雑誌Numberを読んでいたら、サッカー元日本代表の市川大祐氏の記事がありました。そこでオーバートレーニング症候群だったとお話しされていました。
オーバートレーニング症候群
「過剰なトレーニングの繰り返しでパフォーマンスが低下し、容易に回復しなくなった慢性疲労状態」
パフォーマンスや記録の低下、停滞
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軽い負荷のトレーニングで疲れる、体が自由に使えない
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倦怠感、睡眠障害、食欲低下、安静時の血圧上昇、心拍数の増加
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気分の落ち込み、抑うつ、活力の低下
真面目に練習する方、休みなく動き回る方、プレッシャーにさらされてる方に起こりやすくなります。プロ選手でもあることですが、一般のスポーツ愛好家でもみられることです。
毎日走るランナー、毎日筋トレするトレーニー、毎日念入りヨガーなど、いろいろな方がいます。
起床時の心拍数の増加が目安になるそうです。また、心理テストPOMSで評価できます。このテストは心療内科などで受けられます。気になる方はチェックしてみてください。
上のチャートをみていただければわかると思いますが、鬱の方の症状とよく似ています。鬱の方も極度の疲労や食欲の低下、睡眠障害、倦怠感などがみられます。
真面目な方がなりやすい。
これも共通するものです。他にも休むことを極度に嫌います。それでいて不器用です。別のアプローチを提案しても、「無理です」という回答がほとんどです。
どちらも休養を取ることが重要です。いかにしっかり休めるか。後でいくらでも挽回することが可能ですが、怖くて休むことができません。自分1人での解決は難しいです。心療内科医や臨床心理士などの専門家のケアが必要です。
鍼灸では肉体的苦痛のケアによる、精神的苦痛の緩和が可能です。やり過ぎ、頑張りすぎが美徳とされますが、どこかでガス抜きは必要です。休む勇気、サボる勇気も必要です。