最近、ぎっくり腰で来院される患者さんが多く感じます。
朝晩冷え込んでいるせいでしょうかね。朝起きて間もなくに発症する方が多いようです。朝というのは、外気が冷えているというのもあるのですが、人間の体温も一日の中で一番下がります。他にも血圧も下がります。
寝てる時は無駄な力を使わず、生命活動を落として、体力の温存、回復などを図っているわけですね。日中活動するためのエネルギーをたくわえている。そんなところでしょうかね。
そういったところから、体も硬くなっています。起きてすぐは動きが悪いですよね。全身の血流も散漫なので、思うように動かしにくくなります。
もともと、負担がかかっている所や弱いところというのは、さらに弱くなっているので、そこに急に負荷がかかると、「それ以上負荷をかけんといて~!」ということで、ガチっと硬くなります。それがぎっくり腰です。
予防としては、朝起きてすぐは、ベッドや布団の上で体を捻ったり、お尻を持ち上げたり、色々な動きをして体操をしてから起き上がります。そうやって体が起きるぞ~って慣らしてやると随分違います。
歳を重ねれば重ねるほど、体は硬くなりますし、体が起きるのに時間かかるので、必ずやってほしいですね。
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