腹筋と背筋を鍛えましょう!
腰痛予防とくれば、腹筋。のような認識をお持ちの方も多いと思います。
毎日、100回腹筋をやっているんですけどね。
たまに、こういう方もいらっしゃいます。しっかり鍛えて腰痛予防しています。間違ってないようで、間違っています。
体の前と後ろの筋肉をつけて、腰部をサポートするというのはいいことなのですが、この腹筋動作が原因で腰痛になっているからです。
びーせらぴすとより引用 |
昔からやっている腹筋動作ですね。
注意してほしいのは、この腹筋動作は股関節の屈曲動作でもあります。
股関節の屈曲筋は腸腰筋(腸骨筋と大腰筋)です。大腰筋の緊張が原因で腰痛になっている方が多いのに、さらにこの筋肉に負荷をかけて鍛えたら、もっと硬くなります。疲労も取れません。痛みもひどくなります。
この事実を患者さんにお伝えすると、皆さんびっくりされます。
休ませて、ほぐしてやらないといけない筋肉を、逆に使って硬くしてしまっています。
腰痛のある方は、まずは緊張している筋肉をほぐす必要があります。腹筋を鍛えたいのであれば、体を起こさなくても、お腹に力を入れながら、へそを見る程度で鍛えられます。その程度にして、回数は10回程度から始めるといいと思います。
当方では、腹筋背筋よりも下半身をまず鍛えてからでいいと考えています。
大腿部、下腿部の筋力があれば、腰部の負担が減るからです。下半身を鍛えれば、腹筋や背筋も使うので、同時に鍛えられます。慌てず下半身の強化から行うことをお勧めします。
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