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2019年10月24日木曜日

肋骨の骨折



40代女性 主婦

7月に左肩甲骨の内側に痛みがあるということで来院。
ゴルフを週に2回ほどする。

・肩の動作問題なし
・頚部を伸展、左回旋時に痛みが強くなる。
・肩甲骨内側縁に圧痛
・深呼吸時に痛みが強くなる。

頚部の問題と肋間神経・肋間筋に問題あると判断し、頚部の施術、腕神経の出口付近の圧痛もあるので、斜角筋への刺鍼。
肋間神経へアプローチするべく、背部肋間神経で出口付近の背部から刺鍼。

この治療で深呼吸時の痛みが治まる。
頚部の痛みが軽減。

翌週に2日連続でラウンドをまわり、その後肩甲骨内側に痛み、深呼吸時の痛みが少し感じるようになる。

9月、肩甲骨内側縁の痛みが強くなる。ジェットスキーに乗せてもらったので、頚部の痛みもあり、そちらの施術を中心に行う。
ゴルフ中、ボールを打つ瞬間や地面にクラブが当たった瞬間に肩甲骨内側縁に強く痛みが出る。

後日のご主人が来院されたときに、肋骨にヒビ、骨折があったことがわかったと報告がありました。

40代、外傷、事故などもないので、肋骨の骨折を完全に除外していた症例です。しかも、1回目の治療で呼吸の痛みが治まったことと、頚部の問題もあったことで、肋骨の問題を頭に残すこともしていませんでした。

若くても、呼吸時の痛み、圧痛箇所にフォーカスして、肋骨の骨折を疑うべきでした。今は痛みも落ち着いているそうです。



大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
吹田市豊津町18-4ウイニング・パラ江坂1B
電話:06-6821-3000


2016年10月10日月曜日

連休中の腰痛

昨日、兄と話ていたら、連休で12時間くらい寝たから、腰が痛いと言っていました。

えぇ歳やのに、それだけよく寝れるな~というのが感想です。ある程度年齢がいくと、睡眠中同じ姿勢になることによって、筋肉が硬くなりやすく、あちこち痛くなって目が覚めるものです。

若いときの柔軟性がなくなる(単純に手が床につくという柔軟性だけではない)ので、固くなりやすいのです。

睡眠中は、血圧が下がり、体温が低下するので、老化による柔軟性の低下にプラスアルファされるので、より固くなりやすいということです。

あとは、寝る姿勢、ベッドや布団に体が当たる場所によって痛む場所が変わってきます。また、普段の疲れもあり、日頃から負担になっている場所は、人それぞれ違いがありますので、首や肩の人もいますし、背中や腰の人もいます。


起きるための準備運動が必要になってきます。
起きる前に掛け布団を蹴飛ばし、横になったまま体操をしましょう。

急な動作、急な伸びは禁物です。バカにするなと思うかもしれませんが、ゆっくりゆっくりです。足がつったり、首の筋を違えたり、ぎっくり腰になったり、気持ちは10代のままでも、体はおじさんおばさんです。私もその一人。

腰を捻る、肩を回す、股関節を回す、足を上げる、脚を広げる、手足の指さきをグーパーを繰り返す。

脳に起きましたよというように、教えてやる必要があります。そうすると、全身に血流が回り出しますし、血圧もゆっくり上がっていきます。

そこから起き上がり、コップ一杯のお水を飲みましょう。それから、立って体操すれば、バッチリです。

辛さが残るようであれば、ご来院ください。鍼灸ですぐに良くなりますんで。

皆さん良い休日をお過ごしください。


大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
BABA鍼灸北京堂大阪
吹田市豊津町18-4ウイニング・パラ江坂1B
電話:06-6821-3000