2018年10月25日木曜日

伝統

新患さんにお渡しするパンフレットですが、実は手作りです。

なんとなくわかるとは思いますが、要所要所がプロのものとは違いがでてしまいますからね。

弟子入りした時に、師匠がパソコンで手作業で作っていました。

チラシで渡したら捨てられるでしょ?冊子にしていたら捨てにくいじゃない。置いててくれるかもしれない。それを他の人に渡して紹介してくれるかもしれないから、こうやって作るんよ。

で横浜の治療所を譲り受けた時に、このホッチキスをくれました。パンフレットの中身は自分流にアレンジしましたが、それ以来変わらず作り続けています。

昨今は、業者に頼んでも安くできるようになりましたが、まぁ空き時間にボチボチ作っています。

さて、

最後まで使いきったことがないもの


ってあります。

僕はですね。消しゴムとホッチキスの針です。

消しゴムは使い切る前に必ずなくします。どっか行きます。

ホッチキスの針は、そんなに使わなくても、いつまでも引き出しのどこかにあります。結局いらないから捨てる。


けどですね。今回そのジンクスを払拭できそうなんです。

この替え針も師匠からいただいたもなのですが、いただいたときはマックス入っていました。5000本入っているそうです。どうでもいいですけど、この替え針の名前は「マックス針」だそうです。(笑)

コツコツ9年くらいなりますかね。パンフレットを作り続けていたら、終わりがみえそうです。なかなか感慨深いですね。

一人治療院ぽいことやっているでしょ?



大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
吹田市豊津町18-4ウイニング・パラ江坂1B
電話:06-6821-3000


2018年9月10日月曜日

第5回HARIカレッジ



第5回となる刺鍼研修会を10月21日(日)に開催いたします。

・解剖学ベースの刺鍼法に興味がある
・北京堂の刺鍼に興味がある
・刺鍼する機会が少ない

鍼を打つ機会を増やす、うってうってうちまくる!

母校で学生を前にこれを言ったら、他の先生に「数うちゃいいもんじゃない。」と遠回しに言われました。(笑)

色んな人がいます。どう練習するか。

効率よく練習する、技術を習得する

それをできる人はこんなことを言わないでしょう。けど、みんなが器用で賢いわけではありません。

みなさんはどうですか?僕は器用でも賢いわけでもありません。だから、うちまくっています。そのせいで患者さんにはご迷惑をおかけしているかもしれません。

でも、遠回りしますけど、こっちはこっちなりに気づくこともあるのです。

鍼をうって、どのような感触があるのか、どんな反応がするのか。
深さによってどのような違いがあるのか。

鍼をする機会が少なかったら、そういったことがわからないままになります。


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・不器用なんです。
・何度もやらないとできないのです。
・職場の都合で、鍼の本数、時間が限られている。
・習得したはいいが、刺鍼に自信がない。
・患者さんで試す勇気がない
・習得してから時間が経過して、本当にやれているかがわからない。
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このような方にぴったりです。鍼灸師が病院や整骨院に努めて、鍼を打つ回数というのは世間の人が思っている以上に少ないです。せっかく取得した鍼灸師の免許を存分に発揮させようじゃないですか、マッサージや整体は専門でなくてもやることができます。しかし、鍼は鍼灸師(医師を除いて)にしかできません。


鍼灸実技メイン
2人一組
(以前は3人一組にしていましたが、マンツーマンでの指導、実技回数を多く作れることから2人1組に変更しました。)

で鍼をうち合います。

人に見られる
これ意外と緊張します。自分では気づかないこと沢山あります。
手際よく、ソフトに、きれいなフォームで刺鍼する。上手な先生はそんな感じです。

鍼を受ける
鍼灸師なのに鍼を受けるのが苦手という人がいます。僕からしたら苦手なものを患者さんんによくできるな~と感心してしまいます。

普段行っている刺鍼を患者さんはどのように感じているのか。
この筋肉に刺鍼すると、どんな反応なのか?
けっこう際どい場所、患者さんはこんな気分なんか。
この刺鍼はきついな、耐えられる患者さんはこういう人だな。

上手い人の刺鍼を肌で感じる。逆もしかりです。刺激は強くても心地いい。暖かい。自分の施術と比べてどうか。これは、かなり大事だと思っています。
多くの患者さんが、鍼は怖い、痛いと思っています。鍼灸師が、どういった反応があり、どこに響いて、どう変化するか、どう反応するかを身をもって知っておくというのは、普段の臨床で役に立ちます。
患者さんが、不安がっているとき、刺鍼しているときに的確にどこに反応があり、どういった変化をみせるか、説得力のある言葉で説明することができます。

施術をチェック
なるほどそうやっているのか
自分と比べることができます。そうやっているのか、こんな打ち方をしているのか、スピード、荒い?鍼が垂直に刺さっている。曲がっている。そこは危ない。そこまでいける。自分の今がわかります。

少人数なので、わからないことは直ぐに質問することができます。質問攻めんいしてください。

ただ聞いているだけ、みているだけではわかりづらいセミナー形式ではなく、実際にうって、受けて、体感して、臨床に生かせるようにしていただきたいと思っています。


超初心者用・鍼灸院治療マニュアル
鍼灸院開業マニュアルDVD
炎の鍼灸師養成講座

北京堂の刺鍼の仕方は、これらで学ぶことも可能です。読んで、観て、イメージが出来る人もいれば、それが出来ない人もいます。
習得していなくても、ガンガン試せる人もいれば、習得していても自信がなくて試せない人もいます。
色々な方がいます。考えこむ人に考えるな!と言っても無駄です。それと同じですね。刺鍼で悩んでいる方は是非ご相談ください。

今までの勉強会の受講者の感想はこちら


今回の内容
【午前】
症例
・耳鳴り
・顎関節症

咀嚼筋(咬筋、側頭筋、内・外側翼突筋)へのアプローチ
講義・実技

【午後】
前回復習
小胸筋、斜角筋、肩甲下筋、膝周囲

基本姿位
頸部、背部、腰部刺鍼

※進行状況で内容は変動します。

10月21日(日)10時~16時(1時間休憩)
場所:BABA鍼灸北京堂大阪
対象:鍼灸師
参加費:9000円  (見学 学生無料)
定員:6名 (残3名)

大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
吹田市豊津町18-4ウイニング・パラ江坂1B

電話:06-6821-3000


肩が痛い

肩が痛いといっても人それぞれ様々です。

肩関節・頸部・背部・胸部・血圧・ストレス様々な要因で肩に影響します。

例えば、、肩こり。肩関節に問題があって肩こりになるかたというのは、意外に少なかったりします。


肩甲骨と背骨の間が凝るといって来院された方



僕らは肩甲間部といいますが、そこの凝りを訴える方は非常に多いです。

背部の筋肉です。マッサージでぐりぐりやってもらっているかたも多いかもしれません。

棘筋
背骨を支える、姿勢維持筋です。首を動かしたり、背骨をひねったりもします。この筋肉の緊張は、背骨からでる脊髄神経の枝を圧迫するので、こりや痛みとして訴えます。


菱形筋
肩甲骨を背骨に引き寄せます。肩を外に回旋させる。肩甲骨を背中に寄せるので、いい姿勢を保つのに使っています。肩甲間部とくればこの筋肉です。

肩甲挙筋
肩を上げる。肩をすくめるような動きをします。力が入っているときに自然と肩が上がる人がいますが、そういった方はガチガチです。肩甲間部とは違いますが、この筋肉の緊張は肩甲間部に影響します。



棘上筋
肩を上げる動作で使います。肩関節を安定させるために使います。肩関節を代表するインナーマッスルです。肩を動かす筋肉は、様々な筋肉を連動させています。



肩甲下筋
肩を内側に捻る動作をします。意識的にこの動きをやることは少ないと思いますが、腕を上げるときや回すときなどにも使っています。
肩甲骨の裏側につく筋肉です。この筋肉がつく肩甲骨の内側は、まさに肩甲間部です。

前鋸筋
賞状などを受け取る姿勢がありますよね?両腕を前に出す姿勢です。あの動きがまさに前鋸筋の動きです。パソコンなどで両腕を前に出している姿勢で使っています。
この筋肉も肩甲下筋と同じように肩甲骨の内縁につきます。



筋肉以外にも神経走行などからもみえてきます。

・棘筋の時にお話しした脊髄神経の枝

「背部 神経」の画像検索結果

・頸部からでる肩甲背神経


「背部 感覚神経」の画像検索結果
引用:あましこくし~スマホで出来るあん摩マッサージ指圧師の国家試験過去問題集ページ

こういった神経の絞扼、圧迫によるこりや痛みも考えられます。

脊髄神経の枝は背部の問題ですが、感じている場所だけにフォーカスするのはいけません。脊髄神経の枝の出どころはどこだ?ということです。
もう少し背骨よりに問題がある可能性があります。

肩甲背神経は頸部からでますので、頸部に問題がある場合があります。

さらに厄介なのは、両方問題がある場合があります。

・お仕事
・普段の姿勢
・肩の動き
・頸部の動き

こういった事から、どこに問題があるかわかります。


当院では、原因となる、筋肉、神経を見つけ出し、刺鍼を行います。

この前いらっしゃった患者さんが言っていました。

「これだけ医療が進歩しているのに、肩こりくらいすぱっとよくならないんですかね。」

確かに。けどこういった慢性的な痛みやこりというのは、日常生活の姿勢や緊張、ストレスなどから症状が出ています。いくら鍼や注射で痛みをとっても、日常生活の負担を解消していかないと、症状が出てきます。

肥満と痩せを繰り返す、マラドーナやマライアキャリーが、胃の縮小手術をしたように、体そのものに何か手を加えるようなことをやる。肩こりのような症状でも同じような事をするようになるかもしれません。

けど、そこまでしないといけないのか?

と思ってしまいます。それだったら、姿勢を気を付け、運動をするほうがよっぽどいいのではないかと。

肩こりにも背部のこりにも、様々な視点からアプローチします。

大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
吹田市豊津町18-4ウイニング・パラ江坂1B
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2018年9月6日木曜日

休診のお知らせ

9月11日(火)
9月12日(水)
9月13日(木)

上記期間、休診とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

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2018年8月27日月曜日

石川・東洋医学錬成塾

去年、講師として招かれていた、石川の東洋医学錬成塾で北京堂式の勉強会があります。

今回の講師は、東川鍼灸院の東川先生がされます。北陸・中部地域の先生で興味のあるかたは是非ご参加ください。

以下は、錬成塾のfacebookページから

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東洋医学錬成塾 技術修得勉強会を開催致します。

北京堂鍼灸をベースとした大腰筋刺鍼、頚肩背部夾脊穴刺鍼を中心に、頸部、背部、腰部、棘上筋、肩甲下筋、腸骨筋、ハムスト、下腿三頭筋、足底筋膜の刺鍼などの技術修得勉強会です。

解剖学、神経学に基づいたインナーマッスル刺鍼を習得したい鍼灸師の先生、ぜひ、ご参加下さいませ。

日時:9月23日(日) 10:00~16:00
場所:東川鍼灸接骨院
石川県白山市千代野東5丁目6-2
参加定員:6名
参加費:5,000円
参加対象者:鍼灸師

主催:東洋医学練成塾
http://1st.geocities.jp/a11111h1111

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2018年8月12日日曜日

お盆に営業

うちは、お盆の期間も通常通り営業しています。

出かける方ばかりでないので、普通に予約が入っています。

お盆は病院だけでなく、整骨院や鍼灸院も軒並みお休みになります。そうすると、不意にぎっくり腰になってしまったかたから連絡が入ります。

普段、鍼灸に縁のない方に鍼灸の良さを知っていただく、いい機会だと思っています。お盆に営業している理由の一つです。

ただ、あるあるなのですが直前でキャンセルやドタキャンも少なくありません。

・保険でなく実費というだけで二の足を踏んでしまう
・怖くなる

こういった理由がほとんどです。
そういった方は、電話での会話でなんとなく感じ取れます。多くの方に鍼灸の良さを知っていただきたいものです。

14日(火)の休診日以外は、通常通りやっていますので、お気軽に問い合わせください。


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2018年8月6日月曜日

half moon

バレエをする方が、膝の内側の痛みを訴えていたのですが、内側半月板に損傷(ささくれ)があることがわかりました。

深いプリエがつらいといっていました。

出典wandererstraining.com
右の姿勢ですね。
膝はまっすぐ伸ばした状態が一番安定しています。膝にある靭帯が緊張して安定するからです。
膝を曲げると、それらの靭帯が緩まるので、不安定な状態になります。グラグラするわけです。半月板というのは、コラーゲン繊維でクッションの役割をしています。
不安定な状態だと半月板にかかる負担も増えるということになります。

内側に負担がかかっていることになります。

さて考えられる原因です。

①内反膝=O脚

出典:関節が痛い.com
左側です。女性に多いですね。男性よりも広がった骨盤の形に関係するといわれています。どうしても骨盤が後傾になりやすいので、足が内反しやすい。

骨盤が後傾すると、重心が後ろになります。膝をまっすぐにした状態では倒れてしまうので、膝を軽度曲げて倒れないようにします。

そうなると、上で書いたように膝の安定性は低下します。

膝を曲げた状態ということは…。

・ハムストリングスの収縮不足
・大腿四頭筋の筋力低下
・臀部筋肉の緊張
・腸腰筋の筋力不足

太ももの後ろ側を使いなさいといわれている方は耳が痛いかもしれません。
ただ気を付けないといけないのは、ハムストリングスの外側が使えていないのか、内側が使えていないのかです。

出典:フィットネスの勧め
内側と外側で分かれています。同じ後ろにありますが微妙に作用が違います。

下腿部が内旋していると、内側の半腱様筋・半膜様筋が多く使われます。
下腿部が外旋していると、外側の大腿二頭筋がより多く使われます。

簡単にいうと、親指側を内側に入れる内旋、外側に開けると外旋です。

内側の半膜様筋は、内側の半月板に繋がっています。膝屈曲の際に半月板を後方に引っ張るのですが、これが使えていないと半月板を後ろにひっぱれないので、屈曲時にダイレクトに負担がかかっていまいます。

膝を曲げた時に下腿部が外旋して、かつ内反してしまって、内側半月板の圧力が増大したということになります。

・足の裏の外側に体重がかかる(靴底の外側の減りが強いひとは要注意です)
・骨盤が後傾している(腸腰筋が弱い)
・臀部の緊張が強い

これらは要注意になります。

鍼灸でやることは、使いすぎている筋肉の緊張をとることで、フラットにします。したいです。(笑) 緩めても緩めても、使って使って同じところに緊張がでるので、実際には難しいのです。

・臀部(大殿筋、中殿筋、外旋六筋)
・ハムストリングス外側(大腿二頭筋)
・大腿四頭筋

この中で大腿四頭筋は、何で?と思われるかもしれませんね。使えてないのに?使いすぎて筋力が発揮できない状態になっていることもあるからです。
過剰に使いすぎていると筋力は低下しますので、そのあたりが原因ということもあります。

ともあれ、人それぞれ要因は様々です。こんなに単純なものでもありません。

使い過ぎに要注意です。

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