ネットのニュースに「累積疲労」なる言葉がありました。
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疲労がたまってくると、血管の9割を占める毛細血管と、リンパ管がつまりやすくなる。また、体の細胞を修復する成長ホルモンの分泌が減って、死んだままの細胞がたまっていく。こうして、体のだるさを感じるようになる。
さらに、胃腸が弱り、栄養素が消化・吸収できなくなる。特に、ビタミンや微量の重要な栄養素が吸収できず、消化や運動などの生命活動の中心でもある酵素の活性も落ちる。ますます、毛細血管がつまりやすくなる。
こうした中で、脳の毛細血管がしだいにつまっていくと、理性をつかさどる大脳の前頭前野の働きがゆっくりと衰え、神経回路網もだんだん荒廃していく。
つまった末梢(まっしょう)の細い血管が体内、特に脳に増えていくのが、累積疲労の要因だったのです。
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今回、こちらから引用させていただきました。
疲労回復には言うまでもなく、睡眠が大事ともいっています。
疲れていて、寝れないというのは最悪なんですね。寝ている間に痛んだ細胞を修復して、疲れを取る成長ホルモンを分泌させるので、寝れないということは非常にマイナスになります。
こういったことは、鍼灸の世界ではずっと言われていることです。気と血と水を動かす。留まらせない。流れが悪くなり、滞ると病気になる。
最近は、昼も夜も関係なく人は動いています。夜勤をやったり、日勤をやったり。労働時間が長く、休日もないなんて、ブラックな会社の話もよく聞きます。
上に書いてあるように、体の末梢の段階で済んでいれば、まだましですよね。実際のところはどうかわかりませんが、書かれている通り脳の毛細血管にまで達してるのであれば、そりゃ精神的にも参ってきますし、症状も重くなります。
鍼灸師としてできることは、患者さんの体をほぐし、血流を促し、リラックスしてもらう。患者さんの愚痴や話を聞いてガス抜きをしてもらう。そんなところでしょうかね。
仕事に追われ、締切に追われ、数字に追われ、日々追われている方が多いように思います。そんな方の緊張を解いて、少しでもお役に立てればと思っています。
さて、北京堂も3日ほどお休みをいただきます。休みの方が忙しいのでリラックスできるかはわかりませんが、英気を養ってこようと思います。
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