高校、大学のアルバイトは飲食店でした。
美味しい賄いを食べたい
そんな卑しい動機でした。(笑)高校時代は焼肉屋さん。まだバブルの名残りもあったためか大盛況のお店でした。関西の人は鶴瓶さんがCMに起用されていたお店と言ったら、なんとなくピンとくるかもしれません。懐かしい。
調理のアルバイトでした。皿洗いですね。3年やったのでそれなりに包丁を使えるようにはなりました。
当時の料理長が面倒見のいい方で。
部活でラグビーをやっていたのですが、一応シフトで入りの時間は決まっていたのですが、試合の日とか少々遅刻しても、遅れる連絡さえしてれば怒られることはありませんでした。
下で缶コーヒーを買って差し出す。それで許していただけました。
試合か勝ったんか?負けたんか?
勝ちました。
それやったら許したろ。
そんな感じです。楽しい記憶しかありません。
大学になると、少し色気づいてですね。お洒落なところで、若い人たちばかりで楽しくやりたいとなるわけです。
当時流行っていた、イタリアンのチェーン店です。大皿にパスタをドーンと提供するあのお店です。今はファミレスのような感じですが、私がバイトしていた時は仕込みのほとんどを自店でやっていたので、昼も夜も大忙しでした。
賄いにお洒落なイタリアンを食べたいとなったわけですね。
入った当初は、昔ながらのガチンコのキッチンという感じだったので、どやされて、それなりにできるようになりました。
前置きが長くなりましたが、そんなおかげで料理がそれなりにできます。食材を切るのは、妻より早いと思います。
昨日は、そんなバイト時代の看板デザート「かぼちゃのタルト」を作りました。
レシピをコピーすることはご法度だったのですが、メモ書きはOKでした。社員さんや先輩が作り方を教えながら、分量も言ってくれるので、それをフムフムとメモに取ります。
砂糖が○○g、クリームが○○ml、卵が何個
そんな感じでメモ書きが残っています。作り方は書いていないので、当時の記憶をたどります。メモをみて妻が毎度驚きます。これでわかるん??
まぁこの時のおかげで、鍼灸をやるようになり師匠に弟子入りしていた時も、患者さん毎にメモを取るクセがついていました。患者さんに話していること、鍼をうっている場所、症状や状態など。これまた懐かしい。
タルト作りですが、生地をこねて寝かす時間があったりとなかなか面倒なんです。けど、やりだすと懐かしさもあり集中するので、時間はあっという間にすぎます。
出来立ては、生クリームが美味しいんですよね。子供たちもペロペロとまりません。
しかし、お菓子を自分で作ると、ゾッとする量の砂糖を入れます。しかも、これでもかというくらい入れたほうが美味しくなります。市販のスイーツに抵抗が出るのもこのせいです。
妻が友達連中に、「うちの旦那に砂糖は悪だと言われた」といっているので、一緒に食事をして、私がスイーツを食べると、びっくりされます。
食べて大丈夫なんですか???!!!悪ですよ。
…。食べます。好きです。(笑)