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2019年8月4日日曜日

高温注意報

地元大阪豊中の気温が38度をマークしました。

危険な温度ですね。気象庁は外での運動は控えてください。と呼びかけています。

そんな中、来年はオリンピックが行われますし、日本のあちこちでスポーツが行われています。

うちの子供もラグビー教室に行っていますが、やっている最中は顔が真っ赤です。子供は大人と比べて温度調節の機能が弱く、熱がこもりやすいようです。

大人が感じている温度よりも、3度くらい高く感じているそうです。38度ということは41度です。怖いですね。

私たちの時代と比べても明らかに気温は高くなっています。ほんと気をつけないといけません。

・めまいがする。ふらふらする。目の前が真っ白になる。真っ暗になる。顔色が悪い。顔がほてる

・足がつる。つりそう。筋肉がプルプル痙攣する。筋肉痛になる。

・吐き気、嘔吐(はく)、気持ちが悪い、頭痛がする。体がだるい、力が入らない

・呼吸がしづらい、呼吸が浅い、汗が止まらない、逆に汗がでない。集中力低下。反応が鈍い

これらの症状がみられたら、気を付けましょうではありません。

熱中症にあっていると思っていただいたらいいと思います。


日陰、建物の中、涼しいところ、クーラーの効いたところで休む
風をあてる
水分補給をする
体を冷やす、頚部やわき、、鼠径部など
横になる

誰か近くに人がいたら、助けを求めたらいいと思います。恥ずかしがらずに熱中症になっていると伝えたらいいと思います。救急車を呼んでもいいと思います。

軽度か重度というのは、自分で判断が難しい場合もあります。命を落とす危険があるので迷いは禁物です。


大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
吹田市豊津町18-4ウイニング・パラ江坂1B
電話:06-6821-3000

2016年6月25日土曜日

続・熱中症

気温が上がり、世間でも話題に上る熱中症。

水分を摂りましょう!
エアコンを点けましょう!

あちこちで、聞くと思います。それなのに、一向に減る気配はありません。

ということでいろいろと検証してみます。過去にも似た記事を書いているので、こちらも参照ください。

注意していただきたいのは、熱中症は、症状がでてしまっていると、危険な状態ということです


まず、どんな状況でなるかというと

・暑い!
・湿度高い!
・風がない!

基本的には、この3点です。
太陽が出ていなくてもなるということ、屋内、家の中でもなるということ。頭に入れておいてください。暑さ以外の湿度と風は要注意です。

よく、子供やお年寄りがなりやすいっていいますが、ようは体力がない人がなりやすいといことです。ということは、体力のある人も、体調が悪いとなりやすい。

寝不足
・二日酔い
・極度の疲労
・緊張状態
・水分不足

こういった状況下ですと、体力のある人でもなりやすくなります。

・普段屋内で仕事をしている人
・汗をかかない人
・運動をしない人
・昔は元気だった人
・運動に自身がある人

熱中症というのは、温度調節ができない状態です。人間は恒温動物といって、体温を一定に保つために、様々な温度調節機能があります。

代表的なものが汗をかくということです。熱いものを冷ますときには、水をぶっかけると冷やされますよね。同じように、体内の水分を出すことによって、体の熱を抑えます。

普段から汗をかいて、熱をとる温度調節をやっていないと、高温になったときに、そういった調節機能が発揮できなくなります。

それと注意しないといけないのは、昔体力に自信のあった人です。今の体の状態を把握していないと、痛い目にあいます。老化は受け入れなくてはいけません。今の暑さは昔とは違います。頑張りすぎない。



さて、どういった症状が熱中症なのか。

・めまいがする。ふらふらする。目の前が真っ白になる。真っ暗になる。顔色が悪い。顔がほてる

・足がつる。つりそう。筋肉がプルプル痙攣する。筋肉痛になる。

・吐き気、嘔吐(はく)、気持ちが悪い、頭痛がする。体がだるい、力が入らない

・呼吸がしづらい、呼吸が浅い、汗が止まらない、逆に汗がでない。集中力低下。反応が鈍い

いかがでしょうか?こんな症状経験ありませんか?こういった症状が出ていたら、熱中症にかかっているんだと思ってください。徴候ではありません。もうなっていると思ってください。

すぐに、日陰で水分補給して、休憩してください。氷枕やアイスノンがあれば、それで冷やしても構いません。風がなかったら、うちわで扇いでも結構です。

呼びかけに反応がなかったり、意識がはっきりしない、水分を補給できない場合は、すぐに救急車を呼びましょう。

これから、気を付けましょうね。BBQや海水浴などで、アルコールを飲んでいるときも危険です。注意してくださいね。

2016年6月21日火曜日

熱中症

90歳近くになる夫婦の家に往診に入っているのですが、この前予約の際にこんな話をされていました。

「主人が最近、気持ち悪い、気持ち悪いっていうんです。お医者さんを呼ぶっていってもたいしたことないからいいって言うし、困っているんです。」

「熱とか血圧なんかはどんな感じですか?」

「介護の先生が来てくれたときに、脈拍、体温、血圧など全部計ってもらったんですけど、どれも以上はありませんでした。」

「気持ち悪い以外に、頭痛とか、胸が痛いとか、そういった症状はありますか?」

「特にないみたいで、ヘルパーさんや、リハビリの先生に来ていただいたときは、元気にやっています。けど、1ヶ月ほどそんな感じなんです。」

「お医者さんには診てもらっていないんですね。この時期考えられるのが、熱中症なんです。もしかしたら、その兆候かもしれませんし、何にしろ、早く医師に診てもらった方がいいですよ。」

そんな電話があってから、往診にいったんです。

問診してみると、気持ち悪いというのもないようで、比較的お元気に話もされています。呼吸数、や脈拍を診てみても、正常範囲です。

ただ、やっぱり室温が高い。

老人特有の問題でもあるのですが、温度を感じる感覚が鈍くなっているので、少々の暑さでは暑いと感じなくなります。


皆さん、ニュースを見て、「なんでそんなに老人は熱中症になるの???」と思ったことありません?

クーラー点けて、水分摂ってたら大丈夫やん。

そりゃそうですよね。けど、それは、ちゃんと暑いと感じてるから、そう思えるんです。というか自然にできるんです。汗もかきますし、暑いと不快に感じるので、そういった対処をすることができます。

しかし、ある程度年齢を重ねると、温度の変化を感じにくくなります。夏でも毛布で寝ていたり、コタツがあったり。

気温が30度でも暑いと思わない、むしろ丁度いいと感じる方もいらっしゃいます。

両親や祖父母の部屋を暑く感じたことはありませんか?


そういった場合どうするかです。
暑いと感じない方に、暑くなったらクーラーを点けるようにといってもダメということです。

・温度・湿度計を置いて、客観的な数字を示す
室内の温度が28度以上、湿度が60%を超えるようであれば、クーラーを点ける。

自分で暑いと感じていなくても、これを超えたら、或いは予報で超えそうであったら、あらかじめクーラーを点けておくといいでしょう。

も一つ問題点
・クーラー=健康に悪い

なぜか、年配の方に根強くあります。

「体に悪いから、クーラーは点けない。」

と自慢する方もいらっしゃいます。これは、昔の温度調節ができない、ききっぱなしの冷房のイメージがあるんじゃないでしょうかね。

後は、テレビの影響でしょうかね。これが悪い、あれが悪いと、特集します。こういったのを真に受けてしまうのがあるんじゃないでしょうか。

もう一つ
・クーラーの使い方をわかっていない。

先ほど、言ったのとリンクするのですが、昔は温度調節のできない効きっぱなしのクーラーでした。それだと、夜中に極寒になるなんてことは、私の小さい頃にもありました。

ただ今は、人間より賢くコンピュータ制御されています。自動にしていれば、一般的な最適な温度を保ってくれます。
温度が高くなりすぎないように、或いは低くなりすぎないように制御してくれます。

実際、このお宅のエアコンの設定温度を見ると、22度に設定されていました。(笑) そりゃ寒いです。

・部屋に温度・湿度計を置く
・クーラーの使い方を把握し、設定温度を高めにして、点けっぱなしにしておおく。

この2点に気を付けてもらえれば、この夏は心地よく乗り切れるんではないでしょうか?

続きは、熱中症の初期症状について書いていきます。

2015年7月17日金曜日

恒温動物

人間は恒温動物です。といってもピンとこない方もいるかもしれません。

人間は体温を一定に保っています。36~37度前後が平熱ですよね。それは、外の温度が-20度でも、40度以上の高温でも変わりません。このように外気の温度に関わらず、体温を一定に保っている動物を恒温動物といいます。例外を除いて、哺乳類と鳥類が、それにあたります。それに対して、外気に合わせて体温を変える動物を変温動物といいます。爬虫類や魚類、昆虫などがそれにあたります。

なぜ、体温を一定に保っているかというと、その範囲内であれば、様々な生体反応が効率よく働くからだそうです。これ重要ですよね。最近体温が低い人が多いと言われています。ということは、様々な生体反応が効率よく働いていないということになります。だから、体温を上げましょう!ってなっているんですけどね。

話は脱線しましたが、体温を一定に保つためには、体内で熱を産生したり、体外に熱を放散しなければいけません。


熱の産生
一定の体温を維持するために、どうやって熱を産生しているかというと、
食事・代謝
 体内に色々なものを取り込み合成したり、分解するのを代謝といいますが、そのときに発生するエネルギーによって熱を産みだしています。
車と一緒ですね。車は、ガソリンを燃やして爆発させることによって、エネルギーを産みだしています。その際に熱が発生するから、エンジンは熱くなります。

筋肉の収縮
 運動をして筋肉を収縮させると熱が発生します。走ると体が熱くなるやつです。寒いときに体がぶるぶると震えますよね。あれは体に備わる防御反応で、体が冷えて機能が低下するのを防ぐために、ぶるぶると震えて熱を発生させます。

ホルモンの作用
甲状腺ホルモン、カテコールアミン、黄体ホルモンなどが、代謝を促進する作用があります。

甲状腺機能低下症という病気がありますが、その症状の一に寒がり、冷えというものがあります。
まさにこの産熱が起こりにくくなります。

つまり、これを出来ていない人は体温が低いということです。

一般的に、男性は体温が高いのですが、女性よりも代謝が高い、筋肉量が多いというのが大きいからなんです。

熱の放散
ふりが長くなりましたが、最近急に暑くなってきました。あまりにも高温になってくると、熱の放散がうまいことできなくなってきます。それの最たるものが熱中症です。気を付けないといけませんよね

放射
 人間は、赤外線を放射しています。赤外線モニターがいい例ですね。人に赤外線カメラを向けると、人体からでている赤外線を映し出します。温度が高いと赤外線の放射量も高くなりますので紅くはっきりと映ります。

体温の高い人、運動をした後の人に近づくと、温度が上がったと感じることがありませんか?
これは熱エネルギーを放射しているためで、しかもエネルギーは高いところから低いところに伝わります。これを放射といいます。

他には、暑いときに、クーラーの効いたところに行くと、涼しく感じますよね。あれも熱エネルギーの高い体から、クーラーの効いた部屋であるエネルギーの低いところに、放射してためです。
放射で失われる熱量は、皮膚音と物体の温度差で大きくなります。

つまり、外気温が体温と同じくらいあると、この放射が上手く行われないために、体から熱の放散ができなくなるということです。

伝導と対流
 伝導は、体と接している他の物体に熱が流れることです。
例えば、捻挫をして足が腫れます。熱感もあります。そこにアイスノンをあてると、患部は冷えてきますよね。伝導によって熱がアイスノンに流れていっているわけです。 

対流は、字のごとく流れですよね。流れがあると熱は早く伝わります。暑い部屋を一気に冷やしたいってなると、エアコンだけでなく、扇風機やサーキュレーターで部屋の下から上へ向けて風を送ってやると、早く室温が低くなります。

同じ気温でも、風のある日は涼しく感じますよね。対流していることにより涼しく感じます。

蒸発
 水分が体表から蒸発することですが、不感蒸散発汗に分けられます。
発汗は皆さんわかりますよね。文字通り汗をかくということです。汗をかくことによってた体内の熱を放散します。

不感蒸散というのは、汗にならない常時体に起こっている蒸発現象のことをいいます。汗をかいていなくても皮膚、肺から水分が蒸発しています。なので、汗をかいていなくても水分の摂取が重要になるわけです。


急激に暑くなるこの時期は、こういった放散がうまいこといかなくなってきます。言い換えれば、こういった熱の放散をうまくやれば、暑さを乗り切ることができるということになります。

水分をよくとる以外にも、風通りのいい服装をする。ひんやり素材のものを身に付けたり、アイスノンやアイスバックを利用したりして、うまく熱を放散できる環境をつくらないといけません。

もちろん、疲れていたり、寝不足だったり、食事をきちんととれてなかったりすると、こういった熱の放熱もうまくいかなくなります。急な気候の変化にも対応できるように、普段から気を付けましょうね。

これから、猛暑日、熱帯夜が続きます。ファイとです。