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2014年3月5日水曜日

統計





 facebookで、知り合いの鍼灸師がシェアしていた記事でこんなのがありました。

 「開業後の鍼灸師の成功率を聞いてみても良くて3%程度といわれています。それも食べていけるだけ成功する鍼灸院が3%程度で、 本当に大きくなっていく鍼灸院になると1%にも満たないかも知れません。」

学生や免許を取り立ての鍼灸師向けの経営セミナーの記事でしたが、ほんとにそうなんでしょうかね?

平成10年
1998年

平成12年
2000年

平成14年
2002年

平成16年
2004年

平成18年
2006年

平成20年
2008年

就業はり師数

69,236人

71,551人

73,967人

76.643人

81,361人

86,208人

就業きゅう師

67,746人

70,146人

72,307人

75,100人

79,932人

84,629人

はり・きゅうを行う施術所

13,455

14,216

14,008

14,993

17,794

19,451

あん摩等並びにはり・きゅうの施術所

31,434

32,024

32,722

33,601

34,517

35,808

合計施術所数

44,889

46,240

46,730

48,594

52,311

55,259

開業率

64.83%

64.62%

63.17%

63.40%

64.29%

64.09%

(治療院開業.comより引用)

食べていけるだけ成功する鍼灸院が3%というなら、あとの97%は食べていけないということです。だとしたら、ものすごい数字ですよね。皆さん廃業しているのでしょうか?

それでも、数としては年々増えています。廃業する数も多いが、開業する数のほうがもっと多いということでしょうか?企業統計を見てみたのですが、いまいちわかりにくいんですよね。あん摩マッサージ、はり・きゅう、柔道整復師が一緒のくくりだったり。

ネットで検索すると、鍼灸師の年収や仕事の状況など、ネガティブなものが多く出てきます。上の文章にもあったように、成功する人は数%といったものや、ごく一部というものです。しかし、どれくらいの人が廃業しているというデータは出てきません。そういったことを言っている人は正確なデータを持っているのでしょうかね。

かといって鍼灸師を取り巻く環境がいいわけではありません。

学校を出たほとんどの鍼灸師は、整骨院や病院、リラクゼーション施設でマッサージをしたり、介護施設で介護のお手伝いをしたりといった具合ではないでしょうかね。ただそれは、どの業界も一緒ですよね。

だから上の表の開業率は意外に高いな~というのが正直な感想です。

業種限らず、商売をやっているところで余裕を持ってやっているところというのは、ごく一部なんじゃないでしょうかね。みなさん試行錯誤して、地道にやっていると思います。

さて、鍼灸の治療に目を向けてみると、ツボは統計学だというのを学校で教わりました。偉大な先人達の臨床の積み重ねが、ツボになり、こういった時はこの場所に鍼をする。違うときはここにするといった、その小さな積み重ね、データが今ある治療法やツボになっています。

臨床で患者さんの体と向き合っていると、治療効果が上がらないときもあります。最近の病態が変わってきているというのもありますし、その統計をうまいこと使いこなせていないということもあります。

逆に統計通り!みたいのときもね。そんなときって、意外にすぐ忘れるものなんですよね。(笑)やっぱり、うまくいかなかったり、試行錯誤した時のほうが頭に残っています。

今日のmusic,,,"Best Day of My Life"@American Authors



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