2019年10月25日金曜日

ゴルフと腰痛

今週に入り、ゴルフのアメリカツアーが日本で行われています。

世間を騒がせたZOZOTOWNがスポンサーになり、タイガーウッズが13年ぶりに日本でプレーをするとあって、注目をあびています。

タイガーウッズは、腰の手術を3度もしているそうです。綺麗なスイングをしているプロでも腰を痛めます。それくらい、腰にかかる負担が大きいということです。

・ゴルフをする姿勢
・同じ動き
・回旋方向が多軸
・ボールを拾う

腰に負担がかかる要因を考えてみました。

ゴルフをする姿勢

基本中腰です。中腰を続けていたらしんどい。腰が痛くなるのは、誰でもわかります。この姿勢で何百球も打ち続けるわけです。

なぜ中腰がいけないのでしょうか?

関節というのは曲がった状態になると不安定になります。そんな不安定を安定させるために、関節の周りの筋肉をフル活動します。だから、筋肉が疲労して固くなります。

その時間が長ければ長いほど、負担が増えるので固くなり、緩みにくくなります。

同じ動き
同じ動きを繰り返します。走りながら、歩きながらのスポーツではありませんし、腰で回転させるため、繰り返し腰に負担をかけることになります。

回旋方向が多軸
みんなのゴルフダイジェストより引用

この三つの軸を使うので、安定させのが難しい。或いは偏った軸の使い方になってしまうなどが考えられます。

ボールを拾う
当たり前の動きですけど、これかなり負担ですからね。ほとんどの方は、ボール以外のことで、この動作をやることは、面倒なのでなるだけやりません。
しかも横着して、足を使わないで腰で拾うようになったら、負担はさらに増します。

股関節の柔軟性があればいいのですが、ほとんどのかたが柔軟性が低下しています。バレエをやっている方は、股関節から屈曲する仕方が身についています。こういった屈み方ができれば言うことはありません。




違いはわかりますかね?ほとんどの方が後者の画像のような姿勢になります。柔軟性がなければ、膝を曲げたほうがいいです。膝の負担は増しますが、腰の負担は大幅に軽減します。
ボールを拾うときに、こうやって拾うので、拾うたびに腰を痛めつけているということになります。

バレエあるあるですが、バレエをやっている方が靴紐を結ぶときは、股関節から屈曲させます。
一般の方は、膝を曲げます。初診の方でも靴を脱ぐ時に一目瞭然です。(笑)

さて、脊柱起立筋なのか、大腰筋なのか、腰方形筋なのか、ハムストリングスなのか、臀部の筋肉なのか、人それぞれの癖で負担になる筋肉は変わってきます。

鍼でそれぞれを緩めることが可能です。この秋のシーズンは、ゴルフの機会が多くなります。もともと腰に痛みがある方、オーバーユースで痛める方が増えますので、お困りの際は鍼をお試しください。


大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
吹田市豊津町18-4ウイニング・パラ江坂1B
電話:06-6821-3000

0 件のコメント:

コメントを投稿