマッサージできると思いますが、お腹の赤ちゃんが心配でやってもらってもらわなかったみたいですね。
うちには、妊婦さんでもうつ伏せでマッサージを受けられるマットがあります。試しにうつ伏せになってもらいましたが、お腹の出っ張りが強かったので、今回は横向きで施術することにしました。
ガチガチだったので、施術後はスッキリして楽になったと言ってました。ママさんが体調良くなると、赤ちゃんも元気にるのでいいですよね。出産頑張ってほしいものです。
腰部ヘルニア
腰骨の間に椎間板という軟骨があり、その軟骨の中から髄核という塊が飛び出した状態を腰部ヘルニアといいます。
ヘルニアという言葉は、飛び出すとか逸脱するという意味です。なので、脊椎だけでなく、腸が飛び出す腸ヘルニア、ヘソが飛び出す臍ヘルニア、鼠蹊部から飛び出す鼠蹊ヘルニアなどがあります。
つまり、飛び出したものは何でもヘルニアです。
来院している方でも、医療機関でヘルニアと言われたという方は多いですね。
MRIは撮られました?
いやレントゲンだけです。
これはあるあるですが、レントゲン検査だけだと確定診断にはなりません。レントゲン検査は骨の状態をみるものです。ヘルニアや椎間板などの軟部組織をみることはできません。
傾向としては、レントゲン検査のみで、ヘルニアといわれた方は、比較的軽症である場合が多いように思います。症状が強い場合は、ヘルニア以外の腰部疾患が考えられたり、手術をするかしないかが視野に入ってきますので、MRI検査をして確定診断をする必要があるように思います。
基本的には、手術をしたくないという方がほとんどです。メスを入れて入院して、何日か休まないといけません
腰部ヘルニアで悩んでいて当院に来院されている方の傾向でいうと、腰部痛から臀部の痛みである場合は、鍼灸でも痛みのコントロールが可能である場合が多いです。
何度か施術をしても、足の痺れを訴えられている場合は、鍼灸での痛みのコントロールが難しくなる傾向にあります。
鎮痛剤、ブロック注射、鍼、マッサージなどで痛みをコントロールして、ヘルニアが吸収されたり、元に戻るのを待ちますが、症状のレベルが強いと、これらでは痛みをコントロールできず、日常生活に支障が出てきます。
耐え難い痛み(鎮痛剤が効かなくなってきます)、痺れ、歩行困難、膀胱直腸障害など。
これで耐えられない場合に手術を選択されます。
以前のように切開して取り除くやり方以外に、内視鏡を使って、傷や体への負担を少なく手術ができるようになってきています。以前より手術のハードルは下がってきていると思います。
暖かくもなり症状が落ち着き、ヘルニアが小さくなっているが、重症になるのが辛いので、早めに手術をして今後の不安を払拭したいという方。
痺れや痛みが常にあり、一見重症であるが、普段やっているテニスを休みたくない、手術はなるべくしたくないという方。
患者さんにとって何が最適か、それぞれ状況が違うので難しいですが、一人で悩まずにご相談いただければと思います。
プロスポーツ選手に、定年というものはありません。力があれば、何歳でもできます。
しかし、どんな凄い選手でも、怪我をしたり、体に衰えが出ると、プロとして通用しなくなってきます。若くても辞めなければいけないこともあります。
日々練習に励んでいても結果が出ないこともある。努力をすれば報われる世界でもありません。
厳しい世界です。
少しでも長くやれるように、協力できればと思っています。
うちはスポーツをやる方が多くいらっしゃいます。
今日は、陸上、ゴルフ、バレエ、競輪、バレエとスポーツのコンディショニングで来院の方ばかりでした。
季節の変わり目、体が動かしやすくなります。ただ、体は冬から完全に切り替わったわけではないので、耐え切れる体になっていないことも多くあります。
使いすぎ、オーバーユース、フォーム不良がほとんどです。わかっていても思い通りには動かないものです。
腰部、ハムストリングスなど、使う頻度が多い部位は要注意です。早めに施術にいらっしゃっていただければと思います。
当院では、クラシックバレエをする方が来院されています。
といっても、子供ではなく大人です。
知っている人は知っていますが、大人バレエといって、大人からバレエを始める方が多いのです。
子供の頃やっていて、大人になって時間ができたので再開する人もいれば、子供の頃にできなくて大人になって、やりたかったバレエを始めるという方もいます。
さて、そんな大人バレエをする方の施術が多い日があります。この時期は、バレエの発表に向けてレッスンがハードになる時期なのかもしれません。
先日、来院された方々の共通した痛みの部位が大腿部後面ハムストリングスの痛みでした。
通常、スポーツをしていてハムストリングスを痛めるというのは、かなりスポーツをやっている方です。走ることが多いスプリント系のスポーツで痛めやすい部位です。一般のスポーツ愛好家では少ないと思います。
バレエの場合、ジャンプが多いというのがあるのですが、それとは別でアラベスクというものがあります。
片足で立ち、もう片方の足を後方に伸ばすポーズです
バレエでは基本中の基本ですね。体の硬い皆さん想像してください、足を一瞬挙げるだけならかろうじてできるかもしれません。バレエでは、この姿勢をキープさせないといけません。
想像しただけでキツいですよね。
後に挙げる際に、大腿部後ろ面を使うわけです。しかもキープさせるのに常に力を知れていないといけません。この動作が多い演目をする場合、かなり酷使してしまいます。来院された皆さんこの動きをよくやっていたようです。
背筋、臀筋、大腿部後面、そりゃ痛めます。バレエだけでなく、ヨガでも要注意です。柔軟性がある人ばかりではありません。ただ、教科書の基本のアラベスクがあるので、プロから素人まで全員この姿勢が求められます。無理です。(笑) 先生は妥協しません。
酷使するなとは言いませんし、できないと思いますので、少しでもお役に立てるよう、鍼を打ちまくっていこうと思っています。
体にはセンサーがあり、刺激に対して様々な反応をします。皮膚が刺激され、神経を伝って脳に伝わります。伝わった刺激に反応して、脳から刺激された部位に指令が送られ、患部に何らかの反応が起こります。
刺激量、刺激物にもよりますが、微細な刺激でも、何らかの反応を起こします。手を当てる、ハケで撫でる、風を当てる、何でもいいのです。人間の体はうまいことできています。それらを利用したセルフケアの商品があるので、いくつか紹介しておきます。
「ソマセプト」
微細なプラスティックの突起が出ています。痛みなどは感じません。
「シャクティマット」
インド発祥らしいですが、これもプラスティックの突起が出ています。うちにいらっしゃる競輪選手の間で流行っているものです。かなり痛いそうですが、セルフケアにピッタリとおっしゃっていました。
「ダーマローラー」
微細なハリが出ているローラーを皮膚の上でコロコロすることにより、微細な傷を作りそれを再生する作用を利用して、ターンオーバーを促します。
どれも、皮膚に刺激を入れ、体の再生力や、脳の反応をうまいこと利用しています。当然ですが、人それぞれ感じ方は様々です。それらの反応はどなたでも起こっていますが、実感できる人、そうでない人がいます。
試していただく際に、一定の期間利用していただき、継続するか判断していただければと思います。
形は違えど、人間の考えること、やることは大した差はありません。面白い物です。
これらと鍼の違うところは、深部にもアプローチできる点です。多くの方に深部に響く鍼の感覚を体感いただければと思います。
病気になったり、体を痛めたりすると、「安静にしてください」と言われます。
安静といっても、どの程度の安静なのか?曖昧な言葉なので困惑される患者さんも多いと思います。
入院するような病気、怪我、手術の後の安静
「絶対安静」というやつです。寝て動かない、動かないことによって、負担を減らし、体力を温存して回復に力を注ぐ。
こういった場合は、段階的に安静の度合いを緩和していく指示があるので、わかりやすいと思います。
点滴寝たきり→ベッドでの起き上がり、飲食可能→立ち歩き移動OK
ざっくりですがこのような感じで緩和されていきます。
通院時の痛み怪我の安静
これが厄介な安静です。
ぎっくり腰→病院→レントゲン異常なし→湿布処方→安静にしていてください。
どの程度?寝とくの?どのくらい?学校は?仕事は?
この場合の安静は、「局所安静」というやつです。局所の筋肉をあまり使わずに、負担を少なくして過ごしてくださいという指示になります。
運動、スポーツをする人の安静
これまた曖昧な安静です。運動する人は、そもそも安静は嫌なんです。痛かろうと動きたい。さらに「安静にしてたって治らない!」という人もいます。動きながら治したいんです。
患者さんも馬鹿じゃないんで、絶対安静なものはわかります。大きな怪我をした場合はわかります。レントゲンで骨折、MRI、エコーなどで、靭帯断裂、軟骨の損傷など、わかりやすく痛めている場合は、医師の指示も明快です。
スポーツ、運動をしていると、オーバーユース(使いすぎ、練習過多)で痛みが出る、フォーム不良で痛みが出る、原因のよくわからない痛みが出る場合があります。そういった場合に、どの程度安静にすればいいのかが非常に悩ましいわけです。
どの程度の安静?
安静期間はどれくらい?
運動強度は?
こういったことを、医師や治療者に質問されるといいと思います。でないと、なぜかわかっていると思われ、詳しい説明はありません。
なぜそうなるかというと、はっきりと答えが出にくいからです。人それぞれの回復力、日常生活の負担のかかり具合、痛めてる場所のセルケアの度合いなど、バラバラだからです。
患者さんの心構えとしては、期間や回復度合いを厳密に捉えすぎないことです。
いやしっかりしてよ!とツッコミたいかもしれませんが、びっくりするぐらい早く回復する人もいれば、びっくりするぐらい長引く人もいます。指示のある期間を目安にして、再度安静期間などを聞かれるといいと思います。
人の体はそんなに簡単なものではありません。教科書通りにはいかないことが多いものです。
うちに来院される方のほとんどが、安静にできない方ばかりです。説明漏れの場合は遠慮なくお聞きください。