2017年11月23日木曜日

研修会感想・リクエスト

19日に当院で行われた刺鍼研修会の感想・リクエストです。今後に生かしたいので、皆さんの率直な感想を書いていただきました。


「先日の講義では、棘突起を1本刺しただけでしたが、臨床では首から腰まで刺すこともあるのでしょうか?」


これは、夾脊穴に捉われず、その内側の棘筋などの、背骨の正中に近い鍼をしたことに対する質問ですね。

まずは、症状ありきです。首から腰にかけて正中に近い部位の圧痛がみられたり、脊髄神経後肢による反応がみられたら、頸から腰にかけて刺鍼していただいてもいいと思います。

ただほとんどの方が、頸部から胸部の上部、腰部など単体で症状を訴える方が多いように思いますので、首腰にかけてやらなくてもいい場合が多いように思います。長時間同姿勢が多いなど、背骨のつまり感が多い方などに効果的です。



・「鞭打ちとぎっくり腰は似たような現象でしょうか?」


急激な負荷が筋肉にかかり、がちっと固まる。炎症による筋肉の異常収縮など。重たい頭、自動車事故のような負荷のかかり方、筋肉の大きさなどの違いはありますが、似たような現象と考えています。
腰の場合、抜けるようなぎっくり腰があります。力の入らない、収縮する力がない状態です。首でそのような状態の患者さんを診たことはありません。



大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
吹田市豊津町18-4ウイニング・パラ江坂1B
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