2019年11月6日水曜日

季節の変わり目

大阪では、4日に「木枯らし一号」が吹いたそうで、去年より18日も早かったようです。

そもそも、木枯らし一号って何やねん?

ほとんどの人が同じことを思っているかもしれません。

その年の、秋から冬に初めて吹く、強い北風のことをいいます。いよいよ冬の到来になります。

夏は、南から吹く風ですね。

何が違うのか

・北風は、乾いた冷たい風
・南風は、湿った暖かい風

季節の変わり目に、風が変わるので体調にも大きく影響します。季節の変わり目に体調を崩すという方も多いかもしれませんが、風や湿度、気圧配置に身体が反応します。

人間も自然の一部ということを痛感します。

冬に風邪やインフルエンザが流行るのは、乾いた冷たい風が吹いているからといえます。
体の水分が奪われるということは、免疫を司る各粘膜が乾いて機能が低下するからです。
粘膜=鼻、喉、口、気道など


さらに、体は冷えます。血流は低下し、筋肉だけでなく内臓などの機能も低下します。

うちの患者さんでいうと、寝違えやぎっくり腰が増えます。

これらは、筋肉の急激な緊張です。

冷え、血流の低下は、筋肉を硬くさせるのは当然ですが、乾燥により血管内の水分量が低下します。血液の成分はドロッとしてきます。それによっても筋肉を硬くさせます。熱中症と同じ原理です。熱中症になると足や全身がツッタリ、緊張したりします。汗をかいて水分量が低下する夏とは違いますが、同じようなことが起きることになります。

東洋医学で「風邪」は、風の邪気のことをいいます。風の邪がからだに入ることにより、風邪になる。風は字のごとく、全身を駆け巡る、だから全身症状である倦怠感や関節の痛みになる。

夏、冬に関わらず、水分補給が重要になります。

血液がどろどろにならない食事も重要です。

血流を促す運動が重要です。

患者さんが言ってました。人間何かを変えるということは非常に難しいと。わかっていてもできないのが人間ですと。

的をえています。僕も変わりたいものです(笑)


大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
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