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2016年11月21日月曜日

急性腰痛

うちは日曜日も営業しているので、急な痛みや、ぎっくり腰などの問い合わせがあります。

基本的に日曜日や祝日というのは、医療機関や他の治療院などは定休日のところがほとんどですからね。

昨日の方は、ぎっくり腰の症状でした。

朝起きたら、痛みで起き上がれない。寝返りがうてないというものでした。いらっしゃったときも前かがみで上体が伸びきらないようでした。座っているのもしんどいようで、肘置きにつかまりながらつらそうです。

何でもそうですが、原因は何かです。

・いつなったのか
・動きの中でなったのか
・重たいものを持ったり荷重がかかったのか
・どのような姿勢でなったのか
・痛みが出る前はどうだったのか
・何か既往歴があるのか
・腰以外の痛みはあるのか
・安静時痛があるのか、どの動きで痛みがでるのか
・姿勢、傾き
・年齢

いくつか挙げてみました。

よくある、重たいものを持った時になるぎっくり腰の場合、腰の筋肉、靭帯、関節への急な負荷がっかかることによる捻挫のようなものです。

そういった場合のセルフケア

冷やすor温める?

冷やすようにしてください。ただ、自分で腰を触ってみてください。熱っぽい?冷たい?熱っぽかったら冷やす、冷たく感じるなら温める。よくわからなかったら冷やしてください。

なぜ冷やすかというと、捻挫のようなものと言ったように、炎症がでて発痛物質がたくさん出てきているので、冷やしてとりあえず炎症を抑えないといけません。

きっかけなく徐々になったぎっくり腰の場合、腰の筋肉の疲労が重なることによる筋肉の痙攣・ロックと思っていただいたらいいと思います。

冷やす?or温める?

熱感なんかもないので、温めてやりましょう。温めて、ストレッチをして、筋肉の痙攣を解いてやるといいです。急な動きはよくありませんが、痛みの範囲内でゆっくり動かしましょう。

さて、治療する側からすると、どの筋肉を傷めているかを見極めなくてはなりません。腰の筋肉だけにフォーカスした場合

腰の前屈
1、股関節から屈曲
 
 

腰の前屈2
2、腰から屈曲


腰を前屈するときの動き
1、股関節あたりから、前かがみをしている。
2、腰から、前かがみをしている。


使えている筋肉が違ってきます。
1ができる場合、腸腰筋を使って前屈しているので、その筋肉は正常に働いています。なので、背中側の多裂筋や脊柱起立筋の緊張が原因のぎっくり腰になります。

2ができる場合、背中の筋肉が使えているので、腸腰筋が原因のぎっくり腰になります。

1、2どちらもできない場合は、両方の筋肉がやられているので、両方の緊張を取らなくてはなりません。


前かがみの姿勢で腰をまっすぐ伸ばせない場合
腸腰筋の緊張が強く、丸まっているため、腸腰筋を緩めないといけません。寝ていても横向きにならないとしんどい状態です。

座っていて立ち上がるときに痛い場合
これまた腸腰筋の緊張が強い状態です。座っているときというのは、腸腰筋が縮んだ状態です。この筋肉のぎっくり腰だとさらに緊張が高まった状態なので、起き上がるときに固まって伸びないわけです。ロックされています。なので痛みがでる。

ストレッチする際も、この動きを自分で見て、丸まってストレッチするのか、反ってストレッチするのかを考えていただければと思います。

腰以外で診ておくこと
背中、お尻、足の筋肉です。

上の1の場合、腰だけでなく背中がガチガチになっていることが多いので、そちらの緊張を取らなくてはいけません。

お尻の筋肉のチェック、お尻の骨の出っ張りに圧痛があるかどうかをチェックです。
腰部の筋肉だけでなく、仙腸関節性のぎっくり腰の場合があります。
骨盤の縁を触ってもらって、縁を触りながら肛門に向かって下がっていくと、骨の出っ張りが出てきます。そこは上後腸骨棘といううんですけど、上のぎっくり腰の場合、そちらに圧痛が出てきます。そこを押さえて痛い場合は、臀部の筋肉、梨状筋などの緊張をとるようにしましょう。
ここのぎっくり腰の場合、寝返りをするときや座っていて立ち上がるときなどに痛みが出ます。

座っていて立ち上がるときに痛い場合
臀部の筋肉が緊張していることが多いので、合わせてチェックしていただくといいでしょう。ここの緊張が強いだけで、腰の痛みに影響を及ぼします。

ほとんどが、上に挙げたような例がミックスしていることが多いです。痛みが強い場合、おなじ姿勢がつらい時など、それが一番の原因かをしっかり把握できるかが大きなカギになります。

どの筋肉に対しても鍼灸は対応可能です。ミックスされていて色々な筋肉に緊張がある場合、一番悪さしているところを把握できなかったり、緩み切らなない場合があります。そういった場合は、数回かかりますので、動き、緊張しているところ、痛むところ、色々チェックして一つ一つ取り除いていきましょう。



大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
BABA鍼灸北京堂大阪
吹田市豊津町18-4ウイニング・パラ江坂1B
電話:06-6821-3000

2016年10月3日月曜日

続・胃下垂

さて、続きです。

わりと皆さんが日常的に関係しそうな「間食」について考えます。


仕事しながら、お菓子をつまみ食いする。ついつい止まらなくなります。常に胃に物が入るということは、常に胃は働いていないといけません。ずっと動きっぱなしでは疲れてきます。夏バテと一緒です。内臓もいたわってあげましょう。
 
少しの食べ物でも、それは同じです。それが日常化して、継続的に胃に負担がかかっていると、元気な胃もすこしずつ弱っていきます。

子供の時に、お菓子ばっかり食べたら、夜ご飯が食べられなくなるよ。とよく言われたものです。

人間と言うのは、食事をすると消化・吸収という作業を行います。時間をかけて消化をして、腸に送られ、栄養や水分を吸収して、尿や便として排泄されます。その間は、脳に空腹だという指令は送られません。なので、食べる必要はないんです。内臓が頑張っていますから、どんどん送り込む必要はありません。それまでは、少し休ませてあげましょう。胃が空になって空腹のサインが送られてから食事をすればいいんです。

間食することにより、常にお腹が満たされていると、空腹サインを出さなくなります。すると、本来食べないといけない時間に食事をしなくなります。常に食べ物が胃に運ばれてくるので、サインがでないんです。

そうすると、前回お話した、バイオリズムに乱れが出てくるわけですね。「あれ?いつも食べている時間に食べない。あれ?」「今日はこんな時間だ、昨日はこんな時間だった。ちょこちょこ、お腹に入ってくるし、あれ?」

決まった時間に決まったペースでの食事が一番効率的なので、ちょっとずつ狂いが生じてきます。


動かないといけない時に、動けない。動かなくていいときに動く。


それを繰り返し、胃の働きが悪くなっていくわけです。だから、間食はよくないんです。

しかも、お菓子などを食べていたら、砂糖、バター、化学調味料のオンパレードです。体にいいことは何一つありません。

これらのものを食べると、脳から快楽物質のようなものが出ます。脳はすごく満足しますが、もっとくれ!もっとくれ!と欲しがります。その欲求を制御できるかどうか、一度甘い蜜を覚えると、それを断つのは大変ですからね。ドラッグと一緒です。

最初は禁断症状がでて、ウズウズしますが、それを乗り越えればなんてことはありません。そうると、正常なときにお腹空いて、正常な食事ができるようになり、体にリズムができて、健康的になります。

それを改善するだけでも、随分と変わってきます。胃下垂の施術と一緒にこういったことも、意識していただいています。


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2016年10月2日日曜日

胃下垂

立て続けに胃下垂の患者さんがいらっしゃいました。

毎度思いますが、一人問い合わせがあるとなぜか続きます。皆さん、鍼灸施術が初めてだったり、症状がなかったりで、直接的な胃下垂の施術は行っていません。

痛みも伴うので、その他の症状の施術を行いました。

季節がらなのか、そういう人が増えているのか、最近時に感じるのは、胃が弱っている人が多いんじゃないか?というところです。

胃腸の働きが強すぎて、胃下垂の人もいるのでそこは除外させていただきますが、胃の不調を訴えるひとが多いように思います。

キッカケは様々ですが、いくつか考えられる原因を挙げておきます。

・食べ過ぎ
・飲みすぎ
・老化
・ストレス
・不規則な食事時間
・食事の仕方
・間食
・食事の内容
・姿勢

胃というのは、食道から送られてきた食べ物、飲み物を貯めて、蠕動運動、撹拌、胃液投入、消化して、十二指腸に送ります。

胃下垂というのは、だれでも起こることなのですが、胃の働きが弱いと、下がることによる諸症状が出てきます。

単純に食べ物が胃に入って、胃が動かなければ、胃に食べ物が留まり、重力で下がる。それが胃下垂です。
先ほど、言ったように強い人は下がろうが、胃が動いて十二指腸にすぐに送られるので、特に不調はでません。

遺伝とかも言われますが、胃下垂することによる不調は、突然出てくるわけではありません。ちょっとずつ進行していきます。食べ過ぎよ飲みすぎによるダメージは想像できると思います。

不規則な食事時間がなぜ問題かというと、人間にはバイオリズムというものがあります。簡単に言うと、日の出と共に目が覚め、日の入りと共に眠る。朝起きたらお腹が空き、昼頃になったらお腹が空く。
人それぞれ違うと思いますが、だいたい決まっていると思います。人間は、このリズムがあると、肉体的にも精神的にも安定し、生体活動をスムーズに行えます。

これが崩れると、不調が出やすくなります。旅行に行ったら疲れますよね。疲労もありますが、リズムが崩れるのもあります。いつもと違う時間に起きて、いつもと違う時間に食事をすると、体が「あれ?」なんかいつもと違うぞ。となるわけです。

それが重なってくると、体を調整している自律神経が崩れてきます。自律神経というのは、自分で律する神経。こっちの意思とは関係なし、勝手に体を調整してくれている神経です。内臓の働きを調整したり、体の分泌物を調整したり、心肺機能を調整したり、様々なことをやってくれています。

バイオリズムが崩れると、この自律神経系の調整がうまくいかなくなってくるので、内臓の機能が落ちたりするわけです。

それが、人それぞれのウェークポイントに出ます。胃であったり、腸であったり、耳であったり、婦人科系だったり、汗腺だったり、皮膚だったり。
たまたま胃がウェークポイントだった人は、胃に痛みがでたり、胃の機能が落ちたり、胃酸過多になったりして、胃の機能不全に陥り、胃下垂になっちゃうわけです。

ストレスは、どの病気でも出てきますが、厄介な問題です。自覚しない人もしますし、なかなか回避できなかったりもします。

人間、ストレスがかかると緊張します。強張ります。嫌だな~よ思うだけで、本来の動きができなくなります。手足は冷えますし、喉は乾きます。全身の血流は落ちますし、いいことは一つもありません。

これだけでもなんか体に悪そうな気がしませんか?直感的に嫌なことは体に良くないんです。嫌だな~と思うと、体は拒否反応、防御反応を取りますので、体の動きを最小限にします。
自分の体に危機が迫っているときは、生き延びようというほん本能が働くので体の機能を最小限にするわけです。

なので、あらゆる動きが低下します。胃の動きが弱まるのもその一つです。ちょっと極端に言いましたが、こういったことがストレスがかかる度に、少なからず起こるわけです。

こんなことが体によくないということは誰でもわかります。そういった影響で胃下垂になる方もいるということですね。
胃が弱い人は、他の人よりストレスや体が弱った時に胃に影響が出やすいということです。


少し長くなったので、続きは次回に。




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