2011年11月22日火曜日

永眠

先週の金曜日におばぁちゃんが亡くなりました。

容体は良くなかったので、ある程度覚悟はしていましたが、寂しいものです。

母方の祖母で、家が奈良ということもあって、小さい頃はよく遊びにいきました。ただ小さい頃は、おじぃちゃんと遊んだ記憶のほうが大きいので、あんまりイメージがないんですよね。
むしろ大きくになってからのほうが印象が強かったです。親子なんで当然なんですけど、母親と見た目や雰囲気、喋り方がよく似てるんですよ。(笑)だから親近感があったんです。相槌の仕方なんかまんまです。

そんなおばぁちゃん、結婚する3,4年前くらいから、「ひろしはいつ結婚するんや~?」って会うたびに言うんですよ。いつや~いつや~って。別にプレッシャーとかそんなのにはなりませんでしたけどね。

まぁようやく結婚できるってなって、報告したらそれは喜んでくれたんですけどね。一回延期になったんです。式の日程まで決まってたんですけど、北京堂に弟子入りするってなったんで、流れたんですよ。うちの親は破談になるって思ってたみたいですけどね。

えらい喜んでくれてたから、申し訳ないなぁと思って報告にいったんです。

おばぁちゃん喜んでくれてたのに申し訳ないねんけど、結婚延期になってしまってん。すまんね。

そうか~。まぁ仕方ないわな。けどあれや、ヒロシのおかげでおばぁちゃん長生きできるわ。ヒロシが結婚するまで死なれへんからな。ありがとうな。

こんなこと言うてくれたんです。また優しいトーンでね、今でも忘れません。泣きそうになりましたんで。こんなこと言ってくれたら、頑張るでしょ?おかげ様で結婚できましたんでね。こう言ってくれてから5年くらい経ちますかね。ほんと長生きしてくれました。できればひ孫見せたかったんですけどね、残念です。

自分自身が30を過ぎて歳を重ね、当然親も祖父母も歳を重ねるわけです。あっという間です。改めて人生を考えさせられました。



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