2023年8月6日日曜日

内転筋群の緊張




 腰痛と内転筋緊張の関係

腰痛のひどい方で内転筋に力が入ってしまう方がいます。


大腰筋は上の図の赤矢印のように、
  • 大腿部を挙げる
  • 腹筋動作のように屈む動作
これらと併せて、大腿部を外に開ける動作、背骨をキープする動きも行います。

内転筋(青丸)は文字通り、大腿部を内転させる動きを行います。下の写真のような動きです。両太ももでボールを挟むような時でも作用しています


              

腰痛のある方は、大腰筋に緊張がある方が多いです。
長時間座っていて、立つときに腰が伸びきらないという方は要注意です。

大腰筋が作用して、股関節を屈曲している時や、座位で足が上がっている時は、内転筋の緊張も高まります。
とにかく明るい安村さんの、足をあげてパンツを隠すポーズを想像して見てください。

外に広げる動きよりも、内側に近づける動きの方がやりやすいです。足を挙上する際にも、内側に寄せる方が安定するし、力が入りやすい。

そのため、大腰筋よく使うと内転筋も多く使うことになります。

これらの筋肉の動きを知っていると、普段の動きでどこが緊張しているかがわかるようになります。鍼で緩めると効果的ですが、ストレッチやマッサージでセルフケアされるのもいいと思います。腰痛のある方は、こちらも併せて緩めていただければと思います。


吹田市豊津町18-4ウイニング・パラ江坂1B
電話:06-6821-3000
🔗LINE

0 件のコメント:

コメントを投稿