2013年2月2日土曜日

寝違い

 最近、なぜか寝違いの患者さんが多い。

寒さ?

なんでしょう?

確かに、寒さは大きく影響します。寝ているときに、首から上は布団から出ていることが多いため、寒さにさらされてしまいます。寒いので、力が入ってしまうので、必然と血流が悪くなり、筋肉がロックしやすい条件が重なってしまいます。

それと、もともと首が弱いというのが関係します。寝違いになる方は、頭を上から見て、肩のラインより前に出ている方が多いです。わかります?
右と左の肩を結んだ線上に、頭の位置があるのが理想ですが、それよりも前に出ている、顎を突き出したような状態になっているんです。

そうなると、常に首に負担がかかり、さらに首の関節に常にストレスがかかった状態なので、ひどいと頸椎ヘルニアになったり、変形性頚椎症になったり、ストレートネックになったりします。
気になる方は、横から誰かに写真をとってもらうといいですね。そういう状態だと、猫背になっていたり、腰が曲がっていたりと、不細工な姿勢になっているのがよくわかります。

この姿勢を変えていくというのは、首や背中、或いは腰を緩めるのはもちろんなのですが、自身の意識が非常に重要になってきます。

前かがみにならない、肩甲骨を意識して広げる、おしりをキュッと締めるなど、無意識にできるようになるまで、意識続けることが重要になってきます。
意識をしていないと、姿勢を維持する筋肉自体が弱ってきますから、自然と姿勢が悪くなります。腰の曲がったお年寄りのような感じですね。

なんか、生きるって大変ですね~。(笑)

 



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