2016年12月30日金曜日

繋がり


うちの治療のもとになっている北京堂。

その北京堂の浅野先生のコンセプトに、効果のある鍼灸を全国にというものがあります。
北京堂のやりかたは、運動器疾患、整形外科疾患にとくに効果の高いものです。患部の筋肉に適切に刺鍼し、痛みや症状をとっていく。

ただ先生だけでは、診れる患者さんの数に限界がありますし、遠方からわざわざ来院するのは大変です。

そんなことから、弟子を養成して各地に北京堂を作り、患者さんが困らないようにしようということで、各地に弟子がいます。

また、一番弟子である神戸二天堂の中野先生は「炎の鍼灸師養成講座」を開講して、後進の指導に当たっています。

そんなこともあり、穏やかではありますが一定のネットワークができています。


9月に開業してからも、京都の北京堂、神戸の二天堂、島根の北京堂、東京の北京堂、はたまた勉強会の石川の先生や名古屋の先生からの紹介や、勉強会を受講していた先生からの問い合わせなど、そのネットワークの広がりを実感します。

しかも、皆さんその効果を実感されていて、各治療所で非常によくしてもらっていたっことがうかがえます。

横浜の時も、東京の他の北京堂の紹介もありましたが、大阪に帰ってからというもの、そのネットワークの広さにびっくりです。

浅野先生が昔から言っていたことが、ちょっとづつ実現していっています。

横浜や大阪で受けたという方が、各地域にいった時にそういったお役にたてるようにしないといけませんね。


大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
BABA鍼灸北京堂大阪
吹田市豊津町18-4ウイニング・パラ江坂1B
電話:06-6821-3000


年末ですね


一般の会社は昨日が最終日でしょうかね。うちのまわりの会社も、普段みられない掃除をやっている風景を沢山みました。

うちも、他に負けず拭き掃除です。うちの壁は真っ白なので、ホコリやすすがちょっとずつ目立つようになりました。

朝からはたいて、拭いて、すっきりです。

例年、「今年最後の治療を!」ということで、年末はわりと忙しいのですが、今年は静かなものです。12月31日までやるのも初の試みですが、どんな感じなのか楽しみです。

年明けは3日からです。東京の患者さんが、大阪に来るついでに予約をとってくれています。久しぶりの再会が楽しみです。


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2016年12月26日月曜日

肩が挙がらない


肩が挙がらないというと、五十肩をイメージします。

気を付けないといけないのは、腱板の損傷がある場合です。


肩関節を動かす際に主に使う筋肉があります。回旋筋腱板(ローてーターカフ)という、棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋からなる筋肉です。



左が前から見たもので、上の緑が棘上筋、紫が肩甲下筋。右側が後ろから見た図で、
青が棘下筋、黄色が小円筋です。

腱板というのは、それらの筋肉が肩につく白くなっている部分をいいます。赤い筋肉の部分ではなく、白いスジの部分です。

赤い筋肉の部分というのは、血管も豊富で痛めても修復しやすい部分です。さらに弾力性もあるため、痛みにくい。

一方、白い腱の部分というのは、血管も少なく修復しにくい。弾力性も少なく負担がかかりやすい。


五十肩と腱板損傷のわかりやすい見分け方ですが、他人に肩を挙げられて痛いかどうかです。
五十肩ですと、痛みが出ますが、腱板損傷であれば痛みが出ません。(※損傷度合や、症状によって違う場合があります)

五十肩は筋肉の硬さや石灰の沈着などがあるので、自分であろうと他人であろうと動かすと痛みが出ます。

一方、腱板損傷の場合、筋肉には問題はないので、負荷がかかっていない状態ですと、痛みが出ません。


腱板損傷の場合
・転倒や事故などでなる外傷性のもの

・老化や使い過ぎ(野球や水泳などの肩を動かすスポーツ)によるもの


損傷の度合により、手術が必要な場合もありますが、だいたいのものは痛みのコントロールや他の筋肉の強化やストレッチで回復していきます。


野球などで使い過ぎの場合は、ある程度痛みをコントロールができても、同じ負荷がかかった場合に痛みが再発することが多いです。そういった場合は、フォームの不良や、筋力の低下、使い過ぎなどを改める必要があります。

鍼灸では、完全に断裂ものに関しては不適応ですが、部分的な損傷に関しては適応です。痛みのコントロールと、その他の負荷のかかっている筋肉に負担軽減がメインになります。

また、筋トレ方法の指導や普段の体の使い方などの説明がメインとなります。


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2016年12月25日日曜日

痛みtoはり


2日前、仰向けで睡眠中、目が覚めたので、横の子供を見ようと、頭を浮かせたときに咳き込んでしまいました。

その時に、思い切りスジを違えてしまいました。

あまりの痛さに悶絶していたのですが、可動域は問題なかったのでそのまま就寝。朝は何も問題なかったのですが、夜からじわりじわりと痛くなってきました。

仰向けで頭を浮かせる状態というのは、頭を支えるための筋肉が働いています。伸ばされた状態で筋肉を使っています。その時に咳き込んだために、急な負荷がかかります。

体は、それ以上は危険ということで、急激に筋肉をロックさせます。それが今回のスジを違えた状態です。

こういった痛みには、鍼治療というのは非常に有効です。自分で、後頭下筋のあたりをグリグリと刺激しておきました。自分でやると、どこが悪さをしていて、鍼をした時にどう効いているというのが非常にわかりやすい。おかげですぐに痛みは治まりました。

年末のお掃除や、普段しないことをやっている時というのは要注意です。

例えば、高いところの電球を換えたり、掃除をしたり、手を思いっきり伸ばす、それを維持するのに支える。こういったことって、普段まずやりませんし、使わない筋肉を使っていますし、普段使わない可動域で作業しています。

横着したり、自分の力や可動域、柔軟性を過信せず、楽な姿勢で作業ができるように、台を使ったり、無理しないようにしてください。

痛めたときは、早めにご連絡ください。年末は31日まで診療しています。
 
 
 
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2016年12月22日木曜日

クリスマス期間も診療しています!


クリスマス期間は、おでかけでしょうか?BABA鍼灸北京堂大阪は、通常通り診療しています。

疲れを取りたい方、痛み取りたい方、体調を崩している方、さらに忙しくなる年末を前に、体のメンテナンスにご利用ください。

初めての方も、鍼灸の刺激を体感してください。


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2016年12月20日火曜日

不養生

医者の不養生なんていう言葉がありますが、治療する側の僕たちは、自分の健康管理を後回しにしがちです。

実際、横浜で自分でやるようになってからというもの、健診らしい健診に行ってませんでした。

そんなこんなで、近所に健診をメインでやっている病院があったので、そちらに行ってきました。




とはいえ基本的な血液検査と尿検査のみなんですけどね。オプションはまた来年考えようと思っています。

健診センターだけあって、いろいろな方が健診にいらっしゃってました。病気の方がいないので、病気をもらって帰る心配はなさそうです。

手際よく進んでいきます。

採血された自分の血をみていると、学生時代に、こういった検体を病院を回って集めるバイトをしていたことを思い出しました。たまに有名な格闘家の血があったりね。(笑)懐かしい。


結果は年明けです。楽しみですね。



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2016年12月13日火曜日

ツボ

今日はツボについて調べてみました。意外と歴史的なことはあまり教わらないですし、資料が少ないんですよね。

鍼灸を使って、痛みや症状を取るときに、ツボを使います。

北京堂では筋肉、筋肉と言っているので「ここは何に効くツボですよ。」とは、あまりいいませんけどね。

正式にはツボのことを「経穴(けいけつ)」といいます。

「経」を調べてみました。

「巠」は台座を置いて上下に糸を伸ばす様を表す象形文字で縦糸を意味とあります。経は機織り(はたおり)の縦糸のこと。縦方向のこと。


「穴」は、象形文字では、洞窟の入口を象っています。ウ冠は家、八は分け入って入る。くぼんだ所。一般の人には知られていない利益のある事柄、場所。

経穴は、体の縦方向にある、くぼんだ所といえます。

ツボというのは、経絡(経絡)というグループがあって、基本的には上下の流れになっています。なので縦方向、縦糸といえます。


経穴(ツボ)を探す際に、確かに凹んでいるところを探します。はっきりと凹んでいる所もあればかすかに凹んでいるところもあります。逆に膨らんでいたり、温度が違うかったり、その場所は病気や、異常、不調がある場合に、なんらかの変化がみられる場所といえます。

本場中国では、「穴」、「腧穴」、「兪穴」といいます。金文といわれる殷や周の時代3000年前くらいの青銅器などに鋳造された文字から、穴は檐(ひさし)の下に小さな隙間がある状態で、腧は、刃物で木や粘土を削って穴状にする様子といわれています。

でなどでは、ツボ=壺となぜ呼ぶようになったかです。中国から入ってきて、穴のままでもよかったと思うのです。

辞書で壺を調べると、口がすぼみ腹の膨れた容器、酒や水を入れる器となっています。要点、急所。となっています。


日本では、古来より穴、くぼみ、割れ目というのは、神聖なものでした。要は女性器をあらわし、生命が生まれるところです。推測ですが日本人の性格上、直接的な穴という表現を避けたのではないかと。隠語のようにしてほかの言葉をあてはめたのではないかと。

ではなぜつぼだったのかです。壺というのは酒や水をいれておく重要なものです。酒は神との交信に使われ、清めにも使われる神事には欠かせないものです。

人体のくぼみ、穴は底なしの穴というよりは、底のある穴のイメージですし、何か中にありそうです。そういったところから、人体の重要な穴を壺に置き換えたのではないでしょうか。



さて、現在では体の中に何があって、どうなっているということがわかっています。人体模型や解剖写真、解剖書。しかし、当時の人体は神秘なものです。何が人を動かしているのか、構造はどうなっているのか、謎だらけです。

例えば、東洋医学では人間は気穴水が殻を巡ることによって、生命活動が維持されている。血はわかりやすいですよね。体に傷がつけば、血が出てきます。血が沢山でると死んでしまう。これは欠かせない物だ。水もわかりやすいですよね。鼻水、涙、汗、唾液、尿、膿、リンパ液など、これらも体に流れていて、体から出ていくもの、基本的には老廃物だったり、汚れたもの、体の中の水が何かされることにより、流れ出る。これまた重要。

次に、気。今みたいに何でもわかっている時代に、気というと、???怪しい。精神世界のもののように思うかもしれません。しかし、ひと昔前は、当たり前のものです。気のせい、気が散る、気張る、気配り、気持ち、気苦労、気落ち、気兼ね、気づかいetc普段使う言葉にも、気がつく言葉というのは沢山あります。呼吸していないと死んでしまいます。水の中では死んでしまいます。ぶくぶくと気が出ていきます。目に見えないが、とりあえず重要なものです。

そういったものがつぼの中にあり、人体を巡っている。それを調節すると、健康でいられると考えていたということですね。そういうふうに体のことを考えると、身近なものに感じませんか。難しく考えずに、体の訴えに従い、応える。



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2016年12月11日日曜日

年末年始の暴飲暴食


年末年始はイベント盛りだくさんで、暴飲暴食する機会が多くなります。暴飲暴食とまで言わなくても、飲む回数が増えたり、親戚や家族の集まりなどで、沢山の量の食事をする機会増えたり、不規則な時間に食事をするようになったり、睡眠時間が乱れたりなどで、胃の調子が悪くなると思います。

胃の疲労、胃の機能の低下、自律神経の乱れなどで、胃の機能が著しく低下します。

・胃が重たい
・お腹が張る
・膨満感
・食欲が低下する
・お腹が痛い
・胸やけがする
・胃酸が逆流する

毎年こういった症状になるという人もいるかもしれません。

実は、鍼灸、こういった症状にも効果的です。BABA鍼灸北京堂大阪では、「胃下垂」治療を得意としています。

胃下垂の方の症状、上に挙げたような症状を呈します。病的な胃下垂の方は、常にこういった症状です。そりゃつらいですよね。

長年こういった治療を行ってきたので、胃の諸症状の治療にも対応しています。年末年始の胃の不調にぜひ鍼灸治療を取り入れてみてください。下に症例報告をリンクしておきます。

胃下垂の症例報告
胃下垂・胃の不調スマホページ


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2016年12月9日金曜日

ヒートショック

朝晩冷え込むようになってきましたね。

布団から出るのが嫌になってきます。

さて、こんな冷え込むときに注意してほしいのが、「ヒートショック」です。


寒いところから、急に暖かいところへ、逆に暖かいところから急に寒いところへ。


といったように急な温度変化が体におよぼす悪影響のことを「ヒートショック」と言います。具体的な悪影響というのが、急激な血圧の上昇、下降により、脳梗塞、脳出血、心筋梗塞、くも膜下出血、失神などが起こることがあります。

例えば、急激に体温が下がると、体は体温を上げようととして、血液を全身に送ろうとします。全身に血液を送るために、血管を収縮させるわけです。運動しているときなんかがそういった状態ですね。

急激に体温が上がると、体温を下げようとしますから、血管を拡張させます。拡張させると血液の流れは緩やかになるので、脳にいく血液が低下しますので、貧血のようになったり、失神したりするわけです。

血圧の上昇で気を付けないといけないのは、脳梗塞や脳出血、くも膜下出血、心筋梗塞ですね。

急激な温度変化以外の血圧が上がる要因
・朝の起床
・トイレ
・いきむ、踏ん張る
・怒る
・運動をする
・アルコールを飲む
・ストレス
・喫煙

ざくっとこんなところです。

冷え込むと何が危険かというと、これら血圧があがることが重なるということです。一つでもリスクは高いのに、2つ3つ重なって、リスクが倍増するということです。

起床とともに血圧上昇
寒さで血圧上昇
トイレで血圧上昇
朝の一服で血圧上昇

嫁に嫌味いわれ怒って血圧上昇
逆に怒られストレスがかかり血圧上昇

どうです。危険でしょ?(笑)

寒い脱衣所から、暖かい湯船にドボン!こういったことも気を付けてくださいね。プールのようにちょっとずつちょっとずつ、お湯をかけて慣らしてからです。


もともと血圧の高い人は要注意です!


うちの師匠のページに脳出血にでくわしたときの、はりを使った対処法がのっていましたんでリンクしておきます。鍼の本場中国では、鍼で脳出血や脳梗塞の治療をするのはポピュラーです。
救急車を呼ぶのはもちろんですが、隊員が来る間にやっておくといいのではないでしょうか。
脳出血に出くわしたときの対処法



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2016年12月5日月曜日

スマホページとPCページ

うちのホームページは、パソコン用とスマホ用のページがあります。パソコンで検索したらスマホのページはみれませんが、スマホで検索すると「スマホサイトにしますか?」って出てきて、はいを選択するとスマホページにとんで、いいえにするとすまほでもパソコン用のページがみれます。

大体の鍼灸院は、パソコンのページをそのままスマホでもみる形です。わざわざ作りません。

なんでうちはしているかというと、グーグルがスマホ対応ページにしていると、優良なサイトとして評価をしてくれるというようなにニュースを知ったからなんです。

早とちりしてスマホページを作らんとってなって作ったんですけど、スマホページとスマホ対応は別なんですね。(笑)ほかの北京堂の先生も誰一人やってなくてびっくりだったんです。やらんでも検索が下がったりしてないんで、なんのこっちゃって感じだったんです。

でまぁ作ってしまった以上はそのまま使用ですよね。

メリット
なにより見やすい!ってことでしょうかね。スマホ用なので、あの画面サイズにフィットしています。パソコンサイトをそのままスマホ表示だと、字が小さくてかなり見にくいので、年齢を重ねると地獄です。

デメリット
情報量が少なくなる。見やすさを重視ということもあり、あまりごちゃごちゃ書くとね。ただ、鍼灸って知らない人がほとんどなんで、色々説明が必要なんですよね。そういう場合、スマホサイトだとどうしても少なくなる。



それと、最近非常に気になっているのですが、HPを検索する人の比率がパソコンよりもスマホの人が多くなっているんですね。当然ですよね。いちいちパソコンひらくよりも手軽に調べられます。

ということは、鍼灸院を検索してうちのページがヒットした場合、スマホの人はスマホのページをみますよね。そうするとパソコンページは開かれることなく、スマホページに行くから、パソコンページの重要度が下がるんじゃないか?という不安です。SEO的にはどうなんや?って感じです。

ひっとしてスマホサイトを閲覧しても、情報量が少ないので、うちの良さが伝わらないのではないかという不安。

二つあることによっていい面が半減しているのではないか?という感じです。(笑)

ということで、そんな不安からスマホのページをいじる頻度が高くなっています。まだ、肩こり、腰痛のみですが、少しづつメニューを増やして、ボリュームアップを図っています。
どちらを見ても興味がでて、わかりやすいページ。難しいですが頑張ります。

まぁあとは、師匠のページみたいに、ソネットがサービスを止めないことを願うのみです。

スマホのページも微妙に変化していますんで、チェックしてみてください。



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2016年12月3日土曜日

年末年始のお知らせ

BABA鍼灸北京堂大阪の年末年始。

年内は12月31日(土)まで

年明けは1月3日(火)から


ということでお休みは1月1日(日)、1月2日(月)のみです。よろしくお願いします。


それと、年明けから水曜日を休診日にいたします。


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