次回の刺鍼研修会を4月15日(日)に開催いたします。回数を重ね、ベストなやり方が固まりつつあります。(笑) さて
北京堂式のインナーマッスル刺鍼を行う鍼灸師を対象としていますが、鍼灸の免許を持っていたら問題ありません。学生の見学も可能です。
鍼灸の刺鍼技術は、器用、不器用で決まるわけではありません。
知識、経験が大きなウェイトを占めています。
鍼灸師の場合、経験が圧倒的に不足しています。生身の体に鍼をうつ回数が少ない。
野球をやっていて、ピッチャーの球を打つ回数が少ない。
水泳をやっていて、水の中で泳ぐ回数が少ない。
ダンスをやっていて、踊る回数が少ない。
習字をやっていて、字を書く回数が少ない。
もちろん回数が多ければいいわけではないという意見はあると思いますが、絶対数としてやっているのとやっていないのでは全然違いますよね。特に覚えたての時は、基本を反復して、体にインプットさせる、脳に刷り込ませる、繰り返しやることによって自然と体が動くようになる。
回数を重ねて、教科書が本当にあっているのか、先生のいったことがあっているのか、自分がそれ通りにできているのかを確かめていきます。
ダメでもいいんです。壁に当って、その都度、何で、何で、何が違う?疑問に思って、試行錯誤して、調べて、教えてもらってクリアしていけばいい話です。
初めからゴッドハンドな先生はいません。名のある先生も沢山の失敗、後悔を経験して今があるはずです。
北京堂の鍼もそうです。教えてもらって、打てるようになってからが大変です。刺激量、鍼の数、太さ、置鍼時間など。患者さんによって違うので、思い通りにいかないこともあります。
やり方を習得しても、実際に刺鍼する回数が少なかったら、せっかく身に付けたものも宝の持ち腐れになってしまいます。
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・マッサージなどの往診がメインで鍼をする機会が少ない。
・整骨院で自費診療に力を入れたい。
・職場の都合で、鍼の本数、時間が限られている。
・習得したはいいが、刺鍼に自信がない。
・患者さんで試す勇気がない
・習得してから時間が経過して、本当にやれているかがわからない。
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このような方にぴったりです。鍼灸師が病院や整骨院に努めて、鍼を打つ回数というのは世間の人が思っている以上に少ないです。せっかく取得した鍼灸師の免許を存分に発揮させようじゃないですか、マッサージや整体は専門でなくてもやることができます。しかし、鍼は鍼灸師(医師を除いて)にしかできません。
鍼灸実技メイン
2人一組
(以前は3人一組にしていましたが、マンツーマンでの指導、実技回数を多く作れることから2人1組に変更しました。)
で鍼をうち合います。セミナー形式ではありません。実際にうち合っていただきます。
人に見られる
臨床で施術を行っていると、人に見られることはありません。患者さんの状態が良くなればそれでいいのです。ただ、それでけでいいのでしょうか?
手際よく、ソフトに、きれいなフォームで刺鍼する。そうすると刺鍼スピードが速くなり、患者さんの負担が少なく施術することができるようになります。
鍼を受ける
普段行っている刺鍼を患者さんはどのように感じているのか。
どこの刺鍼がどこに響くのか
上手い人の刺鍼を肌で感じる。逆もしかりです。刺激は強くても心地いい。暖かい。自分の施術と比べてどうか。これは、かなり大事だと思っています。
多くの患者さんが、鍼は怖い、痛いと思っています。鍼をするものが、どういった反応があり、どこに響いて、どう変化するか、どう反応するかを身をもって知っておくというのは、普段の臨床で役に立ちます。
患者さんが、不安がっているとき、刺鍼しているときに的確にどこに反応があり、どういった変化をみせるか、説得力のある言葉で説明することができます。
施術をチェック
自分と比べることができます。そうやっているのか、こんな打ち方をしているのか、スピード、荒い?鍼が垂直に刺さっている。曲がっている。そこは危ない。そこまでいける。自分の今がわかります。わからないことは直ぐに質問することができます。
ただ聞いているだけ、みているだけではわかりづらいセミナー形式ではなく、実際にうって、受けて、体感して、臨床に生かせるようにしていただきたいと思っています。
超初心者用・鍼灸院治療マニュアル
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炎の鍼灸師養成講座
北京堂の刺鍼の仕方は、これらで学ぶことも可能です。読んで、観て、イメージが出来る人もいれば、それが出来ない人もいます。
習得していなくても、ガンガン試せる人もいれば、習得していても自信がなくて試せない人もいます。
色々な方がいます。考えこむ人に考えるな!と言っても無駄です。それと同じですね。刺鍼で悩んでいる方は是非ご相談ください。
今までの勉強会の受講者の感想はこちら
2月18日(日)第1回刺鍼研修会
今回の内容
【午前】
ウォーミングアップ(側臥位:側頸部、背部、腰部、30~40本刺鍼)20分~30分
初めての方は、側について指導いたします。
翳風刺鍼、側頸部刺鍼(聴覚の変化をみる)
【午後】
症例
五十肩、頚腕症候群、肘の痛み
4月15日(日)10時~16時(1時間休憩)
場所:BABA鍼灸北京堂大阪
対象:鍼灸師
参加費:9000円 (見学 学生無料)
定員:
大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
吹田市豊津町18-4ウイニング・パラ江坂1B
電話:06-6821-3000
電話:06-6821-3000
mail:ba2.hariq@outlook.jp
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