2023年1月20日金曜日

パワーリフティング

 先日、福岡からパワーリフティングをやっている方が来院されました。

パワーリフティング

ウェイトリフティングと違うの?なんやそれ?ですよね。

筋トレをする方はご存知かもしれませんが、あまり認知されていない競技かもしれません。

  • スクワット
  • ベンチプレス
  • デッドリフト
この三種目のバーベルを持ち上げ、重さを競う競技です。イメージつかない人は下の動画を参照ください。



  • スナッチ
  • クリーン&ジャーク
ウェイトリフティングはこちら二種目で競います。
わかりやすい違いは、ウェイトリフティングの二種目はバーベルを頭上に持ち上げます。



こんな感じです。筋トレをする方はこれらをトレーニングでやっていると思います。競技ですから、ただ挙げればいいわけではなくて、様々なことがルールで決まっていて、そのルール内で重量を上げなければいけません。

筋トレをやる人が増えたので、競技をやっていない人が大会に出場するということも増えてきているそうです。

動画をみてどうです?

見るからに体に負担がかかりそうですよね。気をつけないと体を痛めてしまいます。

重たくなればなるほど、少しのミスが怪我につながるのは想像できるでしょう。
それよりも怖いのは、長年の負担で関節を痛めてしうことです。関節の軟骨がこれらの重量に耐えられなくなり、硬くなり、どんどん減っていきます。これは、何もしていない人でも同じことですが、高重量でやっている人は、その何倍もの圧力がかかっているため、一般の人よりも摩耗が早いのです。

全身を使って挙げるのですが、ここでも負担がかかる場所は不安定な場所です。頸部、腰部がメインで、末端の関節と続きます。

関節に負担がかかってくるので、神経症状を伴うことが多くなります。ヘルニア、狭窄症や変形性脊椎症など、加齢によって高齢の方がなるような症状が若くから出るようになります。

頸部であれば、肩、腕、指先に痺れや痛み違和感
腰部であれば、臀部、大腿部、下腿部の痺れや痛み違和感

こういったものを伴うようになります。

鍼灸でやる部位や方法は一般の方と変わりませんが、本数や太さは上がってくると思います。

鍼をすると重量を上げやすくなったとおっしゃっていました。長く楽しく競技を続けていただきたいものです。



大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
吹田市豊津町18-4ウイニング・パラ江坂1B
電話:06-6821-3000

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