自分自身がダンスをしたというと、高校の体育祭の出し物で踊ったぐらいでしょうか。それも一人全然できず、呆れられていたことを思い出します。僕にとってはまさに別世界なのです。
体が硬い、リズム感がない、そんな僕は笑うしかありません。
筋肉の走行、付着部位、作用、硬さだけだと、ついつい部分部分にフォーカスしてしまいます。自分でのダンスの経験が皆無に等しいので、どういった動きをするかがイメージしづらいのです。
そんなこんなで、最近はダンスの運動学や解剖学を勉強しております。
ルルヴェ、ポワント、プリエ、アンディオール
クラシックバレエの用語ですが、この歳になるまで知りませんでした。
基本となる動きがどの筋肉を使うのか、基本となる動きができないと、どのように体がぶれて、使うべきではない筋肉を使ってしまうのか。
ルルヴェは、つま先立ちすることをいいます。最近自分の筋トレにも加えているのですが、なかなかしんどい。
バレェはピンと伸びた棒のようなイメージ、あくまで僕の私見です。細く長い、手足も細く長いの棒のようになっていて、それを動かすイメージ。重心は真ん中で、付属している手足は遠心力で回される。
ピンと真っすぐに足は伸びていますので、常に足を底屈、ルルヴェしています。
バレエをやっている患者さんの下腿を触ると、内側が固くなっている方が多いです。
恐らくなのですが、足の内側に荷重がかかり、足が外返しするのを防ごうとして使ってしまうのではないかと考えられます。
足でも手でも、親指と小指を比較した場合、どちら側が強いかといったら明白ですよね。
親指のほうが強い。
強いということは必然的にそれに頼ります。しかし親指1本だけでは安定感がありません。その他の4本で支えることになります。親指→4本→親指→4本。シーソーのように保ちながら、フラットな状態をキープします。
下腿の筋肉は、腓腹筋内側、ヒラメ筋、その下に長趾屈筋があります。長趾屈筋は親指以外の足の指を曲げる(底屈)する筋肉です。
そのために内側の筋肉が固くなりやすくなります。
足のバランスが悪い方、後足部が外反している方、初心者、筋力が弱い、体重が重い、足の使い方を変えた。
なので、ふくらはぎのマッサージとして、腓腹筋の内側ばかりマッサージをしていても、足の指の筋肉をほぐせていないので、疲労がどんどん蓄積していきます。早め早めに鍼で緩めていただくと、底背屈がしやすくなったり、ルルヴェがしやすくなります。
とまぁ、ほやほやの情報と今までの臨床での患者さんの状態をリンクさせて書かせてもらいました。体の使い方に関しては、そうではないよ。というのがあるかもしれませんが、ある程度納得いくものもあるのではないでしょうか。
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