今日は、震災の避難場所になっている赤坂プリンスホテル(以下、赤プリ)に、鍼灸マッサージのボランティアに行ってきました。
福島や宮城までは、時間や資金の都合で行けないのですが、都内であれば問題ないので、少しでもお役に立てれたらと思いましてね。
ちなみに赤プリには、僕が所属している全日本鍼灸マッサージ師会が、ホテルの一室(和室のスイートだそうです)を借りて、団体でボランティアをしています。
個人での活動ですと、いろいろとハードルが出てきます。場所の問題、手続き、現地での信用、諸々ですが、団体と入っているので、活動がしやすくなります。
ほんと、いろいろやってくれている先生方がいらっしゃるので、ただただ頭が下がる思いです。なので、僕なんかでも治療に専念できるわけですね。
赤プリ内には関係者しか入れません。上にも書きましたが、個人でぽっと行っても活動ができるかどうかわからないんです。
入る前に渡される団体のビブスとネームストラップがないと、この中にはいけません。
赤プリには800人ほどの方々が、避難しています。閉館したホテルの再利用とはよく考えたものです。とはいえ6月いっぱいで閉めるそうです。
さて施術スペースは、36階和室のスイート。どんないい部屋やねんと思うかもしれませんが、広い和室です。(笑)
そこに仕切りを設けて、布団を引いてやっています。30分刻みで午前中だけで、4人の方を施術しました。予約でいっぱいです。
さすがに北京堂式の鍼はしませんよ。短時間ですし、初めての方もいらっしゃいますし、症状の軽い方もいらっしゃるので、それはそれは優しい鍼です。(笑)
みなさん、震災のストレスや慣れない環境、今後の不安などで様々な影響が身体に出ています。不眠や、身体の強張り、肩こりや頭痛など、様々ですね。
意外にも鍼のニーズが高いんです。
受け付けの方がいなかったので、ばたばたと忙しくてね。マッサージもやりましたよ。
問診や治療後の指導や片づけを含めて30分なので、実質は15~20分くらいの治療です。難しい部分もありますが、満足していただけたかなと思います。
しかし、改めてここは関東なんだと実感が、患者さんと話す僕の関西弁が目立つようです。(笑)
先生ははどこから?
横浜ですけど、出身は大阪です。
あぁそれで、何でも鑑定団にでている絵画の鑑定の人の喋り方にそっくり。
...。(それ誰やねんな、紳介じゃないんかいな。(笑))
さて初めて赤坂界隈歩きましたが、なかなかおもしろい。いいですね。
オフィス街なので、ネームストラップを頸からぶら下げたサラリーマン、OLが多いこと。
しかも、みなさん、コジャレて、デキそうな人に見えます。道を尋ねたおねぇさんも、凛としていい感じです。
なんでしょね。ただ単に人との接触に飢えているだけかもしれませんね。(笑)
東京の知らない街にでて気分転換するのもいいもんです。
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