- 10月8日(日)休み
- 10月22日(日)休み
- 火曜日 休み
腹筋と背筋を鍛えましょう!
腰痛予防とくれば、腹筋。のような認識をお持ちの方も多いと思います。
毎日、100回腹筋をやっているんですけどね。
たまに、こういう方もいらっしゃいます。しっかり鍛えて腰痛予防しています。間違ってないようで、間違っています。
体の前と後ろの筋肉をつけて、腰部をサポートするというのはいいことなのですが、この腹筋動作が原因で腰痛になっているからです。
![]() |
びーせらぴすとより引用 |
昔からやっている腹筋動作ですね。
注意してほしいのは、この腹筋動作は股関節の屈曲動作でもあります。
股関節の屈曲筋は腸腰筋(腸骨筋と大腰筋)です。大腰筋の緊張が原因で腰痛になっている方が多いのに、さらにこの筋肉に負荷をかけて鍛えたら、もっと硬くなります。疲労も取れません。痛みもひどくなります。
この事実を患者さんにお伝えすると、皆さんびっくりされます。
休ませて、ほぐしてやらないといけない筋肉を、逆に使って硬くしてしまっています。
腰痛のある方は、まずは緊張している筋肉をほぐす必要があります。腹筋を鍛えたいのであれば、体を起こさなくても、お腹に力を入れながら、へそを見る程度で鍛えられます。その程度にして、回数は10回程度から始めるといいと思います。
当方では、腹筋背筋よりも下半身をまず鍛えてからでいいと考えています。
大腿部、下腿部の筋力があれば、腰部の負担が減るからです。下半身を鍛えれば、腹筋や背筋も使うので、同時に鍛えられます。慌てず下半身の強化から行うことをお勧めします。
ヒトの脳容積は平均1490mlだそうです。
ゴリラは550ml、チンパンジーは400mlくらいだそうです。
脳の大きさと社会集団の規模に密接な関わりがあると言われています。ゴリラの大きさで10人頭〜20頭、ヒトの大きさで150人くらいだそうです。
この大きさの脳の処理能力では、付き合う仲間の顔と名前を一致させ、その人の考えやバックグラウンドを理解できる人数はこれくらいなのだそうです。
この説を提唱している人の名前からとってダンバー数というそうです。自分の周りの人を思い描いてください。家族、友人、職場など何人くらい理解できますか?
ヒトが今の脳容積になってから40万年くらい経過していますが、増加せず変わっていません。これだけ情報が溢れ、スピードが速くなっているのに、元の脳は変わっていません。どう考えても無理がきますよね。
スマホやパソコンに置き換えてください。
古いスマホやパソコンを使っていたら、遅くなったり、固まってしまったりしますよね。扱う情報量にハードが追いつかない状態です。
同じようなことがヒトにも起こっているわけです。それが、肉体的、精神的不調として出てくるわけです。
なので、スマホを見ないで、どこかでボーッとする時間が必要と言われますよね。そんな時間ないねんと言われるかもしれませんが、スマホが熱を持って動かなくなっている状態です。パソコンがファーといって唸りをあげている状態です。やはり休ませないといけません。ゼロにできないまでも、限りなくゼロに近づける必要があります。
ブラックアウトする前に、ゆっくりとリセット