2015年8月28日金曜日
ザリガニ
最近、患者さんからいただきましたザリガニを飼い始めました。生き物を育てるというのは何年ぶりでしょうかね。
患者さんからは、メダカでも飼っているんですか?とよく言われます。1センチにも満たないので、ザリガニとは思わないようですね。
で、ほとんどの方が、「ザリガニって臭くなりですか?」と言います。
確かに、小さい頃飼っていた時も臭かったように思います。けど、今は便利で、ネットを見れば、正しいザリガニの飼い方みたいなのが沢山出てきます。
それによると、ザリガニが臭くなるのは、水が臭くなるのであって、ザリガニが臭くなるのではないということです。
水が臭くなる原因は、ザリガニの糞、餌が腐ることによって、あの臭いを発するようです。だから、2,3日に一回は、水をかえていると、臭くはなりませんよ~ということでした。
なるほど~ですよね。しかも、丁寧に水が臭くなりにくいエサなんてものも出ています。(笑)
何事もそうですが、今は何でも情報が手に入るようになりました。困った時にどうしたらいいか、そういったこともほとんどのことはわかります。
病気やケガのときもそうですね。こんな症状の時には、どう対処すればいい。どこに行ったらいい。何でもわかります。
ただ、気を付けたいのは、情報がありすぎるということです。どの情報を適切に利用するかどうかは、本人の責任になります。
うちに来院される患者さんでも、病院などの専門機関に行かずに、ネットの情報だけを頼りに、自分で判断して状態が悪くなっている方もいらっしゃいます。
そういった方は、初めに診てもらった時の印象が悪かったり、コミュニケーション不足だったりで、不信感をもっていて、何かあっても医療機関にかからない場合が多いです。
こういったことは、自分の臨床にも置き換えることができます。僕の施術で、鍼灸の印象が悪くなる人もいれば、良くなる人もいます。その方の、今後の健康や日常のあり方にも影響を及ぼすということを自覚しないといけないな~と、改めて思う今日この頃です。
さて、いただいたザリガニは当初は3匹いたのですが、今は1匹になってしまいました。初めから元気なやつは今も元気です。色が少し白っぽかったり、動きの鈍かったのは、残っていません。
人間にも個体差があります。治りやすい人、治りにくい人、病気になりやすい人、なりにくい人。
ただ、人間の凄いところは、自分で予防したり、鍛えたりできるところです。先天的に決まっている部分以外で、きちんとすれば何とか出来ることも多くあります。
それに気が付き、自分で自分の体を大切にできるかどうかは本人次第なのです。
自分の体です。大事にしないといけませんね。
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