今月の休みはいつもと違うのでご注意ください。
・7月13日(日)休み
・7月24日(木)休み
・7月25日(金)休み
・火曜日 休み ※但し、22日(火)は営業いたします。
今月の休みはいつもと違うのでご注意ください。
・7月13日(日)休み
・7月24日(木)休み
・7月25日(金)休み
・火曜日 休み ※但し、22日(火)は営業いたします。
勉強会をお休みしていましたが、再開したいと思います。
北京堂の代名詞的な大腰筋刺鍼を中心に、背部夾脊穴、背筋など、臨床で使うことの多い部位をやっていきます。長い鍼を使い慣れていない先生は、戸惑うかもしれませんが、何度も練習していただき、使いこなせるようになっていただきたいと思います。
重要な経穴が多い反面、肺などの臓器を刺鍼するリスクの高い場所でもあります。自信を持って安全に施術できるようになっていただきたいと思います。
初めての人も、鍼をする機会が少ない人でも、施術の幅を広げたい人も、ぜひご参加いただければと思います。
勉強会の特徴は、鍼を打って打たれての実技中心です。施術する側の感覚、施術を受ける側の感覚を両方体感していただきます。
【施術部位】
棘筋、最長筋、腸肋筋、多裂筋、大腰筋、腰方形筋など
背部痛、腰部痛、坐骨神経痛などに対応できるようになります
8月31日(日)10時〜16時 (昼休憩あり)
うちには、大人バレエ(クラシックバレエ)をする方が多く来院されています。
大人バレエ?
そんな疑問が浮かぶかもしれません。江坂の街を見てもバレエ教室というのは、あちこちで目に着きます。意識してみると、ここにも、あそこにもと。
もちろん、女の子の習い事といえば、ピアノ、バレエということで、子供の需要があるのですが、仕事終わりの夜、土日は、大人の方々が熱心にレッスンされています。
5月6月は、日々のレッスンの成果をみてもらう発表会が多いようです。
そのためレッスン量が増え、あちこちに痛みが出て、鍼灸の出番ということになります。
お話を聞いていると、共通して先生が厳しい。笑
50、60代の大人が、先生に怒鳴られたり、怒られたりするのがが当たり前のようです。先生が教わってきたやり方が、そもそも厳しかったというのがあると思います。クラシックバレエというのは、古典舞踊のようなものです。決まった型があり、それを忠実に再現する。
基本の型が重要です。それからズレが生ずると、台無しになります。
子供だろうと、大人だろうと、できているか否かがはっきりとしています。余白の部分や曖昧な部分はありません。
もう一つ、バレエはスポーツではありません。芸術です。観客に観てもらうものです。観にきていただいた方に失礼なものを観せるるわけにはいけないというのがあります。
お金払ってやっているのに、何でこんなに怒られるんでしょうね?笑
皆さんおっしゃっています。ただネガティブな感じはありません。目を輝かせ、どこか楽しそうです。
大人になって、学校のクラブをやっている感じのようです。個人でやっている人もいますが、団体でやる場合が多いようです。生徒みんなで一体となって作り上げていく。青春のようです。
この日曜日に発表という方もいました。ケガなくやりきっていただきたいですね。
今臨月なんですけど、鍼かお灸ってできますか?
懐かしい後輩からのLINE。
妻のママ友が、この後輩の親友という偶然もあり、世の中狭いな〜とつくづく思います。
お腹が大きくなり、腰や背中、肩がパンパンに張っていて辛いとのこと。
お腹に赤ちゃんがいるわけですから、そりゃしんどいです。助産師さんに少しほぐしてもらう程度で、がっつりマッサージなどはやってもらってないようです。横向きでマッサージできると思いますが、お腹の赤ちゃんが心配でやってもらってもらわなかったみたいですね。
うちには、妊婦さんでもうつ伏せでマッサージを受けられるマットがあります。試しにうつ伏せになってもらいましたが、お腹の出っ張りが強かったので、今回は横向きで施術することにしました。
ガチガチだったので、施術後はスッキリして楽になったと言ってました。ママさんが体調良くなると、赤ちゃんも元気にるのでいいですよね。出産頑張ってほしいものです。
腰部ヘルニア
腰骨の間に椎間板という軟骨があり、その軟骨の中から髄核という塊が飛び出した状態を腰部ヘルニアといいます。
ヘルニアという言葉は、飛び出すとか逸脱するという意味です。なので、脊椎だけでなく、腸が飛び出す腸ヘルニア、ヘソが飛び出す臍ヘルニア、鼠蹊部から飛び出す鼠蹊ヘルニアなどがあります。
つまり、飛び出したものは何でもヘルニアです。
来院している方でも、医療機関でヘルニアと言われたという方は多いですね。
MRIは撮られました?
いやレントゲンだけです。
これはあるあるですが、レントゲン検査だけだと確定診断にはなりません。レントゲン検査は骨の状態をみるものです。ヘルニアや椎間板などの軟部組織をみることはできません。
傾向としては、レントゲン検査のみで、ヘルニアといわれた方は、比較的軽症である場合が多いように思います。症状が強い場合は、ヘルニア以外の腰部疾患が考えられたり、手術をするかしないかが視野に入ってきますので、MRI検査をして確定診断をする必要があるように思います。
基本的には、手術をしたくないという方がほとんどです。メスを入れて入院して、何日か休まないといけません
腰部ヘルニアで悩んでいて当院に来院されている方の傾向でいうと、腰部痛から臀部の痛みである場合は、鍼灸でも痛みのコントロールが可能である場合が多いです。
何度か施術をしても、足の痺れを訴えられている場合は、鍼灸での痛みのコントロールが難しくなる傾向にあります。
鎮痛剤、ブロック注射、鍼、マッサージなどで痛みをコントロールして、ヘルニアが吸収されたり、元に戻るのを待ちますが、症状のレベルが強いと、これらでは痛みをコントロールできず、日常生活に支障が出てきます。
耐え難い痛み(鎮痛剤が効かなくなってきます)、痺れ、歩行困難、膀胱直腸障害など。
これで耐えられない場合に手術を選択されます。
以前のように切開して取り除くやり方以外に、内視鏡を使って、傷や体への負担を少なく手術ができるようになってきています。以前より手術のハードルは下がってきていると思います。
暖かくもなり症状が落ち着き、ヘルニアが小さくなっているが、重症になるのが辛いので、早めに手術をして今後の不安を払拭したいという方。
痺れや痛みが常にあり、一見重症であるが、普段やっているテニスを休みたくない、手術はなるべくしたくないという方。
患者さんにとって何が最適か、それぞれ状況が違うので難しいですが、一人で悩まずにご相談いただければと思います。
プロスポーツ選手に、定年というものはありません。力があれば、何歳でもできます。
しかし、どんな凄い選手でも、怪我をしたり、体に衰えが出ると、プロとして通用しなくなってきます。若くても辞めなければいけないこともあります。
日々練習に励んでいても結果が出ないこともある。努力をすれば報われる世界でもありません。
厳しい世界です。
少しでも長くやれるように、協力できればと思っています。