最近、またぎっくり腰の患者さんが多い。
季節の変わり目、寒い暑いを繰り返したり、朝晩の温度差が体に負担になるのが影響するのか、理由はいまいちわかりませんが、先週あたりから続いています。
春というのは、東洋医学の五行でいうと肝と符号します。肝の気が旺盛になり、気血の流れがスムーズになり、体表が緩みます。また筋肉とも符合しているので、冬の疲れがとれず、肝の気が弱くなって、気血の流れが悪くなり、筋肉の翳ゆ状態が悪くなり、正常に収縮・弛緩ができなくなって、ぎっくり腰になったと考えられます。
東洋医学的な考えで治療を組み立てない北京堂にしては珍しいですかね?(笑)
ということで、冬からの影響が今になって出てきますよ~ってことですね。何でもそうですが、年齢とともに、自分のポテンシャルというものを過信してしまいます。口では歳をとった、歳をとったなんて言っていても、どこかで自分はこれくらいできると思っているもんです。
できるでけ早期の回復を心がけていますが、動きの中でなっていないぎっくり腰や、筋肉が弱ってるためになったぎっくり腰は2,3回治療が必要な場合もあります。
あとはなる前にメンテナンス。できると一番なんですけどね。
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