2020年5月23日土曜日

近況

新型コロナによって変わったこと

・外食しなくなった
・県をまたいでの遠出をしなくなった
・買い物が短くなった
・手洗いの回数がプライベートで増えた
・マスクの着用
・ジムに行けなくなった
・家族といる時間が増えた
・咳やくしゃみを大きくしなくなった
・チームスポーツができない

どれも自粛しろと言われていることですね。当たり前といえば当たり前かもしれません。

ここでよかったことは、家族といる時間が増えたというところです。大阪に帰ってくる前は、職場と自宅が一緒だったので家族といる時間が多かったので、その時に戻った感じです。

週に1回くらいですが、家族が鍼灸院に来て食事を一緒にするようになりました。一人で食べるよりも賑やかでいいもんです。

患者さんと話しをしていても

・自宅待機が続き、前のような忙しい、緊張感のある生活に戻れるか不安です。
・もう、満員電車での通勤は嫌です。
・今のゆるい、自宅での生活が楽です。

こんなことを話されていました。実際、コロナによる自粛生活の間は自殺する人が減ったという記事をみました。

人間関係、仕事のノルマ、満員電車、様々なプレッシャーが減り、精神的に落ち着いて生活できた方が多かったということです。

今までの社会、生活様式が、今回のコロナをきっかけに変わるという人もいれば、何事もなかったように今まで通りの生活に戻るという人もいます。

新型コロナウイルスでこんなことになると、世界中の人が誰もわからなかったように、世界がこの先どうなるかは誰もわかりません。

緊急事態宣言が解除され、人との接触が増え、第2波、第3波がやってくるのか、何事もなかったようにインフルエンザのような季節病のように、冬に猛威をふるうのか。この後どうなるのか、まったく予測できないですね。

・マスク着用
・手洗い消毒
・定期的な換気
・検温

変わらず続けていきます。皆さんも体調管理の意識が高くなったと思います。喉元すぎればにならないようにご自愛ください。

予約の問い合わせが戻ってきつつあります。患者さん同士の接触をさけるため、予約枠に余裕を持たせることも継続しているので、ご希望に添えない場合があります。ご理解、ご協力お願いします。

大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
吹田市豊津町18-4ウイニング・パラ江坂1B
電話:06-6821-3000



2020年5月11日月曜日

予約

現在、新型コロナ対策で予約枠に余裕をもたせています。

具体的には、患者様同士が施術中に一緒にならないように、ベッド1台で施術をおこなっています。(ご家族の場合は除く)

平日は問題ありませんが、土曜、日曜は予約枠の問い合わせが重なり、お断りすることがあります。土曜日の昼過ぎ、夕方は特に込み合います。早めのご予約、問い合わせをしていただけると確保しやすいです。

ご迷惑をおかけしますが、ご理解ご協力をお願いします。

大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
吹田市豊津町18-4ウイニング・パラ江坂1B
電話:06-6821-3000

美顔鍼メニュー

長い鍼、太い鍼、響く鍼のイメージが強いBABA鍼灸ですが、以前から顔の鍼もやっています。

顔に鍼ってどうなの?雑誌やインスタでみたことがあるけど、怖いんちゃうの??しかも顔でも響くの?太い鍼?色々とあると思います。

顔に鍼をして、美容にどういいの??

ここが一番知りたいと思います。基本的には体にやる効果、メリットを顔でも生かすということになります。

最大の特徴は、体内に鍼をするということです。

・組織の修復を促進
・顔面部血流量アップ
・表情筋の最適化

文字通り体内に鍼が入ってくるということは、少量の傷を作る、組織を損傷するということになります。人間というのは凄いもので、体に損傷を負うと修復しようとします。修復するということは、その場所に血液を送り込みます。修復に必要な栄養や酸素を供給するわけです。

動かなくなり、老廃物が溜まり、血流は悪いことが、いい状態なわけありません。

・筋肉に弾力がある(肌にはりがある)
・組織の修復が促進される(ターンオーバーの促進)
・血流がいい(顔色がいい)

鍼によってこれを行うので美容にいいわけです。

ある程度効果を実感してもらいたいので、連続、継続して施術を受けてもらえるように、通常の回数券とは違う美容専用の回数券を導入しました。



・施術5回 15000円
 (有効期限1か月)

有効期限を設けて、連続して最低でも週に1回受けていただこうと思います。

新型コロナにより、平日の予約に余裕があったので、鍼嫌いの妻に顔の鍼をやっていたんです。怖がって鍼を受けないのですが、美容に効果があるって言ったら受けてくれました(笑)

女性だけでなく、男性にもおすすです。


大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
吹田市豊津町18-4ウイニング・パラ江坂1B
電話:06-6821-3000

2020年5月2日土曜日

感覚


視聴時間は約13分

鍼をする際に、初めての人は注射の針を想像しているので、鋭利な痛さを想像しています。

実際に刺鍼すると、チクッとした痛みではなく、中に入ってきたときの重たい感覚、ズンと押される感覚、ズキンとくる感覚を感じます。


思っていた痛みと違いますね。


そういった感想を聞きます。
医師や看護師の患者さんもいらしゃいますが、驚かれることも少なくありません。

鍼の刺鍼は、切皮と言うのですが、痛みが出ないように様々な工夫がされています。

・押手(おしで)
皮膚の上に押手を作り乗せます。これにより圧迫刺激が加わります。



・鍼管(しんかん)
鍼の筒を皮膚につけます。上と同じ圧迫刺激です。当院では、ステンレスの鍼管を使用しているので、冷感も感じます。

・トーク
初めての患者さんに鍼をするときは、必ず話ながら鍼をします。これ結構重要です。(笑)無言でやると、患者さんの全ての意識が鍼に集中するので、より敏感になってしまいます。それを防いでいます。


要は鍼の刺激だけにしないということです。一つの刺激だけだと、そればかりに集中してしまいます。色んな刺激・感覚を、患者さんの脳にいれることにより、鍼自体の刺激を薄めていると思っていただければいいと思います。

だから最後のトークは重要なんです。
症状が強くて鍼の刺激が強く感じる人の中には

鍼で話に返事できない。

なんておしゃる方もいますが、話しかけることにより、或いは返事が必要なことをお聞きしたりしながら、鍼施術に集中させないようにしています。

黙っていたら、鍼、今からくる、痛い、どんな痛さ、チクってくる?大丈夫、きた、痛い、あぁやっぱり痛い。

こういうことをなくすためです。

これらをやっても難しい場合もあります。それは、皮膚表面が硬い人です。

・皮膚表面の硬さ
皮膚疾患(例えば、アトピー性皮膚炎、吹き出物、脂肪の塊、ガングリオンなど)傷痕、手術痕、年配の方。

これらの方は、皮膚表面が硬い方が多いです。深く鍼をしない鍼灸師は問題ないかもしれませんが、筋肉をターゲットにしている私は少々大変です。表面の硬い部分を通り越さないといけません。表面が悪いわけではないのに硬くなっている。どうするか。

①太い鍼を使う
②捻鍼(鍼を回旋させながら刺入)する
③垂直に入るようにする
④切皮時に皮膚を貫く

こういったところです。

①の太い鍼を使うが手っ取り早いのです。がしかし、痛いのです。硬いわけですから、抵抗があります。なので痛い。
かぼちゃを想像していただければわかりやすい。ペティナイフよりデカい包丁で、バスっとやるほうがいいですよね。

②の回旋させながらは、かぼちゃを切るときにくねくねとてこの原理を利用しながら切るあの要領です。時間はかかりますが着実に切れます。
鍼も同じです。千枚通しのように回旋させると、時間はかかりますが着実に深く鍼が入っていきます。

③垂直にというのは、基本中の基本です。鍼をまっすぐ入れる。これが一番なのですが、けっこう難しい。鍼にうまく指の力を伝える。握り方、力の入れ方、角度。

ゴルフをやる方は、イメージがつきやすい。
水平な練習場やティグランドだと打ちやすいですよね。
それが、傾斜のあるフェアウエや芝の長いラフ、はたまたバンカー。

鍼も同じで、人の体は水平じゃありません。水平な場所ありません。真横でもまっすぐ鍼を入れれないと、スムーズに入っていきません。

④切皮で皮膚を貫く
これも、基本ですね。鍼筒という筒から、鍼が少しだけ出ていますが、そこを叩いて刺入します。この際に、私のように一回でバスっとやる場合もあれば、ちょんちょんと少しづつ入れていく人もいます。
この時にいかに貫けるかが肝になります。ここを貫けないまま、指で入れると、なかなかその先に進みません。皮膚は敏感なので痛みが出てしまいます。

こんなことを意識しながら、刺鍼しています。

大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
吹田市豊津町18-4ウイニング・パラ江坂1B
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